大掛かりにネズミ(本物?CG?)を大量に使っての導入で、思わせぶりかつウォリックとキャサリンの努力と苦労をたんまり見せておいて、あっさり「事故でした~」と解決してしまうのにはびっくりしたが、それも戦慄の事件の幕開けに過ぎなかった、みたいな。
普段、爆破シーンなどドンパチはマイアミにゆずるベガスだが、今回は家一軒すっ飛ばしてみせた。
しかしそこで単に逃げろードーン

ではなく、「証拠をなんとか回収しようとしてあの手この手苦心惨憺」を見せることで、うん、これがベガスのCSIだよな、と思わせてくれたような気がする。
それに久々に主任が実験くんになっていたし。ほかのメンバーに色々動かせて、自分はラボで長時間楽しそうに実験して、出てくる結果はちょっとだけどそれでも事件解決のキーになる、というパターンが見られてよかった。主任がとっても主任らしい気がするんだな。
あの腐敗実験・・・・子ブタ・・・・といえばサラがベジタリアンになった事件を思い出すわけだが、グレッグは初の検死解剖に立ちあった上にあの実験と、なかなかハードな体験の連続のようだ。でも吐かずに頑張ってるグレッグにいつしかみんな「頑張れ」っていう気持ちになるんだろうなぁ。
主任は検死解剖を見ながら、さりげなくシビアにグレッグの様子に目を配っていた。あぁやって、まるで実験をするかのように、育成ソフトで遊ぶかのようにグレッグを育ててる主任がちょっと好き。突き放しながらも彼なりに温かく愛情を注いでいるわけで、それがちゃんと芽が出てくるのには時間がかかるかもしれないが・・・・でも、CSIが10シーズンくらいになったら、グレッグもダメキャラじゃなくなっちゃうんだろうなーと思うと、ちょっと寂しい気も。
結局あの後、グレッグは巨大検尿カップ?に集められたんだろうか。みんなに協力してもらえばすぐなわけだが、グレッグのことだから水分がぶがぶ飲んでひーひー言って、「何してる。誰が自分だけで出せと言った。早くしろ」と主任に超ヒントもらうまでじたばたするんだろうな。
今回はラブラブビームが2発炸裂しそうになってちょっと不発弾となって残った感じだ。
キャサリンとウォリックは・・・・以前リンゼーのことでウォリックがキャサリンを抱きしめて慰めたシーンがあったが、今回本格的に進展しそう・・・なのかな?キャサリンは今フリーだし。でも主任とサラだけでもぐだぐだする部分があるので、この二人の話はちょっとしたスパイス程度であって欲しいような気が。
で、本命の主任とサラだが。
サラ「私のこと心配?」
グリ「心配じゃない・・・・気になった」
サラ「それって同じじゃない?」
同じじゃねーよ!とか夜中に騒いだ自分は、完全にじぇらすぃー入ってたわけで。
サラもそういうモーションがかけられるなら、とことん行けばいいのに、いつもそこから中途半端に引くからぐだぐだになるんだよなぁ。
しかしベガスは不発弾を二発も抱えてどうするんでしょう。まぁその時は、今回出てきた爆弾処理班のひとを呼べばすかっと爆破してくれそうだからいっか。
それにしても爆弾処理班といえばマイアミのホレイショ侍だが、爆弾処理班出身者というのはああいうかっこつけな空気を身にまとってしまうものなんだろうか。それともホレイショ風キャラを出してくることで遠まわしな笑いを狙ってみたってことなんだろうか・・・・と深読みしてみたりする程度にマイアミ後遺症が残ってる感じだ。
解剖シーンも子豚もなかなかグロかったが、家宅捜索で出てきた2D状態の猫には思わず目をそらしてしまった。何かヒントがあるかなと思いながらスローで再生した汚部屋には、死んだ金魚だけじゃなくてヘビも天井から吊られていて、「きっとあれはゴムの模型か何かを飾ってるだけだよな、男の子だし」と思いつつも、金魚→ヘビ→猫→人間と残虐行為が進行していってるオーウェンの心の闇に暗澹とした。
善悪の基準が両親にある心のまっさらな時代に、爆発物製作を家族の団欒としてすりこまれていては、オーウェンの人生は早い段階から殺人者として決定づけられていたようなものだ。
トラヴィスがどういう事情でダービン家に取り込まれてしまったのか、家が爆破されてしまって当事者が嘘しか言わない状況では何もわからないが、誘蛾灯にふらふらと吸い寄せられるように「家庭」の匂いに吸い寄せられてしまったのかもしれない。
ちゃんと親の愛情を知っている人間なら、あの両親とあの息子はどう見ても胡散臭いという直感が働くのだが、トラヴィスのレーダーはこと「家庭」に関しては希望的観測を燃料として動くようになっていたのだから、あっけなく騙されてしまったのだろう。あの位置では爆弾を見て逃げ出したのか、それともオーウェンは最初から殺すつもりで家に呼び込んだのか・・・・あまりにかわいそうな最期だ。
祖母が取っておいた小さな歯に不器用な愛情を感じずにはいられないが、しかしそれを10代の少年に理解しろというのも無理だろう。
ラストにグラスを傾けつつ主任とブラス警部が愚痴る、というのも前にあった「いいなー」と思っていた場面。あれはどのエピだったっけ?
