くまぷーの海外ドラマblog

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CSI:5 第21話「禁断の味」 感想編

2006年09月18日 | CSI:科学捜査班
主任がとっても久々に思える。
主任とサラ二人にスポットを当てて、キャサリンは二週連続でお休み。

サラがナースステーションでピンチに陥った時、「主任~~~~!サラが~~~~!!」とハラハラ・・・するよりも、ふっと主任のほたほた歩きに癒されて、「うんうん、もっとゆっくり歩いていいよー」とか思ってしまった。ごめん、サラ。
やはり主任あってのCSIなわけで。主任抜きのエピなんてネバーアゲイン。
(もちろん個人的趣味)

今回は事件を通してサラの過去を掘り下げた、というエピソードになっていた。
今までは「サラの幼少期のサイドル家は暴力が耐えない荒れた家庭だったが、ある日とうとう母が父を殺害してサラは里子に」・・・というところまでは語られていた。その中の空白を埋める情報がいくつか出てきた。
サラの母は父を殺害して服役したのではなく、今回のような刑務病院に入れられたらしい。捜査の中でサラはその頃のことがフラッシュバックして、愛憎ない交ぜな気持ちを容疑者たちにぶつけていた。
ラストでジョアンが取調室から出て行くシーン、(サラは実際は「鏡」の向こうにいるのだが)ガラスの向こう側で去っていくのを見守る様子は、まるで幼いサラが母の面会に行って一人取り残されるかのようだった。自分の毒になる母だけど断ち切ろうとして断ち切ることが出来ない、そんなジョアンとアダムの母子関係に自分を重ね合わせてサラは苦しんでいた。
前向きに過去と向かい合うことを決めたサラだが、道のりは決してなだらかではないようだ。

しかし、どこまでサラに重いものを背負わせるつもりなんだろうか。
サラがうんうん唸ってる分には「大変だなぁ」と思って見てるだけだが、それを受け止めるのはいつも主任だし。もうちょっとサラに・・・いや、主任に・・・楽をさせてあげて
サラは今回不思議なマニキュアをしてたなぁ。一本だけ金色の。あれがまたアダムの心に火をつけてしまったわけだが。この間のタトゥーといい、金色のマニキュアといい、部屋のアジア趣味といい・・・サラとちょっと友達として付き合って、その嗜好をじっくりと見てみたくなる。
妖しい魅力を放つ小悪魔路線とか?いや違うな。

ろくろで壷を作成しながらしゃべると、レコード状に声が録音されてしまうというのはなかなかスゴイと思った。あれがちゃんと裁判で証拠として採用されるならいいんだけど。
・・・というか、裁判になるのかな、この事件。
「近親相姦罪」を立証するためには、最後にはアダムが口を割らない限り無理なんだろうな。どんなに親密性を思わせる手紙があったり、下着に口紅がついていても、言い逃れできる範疇だったりするものなぁ・・・

今回のポイントはアダムが24のチェイスだったというあたりだろうか。あの変な髪型のせいで全然最初気づかなかったけど。くりんくりんだもんね。
彼はもともとの素材は「プリズンブレイク」のマイケルと似たような路線かなと思ったが、マイケルもあんな髪型したらわからないだろうなー。
チェイスのときは肉体派だったのに、今回ちょっと華奢に見えたし。俳優さんは大変ですね。
・・・主任はその点、いつでもぽてぽてですが。

もしニックがくりくり・・・うぁ。(思考停止)
もしウォリックがくりくり・・・そのまんまやん!

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3 コメント

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やっぱり主任がいなくちゃ (Anne)
2006-09-19 08:40:10
わたしもくまぷーさんと同じく主任のいないエピなんて

ネバーアゲイン派です。やっぱりかわいいですね!

家に虫を連れ込まないという条件付なら、ぜひ主任を

自分の部屋に置いておきたいです。癒されそう。
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サラ頑張った! (miyako)
2006-09-19 14:59:04
今回自分の境遇と重ねながらの事件解明、サラは少しくらい壁を乗り越える事が出来たのかしら?

寂しそうだったな。。



人間を壊すことって案外容易いことなのかも。。。

家庭と言う狭い空間の中で、母親から陵辱されるアダム。。あんな事がなければ、普通に青春してただろうに。

そして、サラだって両親の仲が良ければ辛い人生じゃなかったろうに。



自分も子の親ですけど、良い見本と成らなくても、彼らの個性人生を尊重し、彼らに「老いる事」を身を持って教えていくのが、親の真っ当な務めなのではないかしら、と思っています。

決して心を体を傷付けてはいけませんよ。



主任がいて「ホッ」としましたけど、ダッシュでサラを助けに行ってよ~。ポタポタ。
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コメントありがとうございます (くまぷー)
2006-09-22 13:21:33
>Anneさん

確か主任の設定では、職場には標本がうじゃうじゃしてますが、自宅は意外とこざっぱり、怪しいブツはほとんど置かれていない・・・だったと思います。

使い分けはできるタイプなので、きっとお部屋においておくのも可能でしょう。

ただし、クリスマスに昆虫図鑑をくれます(爆)。

寝物語に一種類ずつ解説してくれそうな。



>miyakoさん

親子関係は、「育てる側のさじ加減次第」になるので、モンスターを作るのも壊すのも案外簡単にできてしまうのかもしれませんね。

サラは壁にぶち当たることで向こう側に到達できるのならいいのですが、ただ消耗してしまいそうでかわいそうです。何か「生まれなおす」ようなことが必要なのかもしれませんね。



主任がいても、ドアひとつ破れませんからね(^_^;)

あれがホレイショなら、いきなりガラスを銃撃して突破!とかだろうなー。

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