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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

グレイズ・アナトミー 第6話「禁断のデート」

2006年02月20日 | グレイズ・アナトミー
メレディスとデレクは、ベイリーに二人の関係を知られてしまったことでかなり気まずい。デレクはベイリーから「メレディスを特別扱いしたら許さない」と釘を刺され、不必要に冷たくせざるをえなくなる。
しかしメレディスは、パーキンソン病のレバンジーの娘から頼まれてレバンジーの手術を説得しようとするが、デレクの協力が得られない。
一方こちらも関係を持ってしまったクリスティーナとバークだが、関係を使って特別扱いされようとするクリスティーナとの距離をバークは測りかねる。
腫瘍を巨大化させてしまった患者アニーは、アレックスを気に入って担当に指名するが、アレックスはオペがしたくてうわべだけやさしくしていることがアニーにばれてしまう・・・

今回から「ナチ様」とお呼びしようかと思ってしまうほど、ナチの釘の刺しっぷりはすばらしかった。デレクとメレディスに、合計何本の太くて長い釘をぶすりぶすりと刺したことだろう。まったくの正論だ。
ナチは、あの病院の最後の良心といってもいいくらいだったりして?
なのに最後、またメレディスがデレクに会いにいくのがよくわからん・・・学習しろよー、他の人に迷惑かけてるのに・・・・。
ナチの読みは的中してしまって、来週イジーとジョージがメレディスとデレクの仲を知り、モメモメになってしまうようだ。でもメレディスはわかってないんだろうなぁ。ナチに言い訳に行った時、開口一番「知らなかったんです」って言い始めた時、ほんとに脱力しましたもん。
ナチ様、さぞかしうざいでしょうが、何とぞあのバカップルに鉄槌を・・・・。

そういえばなぜメレディスはデレクとの関係を、イジーやジョージじゃなくて、クリスティーナに打ち明けたんだろう。まぁ人柄からいって口が堅そうとかわからないでもないが。そのクリスティーナとバークの関係はまたこれも一味違う。
バークは内心おろおろって感じで「話し合うべきかな」とか言ってるし、クリスティーナは妙に割りきりまくってるし。バークは意外と恋愛ベタで遊んでいないタイプだったのだろうか。
「定義なんて必要?ナイーブなガキじゃあるまいし」
・・・・クリスティーナってそういう小悪魔ポジションなのか?何か違う、って感じが・・・・。でも、来週は妊娠検査薬使ってるクリスティーナの姿があったわけで、さーてどうなるか。

ジョージは相変わらず、みんなにメレディスラブがバレバレで、アニーにまで自分語りしてつっこまれてきょどきょど。
あの「あ、あ、あ」ってなる目の泳ぐ顔好きだなぁ。
「いいのよボク」とか「アンタ本気?」とか、ジョージってほんとに患者になめられやすい。でも、自分が難病と戦ってる時に「担当医師です」ってボクちゃんが配置されたらかなりイヤかも。でも執刀するんでなかったら、いじって遊べるからいいかなぁ。

イジーは毎回爆発してるような気が。でもってその爆発のトリガーはいつもアレックスだ。
これは・・・本気でラブフラグが立ってきたか?それとも因縁の対決化するか?
アレックスが時折みせる「いいひと」の顔と邪悪な日常の落差が、ドラマにいい感じの幅や味、深みをもたらしてるとはいえるけど、アレックスにそんなに簡単に同情したくないっていうか、あんまりいい人キャラに針をふりきらないでほしいなぁ。
なんかもう、雪の町で捨て犬を拾うとか幼い兄弟たちを必死で養ってるとか、それをイジーが目撃してグラリみたいな・・・・そういう様式美でカタをつけないで欲しいものだと思う。アレックスは最後までひねくれたイヤなやつでいて欲しい。

今回は非常に医療とロマンスのバランスが取れていたというか、このくらいでずっといってくれると楽しいかも。ためになって、笑えて、ちょっとホロリ、みたいな。ライトでタイトなER、ですか。
ERで予習をしたから余裕で見られる、って感じがしないでもないけど。
パーキンソン病の手術って、意識ある状態で頭の中を開くんですね・・・・血が出てこなくても、充分怖かった~。


