雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系-番外1 網状星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年08月19日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
前回で 自宅で撮った『大宇宙SCALE』 第部 天の川銀河系 が終了したのですが、
写真集『大宇宙SCALE』には掲載されなかった興味深い天体があります。
その中から個人的にお気に入りの対象を”番外”として追加掲載することにしました。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


番外編の一つ目は はくちょう座の 網状星雲 になります。
Ⅱ 銀河系
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番外-1 網状星雲 1470~1860 光年 
種別 超新星残骸 明るさ - 見かけの大きさ - 星座 はくちょう座
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網状星雲は、はくちょう座ε星の南側で東西に3度ほどの間隔で向かい合った半弧状の散光星雲。
数万年前に爆発した超新星のガスが猛スピードで広がっている姿と言われています。
淡いため肉眼では見るのは困難ですが、カラー写真ではその美しい姿を写すことができます。

まずは比較的明るい東側から
網状星雲(東側)
天に上る竜の姿にも見えるのですが、”尾”がエビのしっぽで 私は竜頭蛇尾 星雲と呼んでいます。

続いて東側に比べると淡いのですが、ベール星雲魔女のほうき星雲 の別名を持つ美しい西側
網状星雲(西側)
わざわざモザイク2カットで撮影したのは、左上の”ピッカリングの三角形”と呼ばれる星雲を入れるためです
右下に見える網状星雲(西側)は”ベール”というより、和名として”天女の羽衣”と名付けたい繊細さがあります。

掲載した画像の撮影範囲になります。(背景ははくちょう座)

更に広い範囲を写した「只今撮影中」ショットになります。 ↓
( 枠内が 前の画像の撮影範囲になります )
2020/10/ 18 Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) カメラ三脚で固定撮影
*この「只今撮影中」ショットは、最初の網状星雲(東側)を撮影中のものです。

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今日は下弦の月でこれから半月ほどは月明かりを気にしないで良いのですが、
晴れると思っていたら突然の雨で洗濯物がずぶぬれになったり
天気が不安定で機材の設営も慎重にならざるを得ません。

夏枯れのこの時期に今裏庭で元気なのが・・・
10年ほど前から増えだした外来種の高砂百合
一本の株に5個もの花をつけることもあり、
その姿からわたしは「ヒュンヒュンユリ」と呼んでいます。

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