普段、爆破シーンなどドンパチはマイアミにゆずるベガスだが、今回は家一軒すっ飛ばしてみせた。
しかしそこで単に逃げろードーン



それに久々に主任が実験くんになっていたし。ほかのメンバーに色々動かせて、自分はラボで長時間楽しそうに実験して、出てくる結果はちょっとだけどそれでも事件解決のキーになる、というパターンが見られてよかった。主任がとっても主任らしい気がするんだな。
あの腐敗実験・・・・子ブタ・・・・といえばサラがベジタリアンになった事件を思い出すわけだが、グレッグは初の検死解剖に立ちあった上にあの実験と、なかなかハードな体験の連続のようだ。でも吐かずに頑張ってるグレッグにいつしかみんな「頑張れ」っていう気持ちになるんだろうなぁ。
主任は検死解剖を見ながら、さりげなくシビアにグレッグの様子に目を配っていた。あぁやって、まるで実験をするかのように、育成ソフトで遊ぶかのようにグレッグを育ててる主任がちょっと好き。突き放しながらも彼なりに温かく愛情を注いでいるわけで、それがちゃんと芽が出てくるのには時間がかかるかもしれないが・・・・でも、CSIが10シーズンくらいになったら、グレッグもダメキャラじゃなくなっちゃうんだろうなーと思うと、ちょっと寂しい気も。
結局あの後、グレッグは巨大検尿カップ?に集められたんだろうか。みんなに協力してもらえばすぐなわけだが、グレッグのことだから水分がぶがぶ飲んでひーひー言って、「何してる。誰が自分だけで出せと言った。早くしろ」と主任に超ヒントもらうまでじたばたするんだろうな。
今回はラブラブビームが2発炸裂しそうになってちょっと不発弾となって残った感じだ。
キャサリンとウォリックは・・・・以前リンゼーのことでウォリックがキャサリンを抱きしめて慰めたシーンがあったが、今回本格的に進展しそう・・・なのかな?キャサリンは今フリーだし。でも主任とサラだけでもぐだぐだする部分があるので、この二人の話はちょっとしたスパイス程度であって欲しいような気が。
で、本命の主任とサラだが。
サラ「私のこと心配?」
グリ「心配じゃない・・・・気になった」
サラ「それって同じじゃない?」
同じじゃねーよ!とか夜中に騒いだ自分は、完全にじぇらすぃー入ってたわけで。
サラもそういうモーションがかけられるなら、とことん行けばいいのに、いつもそこから中途半端に引くからぐだぐだになるんだよなぁ。
しかしベガスは不発弾を二発も抱えてどうするんでしょう。まぁその時は、今回出てきた爆弾処理班のひとを呼べばすかっと爆破してくれそうだからいっか。
それにしても爆弾処理班といえばマイアミのホレイショ侍だが、爆弾処理班出身者というのはああいうかっこつけな空気を身にまとってしまうものなんだろうか。それともホレイショ風キャラを出してくることで遠まわしな笑いを狙ってみたってことなんだろうか・・・・と深読みしてみたりする程度にマイアミ後遺症が残ってる感じだ。
解剖シーンも子豚もなかなかグロかったが、家宅捜索で出てきた2D状態の猫には思わず目をそらしてしまった。何かヒントがあるかなと思いながらスローで再生した汚部屋には、死んだ金魚だけじゃなくてヘビも天井から吊られていて、「きっとあれはゴムの模型か何かを飾ってるだけだよな、男の子だし」と思いつつも、金魚→ヘビ→猫→人間と残虐行為が進行していってるオーウェンの心の闇に暗澹とした。
善悪の基準が両親にある心のまっさらな時代に、爆発物製作を家族の団欒としてすりこまれていては、オーウェンの人生は早い段階から殺人者として決定づけられていたようなものだ。