【 脇俳優チェック 】

◆ナース .... Patricia Bethune
イジーが急遽胸を開いて心臓マッサージをするハメになった時、イジーをなだめて胸を開かせ、モニターをコールしているナース。第2シーズンにも同じナース役で2エピソード登場予定。
以前は P.B. Hutton名義でクレジットされており、「CSI:3」15話「永遠の別れ」で、キャサリンの娘リンゼイの学校の先生役で登場していた。
2004年を境にPatricia Bethuneに変更。「CSI:5」19話に登場予定。「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン2」19話「戻ってきたスター」ではウェバー夫人役で登場。
映画「スピーシーズ3」に出演。

◆外科インターン .... Sharmila Devar
アレックスがゲロ吐かれた服を着替えてる時、裸姿をじっと見て「見とれてるの?」とからかわれていたインド系女性。
「ジョーイ2」6話に登場予定。

◆イジーが胸部切開した患者パークの妻 .... Yvonne Farrow
「エイリアス」でディクソンの妻ダイアン役。1~2シーズンで5エピソード出演している。
「モデル・エージェンシー~女たちの闘い」ではセラピストのブレナン役。

◆アニーの母 .... Jane Galloway
デヴィッド・リンチ監督の「ストレート・ウェイ」にドロシー役で出演。「FBI~失踪者を追え4」7話に登場予定。
夫は「トゥー・ウィークス・ノーティス」でヒュー・グラント演じるジョージのと共に不動産会社を経営する富豪の兄ハワードを演じていたDavid Haig。二人の間には五人の子供がいる。

◆ナース .... Linda Klein
よーく見ないとわからないが、イジーが胸を開くハメになった時、後ろからイジーの手術着の着替えの手伝いをしている。
今回が初回の登場なので紹介するが、おそらくこの先はもうちょっとちゃんと映る回も出てくるのではないかと思う。顔はこんな感じ。彼女はこれからずっとナース役で登場する予定だ。ナース役ではイジーがアレックスを呼び出させていた黒人のナースタイラーと彼女の二人が一番出演数が多そう。ERのようにナースにも脚光が当たるだろうか?
彼女は「Nip/Tuck」でも「ナースのリンダ」としてずっと登場しているが、あのドラマでナースが出てくる場面はほぼグロで目をそらしてるからなぁ・・・。他にも「24」「シカゴ・ホープ」「NYPDブルー」など多くのドラマでナースやドクターとして登場している。それだけでなく医療技術アドバイザーとして多くの作品に名前を連ねている。
「グレイズ・アナトミー」と「シカゴ・ホープ」ではプロデューサーでもある。

◆レバンジーの娘 .... Lara Phillips
「ザ・ホワイトハウス4」で16話以降にホワイトハウス研修生ロレーン・ロマノ役で3エピソード登場。ウィル・ベイリーへの嫌がらせのためスピーチライターチームが全員辞めてしまったので、代わりにウィルが育成しなければいけなくなった素人同然の研修生。3人いたロレーンのうちひとりで、背番号は60番、たとえ話の「なまずの缶詰」をメモる、頭はあまりよくないが素直な子。ロレーン役のときはブロンドだった。

◆パーキンソン病患者レバンジー .... Bruce Weitz
80年代のスティーブン・ボチコ作品「シカゴ警察ヒルストリートブルース」のマイク・ベルカー刑事でレギュラー。「ER Ⅸ」では市会議員ブライト役。ウィーバーはクリニックの存続予算をネタにブライトと彼の同性愛の恋人キースに性病の違法治療を施し、そのためキースは亡くなってしまいウィーバーが窮地に立たされた。
他、「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」「F.B.EYE」「ザ・プラクティス」など出演作品多数。

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8 コメント

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えー…クリスティーナ…えぇえええ~~~!! (それいゆ)
2006-02-22 00:00:40
バークも人の子だった…!的な「話し合う」発言。びっくりですわ。

あの関係で上にいるのは経験してきているハズ?の、バークなのに…経験してなかったのですね。

更にビックリなのは、「釣った!釣ったった!」なクリスティーナ!

当然のように「手術したいんだけど」って…すげえ!すげえよアンタ!

別れたら損するからか、話し合ったら結果は「終わらせなきゃ…×100回」byメレディス五月蝿(笑)に、なるわけで…。

「別に子供じゃないんだしやりたい時にやればいーんじゃない?うふん」と、挑発的な…いや、そんな台詞は無いけど(笑)。



そして気づきました!

