日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

青木鈴花ちゃん!入学おめでとう!

2007年02月14日 17時44分46秒 | 気まま日記
                        
【「喉頭(こうとう)軟化症」というのどの病気で、たんの吸引が必要な東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(6)が4月、市立小学校に入学することが決まった。文部科学省によると、たんの吸引が必要な児童が養護学校ではなく普通学級に入学するケースは珍しい。市教委は今後、両親と受け入れ態勢を決めるが、本人に吸引させる方向で検討している。
鈴花ちゃんは、病気のため、空気を気管に通す器具をのどに装着し、1~3時間ごとにたんを吸引する必要がある。
現在通う市内の保育園では、鈴花ちゃん本人がたんの吸引をするのを禁じている。このため、付き添いの看護師1人が、たんの吸引をしている。しかし、鈴花ちゃんは自宅では、約3年前から自分で吸引しているという。】【毎日新聞 2007年2月14日 15時00分】
鈴花ちゃんの両親は、保育園から普通小学校へとあらゆる場面で戦っている。裁判に訴えないと打開できないとは、本当に残念です。
同じ毎日新聞ですが、三重県津市では、もっと積極的に同病の児童を受け入れている。各教育委員会によって取り扱いが任されているとはいえ、あまり格差のある取り扱いはいただけません。文部科学省は、看護士の採用などにも積極的に指導して欲しいものです。
一方、三重県津市では、裁判に訴えることもなく、喉頭軟化症と同時に難聴でもある女児が入学を許可されている。
喉頭軟化症の保育園児が今春、津市立の一般小学校に入学する。たんの吸引は、医師や看護師などにしかできない「医療行為」にあたるため、同市は看護師資格を持つ介助員を雇用して対応する方針だ。同市が、医療行為の必要な児童に対し、一般小への入学を許可するのは昨春に続き2人目。
毎日新聞 2007年2月1日(三重版)
【入学が決まったのは、同市内の自営業男性の次女(6)。女児はこの病気で呼吸が困難なため、生後3カ月で気道を切開してチューブを付け、のどにたまるたんを器械で吸引していた。現在は病状も落ち着いているため、自力でたんを吐くこともできるが、念のため器械を持ち歩いているという。
女児は難聴でもあるため、両親はろう学校に入学させることも考えたが、「大勢の児童に交じって育つ方が女児の将来に良いのでは」と思い、昨夏、津市教委に一般小への入学について相談し、1月下旬に入学が認められた。市教委は「親の希望をかなえるため、外部有識者なども入れて検討した結果。入学までに何とか介助員を確保したい」としている。
02年に学校教育法が改正される前は、障害を持ったり、医療行為が必要な児童はすべて養護学校などに入学していたが、改正後は医療行為が必要な児童も各自治体教委の判断で一般の学校に通えるようになった。これを受け、津市は昨春、たんの吸引が必要で、のどに穴を開けてチューブを取り付けている女児の入学を許可した。】


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1 コメント

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こんにちは (pinktiger)
2007-02-20 11:31:00
私は青木鈴花ちゃんの名前は知らなかったのですが、あの笑顔だけはしっかり記憶に焼きついていました。彼女の笑顔に思ったことをブログに書いてみましたので、よろしかったら覗いてみてください。⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/ukiuki21/diary/200702200000/

(TBを残していくので、よろしくお願いいたします)
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