雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外-14 M104 ソンブレロ銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2023年07月10日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
月も下弦となり、いよいよ夏物の星雲をCMOSカメラ533MCで狙いたいところですが、
わが越後の週間予報では この先も星を見ることはできそうにありません。
ブログ更新も1週間空いてしまったので、約4か月半ぶりに
シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』を再開する事にしました。

Ⅲ 銀河系外
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Ⅲ-14 M104 ソンブレロ銀河 3100万 光年 
NGC4594:種別 渦巻銀河 明るさ9.0等級 見かけの大きさ 8.7 × 3.5分角 星座 おとめ座
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真横から見た姿のこの銀河の直径は5~10万光年と 私たちの天の川銀河より小型ですが、
質量は天の川銀河の約4倍という重量級の銀河です。
この シリーズ 前々回の アンドロメダ座 NGC891と同様に真横から見た銀河の姿ですが、
違っているのは中心部が大きく膨らみ、明るい事。
他には 天の川銀河の10倍にもなる約2000個の球状星団を持っていると考えられています。
(メキシコの帽子「ソンブレロ」に似た姿からつけられた愛称)

天体写真の対象としては充分明るいのですが やや南方に位置するため わたしはこれまでに2,3回ほどしか撮影していません。
一番新しい画像で4年前の2019年5月に撮った画像になります。 ↓
( 元画像の35%に縮小した画像になります )
( ことわりがない場合は上が北側になります )
撮影DATA : 2019/ 5/ 4 22:19’~ Vixen VC200L+RedHD( 合成 fl= 1386mm F6.9)
露出 分 × 12枚 + 分 × 枚  ISO 6400 LPS-D2 EOS6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)
フルサイズカメラでの撮影のため写野が広く、主役の銀河が小さく写っています。
銀河部分を縮小なしで切り出した画像です。 ↓

ソンブレロ銀河 撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 鏡筒が向いた先にある四角枠が最初の画像の撮影範囲です )
2019年 5月 4日 23時34分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定 自宅裏で撮影

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自然が相手の趣味なので 星が見れない時は体力温存と行きたいのですが、
ブログ更新を一週間休むと
”ついに 徹夜する気力も体力も尽きたか” と思われそうで・・
最近は天体写真の撮影・画像処理の時間より、ブログを書く時間の方が多い気がします。
我が家の『かたてま野菜』ピーマンミニトマトの”アイコ”が採れ始めました
先日 小玉スイカ1個をカラスにやられましたが、
網をかぶせる対策により 残り4個はいまだ無事に生育中です。

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