クリスティーナはイジーよりも下着シーンが多いのです!

ってコトは、あの人はセクシー要員なんですね(爆)!!
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それいゆさんへ (くまぷー)
2006-02-22 00:22:18
バークはもうちょっと遊び人だと思ってたんですが、なんか、ピュアでしたよね(^_^;)

ちょっとベントン入ってたかな、みたいな。

クリスティーナはどこまで本気なのか計算ずくなのか、イマイチわからないですが、それでもメレディスよりは潔いから見てて安心できます。

ほんとにメレディスのウザっぷりったら。



>あの人はセクシー要員なんですね(爆)!!



え・・・・そ・・・・それは・・・・



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Unknown (がじゅまる)
2006-02-23 06:19:46
上のお二人のやりとりに笑ってしまいました(笑)クリスティーナから目が離せませんね!



>>最後の良心

!!同感です!ナチ様にはもっとがんばって

いただかねばなりませんねぇ!

>>ライトでタイトなER

まさにですねぇ。どうしても医療シーンのインパクトはERには勝てないかな?って思ってしまいます。

ERで知った病気もたくさんありますしね。
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がじゅまるさんへ (くまぷー)
2006-02-23 10:39:57
クリスティーナはやっぱりすごいと思います。

彼女の存在感があってこそドラマがしまってる、って感じですよね。でも、恋愛担当キャラとかセクシー要員とか考えると・・・・・・・



ジョージなんてまだアレックスもバークも見せてない下半身まで脱いでましたから、セクシー路線担当に認定してバランスとろうかな?(バランス崩壊)



ERに教わったことが下地になって、他の医療ドラマが理解できてるって感じがしますよね。

やはりあのドラマは偉大だったとしみじみ感じます。
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医療ドラマとしては面白いのだけど... (KEI)
2006-02-25 00:29:12
くまぷーさん、こんばんは。

この頃は、デス妻話にもCSI話にも参加できず、寂しいです。

どれも今もちゃんと見ているのですけどね。

どうも1人盛り上がれずにいます。



そんな中で、このドラマはいい感じ。

でも、クリスティーナのロマンス(本物かどうかは不明?)は、ピンとこないものがあります。

彼女のPlotがバーク絡みばかりになると、しんどいかも。

2人も、いつか「ナチ様」に鋭く釘を刺されることになるのかな。



ところで、ジョージまでセクシー路線に!?

そう言えば、いい脱ぎぷりっで...(笑)
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Unknown (yasishi)
2006-02-25 11:36:50
ERってすごいドラマだったんだなあ、と感じずにはいられません。大概の医療シーンには驚かなくなってますから。

わかっていても「キャーッ!」となることもありますが。



アレックスはいい人の一面を覗かせたりしないことを希望します。彼には外科医が最高!という傲慢なキャラクター、憎まれ役で頑張って欲しいです。



突然ですが、ブログを変えました。この機会にお気に入りリストに入れさせていただいてもよろしいでしょうか。
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KEIさんへ (くまぷー)
2006-02-26 22:07:35
KEIさんお疲れモードとか?(^_^;)

グレイズはちょっと肩の力が抜けた感じで見られるので、あんまり細かいこと考えず楽しめていいですよね。

私もクリスティーナ&バークの展開は「それはやめてほしかったかも」という部分が無きにしも非ずです。

この先「そういうランディングか!」と感心するような方向に持ってって欲しいですね。

ナチも立場的にかわいそう。上司二人がそろって部下に手出しまくりで(^_^;)



ジョージのヌードがオープニングですし~(*^_^*)

しかし「すべての働く恋人たちへ」って、聞くたびに気恥ずかしくなります・・・
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yasishiさんへ (くまぷー)
2006-02-26 22:18:02
後発の医療ドラマが秀逸であればあるほど、そこにERの影を見てしまうので、ほんとに偉大だった(過去形)と思わせられますね。



メインキャストが一見悪い人で、でもほんとは心に傷を・・・みたいなのはある意味ロマノやウィーバーでやりつくしてるじゃん、みたいな。

アレックスはワルだけでも充分いい感じに育っていきそうな気がするので、傲慢な外科医向きのオレサマなままでいてほしいですねー。



お引越しお疲れ様でした。リンクありがとうございます。これからもよろしくお願いしますm(__)m

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