雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

NGC4565”針”銀河(かみのけ座) [ステラショット3 再始動]

2024年05月22日 | 天体写真(系外銀河)
今回からはステラシット3アップデータ3.0fインストール後の2夜目の撮影画像になります。

すでにブログ掲載済みの一夜目(5/ 2夜)に続いて、その翌日も晴れてくれました。
この夜(5/ 3夜)の一タイトル目は前夜と同じ おおぐま座の系外銀河NGC2841で、
繊細な銀河の構造を出すための追加露光の意味合いがありました。
撮影画像については前日の撮影分と合わせて画像処理を行ったものを
掲載済みですので省略させていただきます。
2夜分合わせた画像のブログ記事は
こちら → おおぐま座の銀河NGC2841 (再始動! ステラショット3 )

この夜2タイトル目に選んだのは、M(メシエ)No.はついていないものの わたしのお気に入りの かみのけ座のNGC4565
銀河側面から見た細長い姿から”針”(ニードル)銀河の別名があります。
毎年欠かさず撮っている銀河ですが、
今回はステラショット3がZWO社CMOSカメラのカラーバランス問題に対処できたことから
心機一転 撮りなおすことにしました。

 NGC 4565 針 (ニードル) 銀河 (かみのけ座) 
( 元画像の50%縮小で ほとんどトリミングなし )
( 上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2024/ 5/ 3 21:57’~ Vixen VC200L(レデユーサーHD) (合成fl=1386㎜)
露出 6分 ×12枚 (総露光時間72分)Gain150  Offset 8 ホワイトバランス(R50%・B50%) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・オートガイド・撮影) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理は新しく作成し直したものを使っています

ガイドが安定せず 20枚撮影した内の6割しか使えませんでした。
今後(来年以降?)の追加露光に期待して、今回は強めの処理を控えました。

これだけではさみしいので、昨年デジ一眼EOS6Dで一回り広い範囲を撮った画像になります。 ↓
撮影時のブログ記事および撮影DATAは こちら → 月が沈んで、ニードル銀河 NGC4565


撮影時の空の状態がわかる恒例の「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 5月 3日 22時08分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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我が家の”勝手連”の花たちは今アヤメが最盛期で、芍薬(シャクヤク)の華も開きだしました。
大好きな白い芍薬の華、今年は少し小ぶりですが白は二輪咲いてくれました。


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