ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

同伴避難を考える。

2024-02-09 11:17:02 | わんこ
本日、快晴です。
昨日も晴れていましたが、もっと、くっきりと晴れ。
冬の清々しい晴れです。

さて。
元旦に大きな地震があり、今も様々な報道が流れてきます。
大変な被害を見ると、つくづく自然、地球の怖さを感じます。

その中で、やはり考えるのは避難のことです。
とくにペットを連れての避難。
ようやく、ペットを預かる所が出来たり
ペット同伴だけの避難所が出来たりしているようですが
それでもまだまだ、自主的に車などで生活をされている方も多いようです。

我が家も、動物愛護センター出身の元ノラ犬だったワンコがいます。
推定5歳~8歳の時に来ました。
もう5年経つので、10歳~13歳のおばちゃんワンコです。
保護犬なので雑種かと思っていたら、獣医さん曰く
100%柴犬です、とのこと。
良く見れば、外見も柴犬ですが
性格も柴犬特有の頑固さや繊細さ、協調性の無さがあります。

我が家でワンコを飼うのは、2度目。
前のワンコは雑種ながらとても大人しく
飼いやすいワンコでした。
ただ、帰省などで留守をする際に
当時、お世話になっていた獣医さんに「環境の変化はダメ」
と言われホテルを利用してきませんでした。
ご近所のワンコ友だちさんに、餌と散歩をお願いしていました。
(お友達が留守の時は、私がそこのワンコの面倒を見ました)
とても有難かったのですが
次にワンコを飼う時は、ホテルに預けてみようと思っていました。

なので、今のワンコは病院併設のホテルを利用していました。
が。
昨年、私たち夫婦で旅行(3泊4日)の際にホテルに預けたところ
今までになく、ワンコが衰える・・・というか、老ける・・というか
とにかく別の犬のようになってしまいました。

暗く俯いてしまい、ちょっとでも手が触れると
キャンキャンと甲高い声で泣き叫ぶのです。
それまで、ワンと吠えて噛むことはありましたが
そんな声ではなく、まるで虐待されているような声でとても驚きました。
ホテルではきちんとご飯は完食していたそうですが
毛はボサボサになっていて、まるで心を現わしているようでした。
全てに怯えてしまい、散歩も食事もとても苦労しました。

このまま、この状態が続くのだろうか・・・と
とても心配しました。
今までとても可愛がってくれて、毎回オヤツをいただくおじ様に会っても
認識できないようで、本当に別の犬になってしまいました。

ただ。
オヤツと餌には、だんだんと興味を示すようになってきたので
リッチな餌(カリカリフードにチュールを混ぜました)に変えてみたり
豪華なオヤツにしてみたり・・・
あとは、ただそっと見守るだけで
なるべくいつものようにして過ごしました。

2か月かかりましたかね・・・
やっと表情が戻ってきて、我儘をいうようになりました。
今は触っても、キャンキャン吠えません。
大好きなおじ様のことも思い出したようで
毎回、オヤツを頂くようになりました。

・・・とこのように、我が家のワンコは環境の変化にとても弱い、
ということを実感しました。
それがわかると、果たして一緒に避難所に行けるだろうか、
と心配になりました。
今の状態では、無理・・・でしょうね。

災害避難を考えて、小さな頃からキャリーケースに入る訓練をしていたり
社交性のあるワンコさんならば
大丈夫かと思いますが。
元々の性格、老化に伴う頑固さを考えると
無理だろうな・・・
車での避難生活がやっとだと思います。
とても不自由だろうけれど・・・
答えが出ません。
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