トラヴィスがどういう事情でダービン家に取り込まれてしまったのか、家が爆破されてしまって当事者が嘘しか言わない状況では何もわからないが、誘蛾灯にふらふらと吸い寄せられるように「家庭」の匂いに吸い寄せられてしまったのかもしれない。
ちゃんと親の愛情を知っている人間なら、あの両親とあの息子はどう見ても胡散臭いという直感が働くのだが、トラヴィスのレーダーはこと「家庭」に関しては希望的観測を燃料として動くようになっていたのだから、あっけなく騙されてしまったのだろう。あの位置では爆弾を見て逃げ出したのか、それともオーウェンは最初から殺すつもりで家に呼び込んだのか・・・・あまりにかわいそうな最期だ。
祖母が取っておいた小さな歯に不器用な愛情を感じずにはいられないが、しかしそれを10代の少年に理解しろというのも無理だろう。
ラストにグラスを傾けつつ主任とブラス警部が愚痴る、というのも前にあった「いいなー」と思っていた場面。あれはどのエピだったっけ?
激しく同感です(笑
シーズン5にして、いまだこのグズグズ感>サラ
でも前に思いきって進もうとして撃沈したことがあるから、しょうがないとも。
主任の実験はひさびさスゴイ絵でしたね。
観てるだけで匂ってきました。
グレッグの"お使い"も笑えます。
他の皆に「新人のときこんなメにあった?」と聞き、
「いや別に」と言われ凹むグレッグ…。(←想像)
爆弾処理班のオヤジ、ホレイショ風でカッコよかったです☆
どうにもならないで欲しいと思いつつ、何とかしろよと思ってしまう、微妙なもんですね。
グレッグはきっと、今の研修に入る前に、みんなに「CSI怪談」を散々聞かされているような気がします(^_^;)「新人は必ず色んなサンプルにさせられるんだぜ」とか。でもグレッグは前に水虫みたいなのわざとうつさせられたし、その辺慣れてると思うんですけど。
爆弾処理班オヤジ、絶対ホレイショキャラで狙ってるような気が・・・。
しなかったようですね。
成長してますねー>グレッグ(笑)
あの爆弾一家の長男。キレすぎた表情に
こわ~~い思いをしました。
ところで・・・ニックの頭が気になるんですが、薄くなってません?
ニックを推薦した時の理由を聞いても「変な理由…」と反論し気にかけてもらっても「同じじゃない…」と反論し…
彼女は本当に主任のこと好きなんですかねぇ…
主任とサラ、キャッスとウォリック…
ニックがとことん阻害されていることに涙が出ます…
TBさせていただきました
こちらからもTBさせていただきました。
わたしは今回のグリッソムとサラの会話をちょっとジャレあっているみたいで楽しんでしまいました。
不発弾状態が好きなので(笑)
キャサリンとウォリックも爆発寸前ぐらいで留めてもらいたいです。
派手な爆破シーンと言えば、やはりマイアミを思い出します。
でも…
>しかしそこで単に逃げろードーンではなく、
>「証拠をなんとか回収しようとしてあの手この手苦心惨憺」を見せることで、
>うん、これがベガスのCSIだよな、と思わせてくれたような気がする。
そうですねっ
マイアミへの熱が少し冷めてしまったせいもあるかもしれないけれど、シーズン5には入ってベガスの魅力に改めて気づかされています。
解剖シーンは久しぶりに「やめてー」という感じでしたが、主任が子豚ちゃんを黄色い水にぽちゃっとつけてそれが水ハネしてるところはしかめ面しながら見ました。うえ。
CSI5、NYとグロいシーンが続いて、見ながらご飯が食べられなかったです(食べるほうが間違ってるような気がしますが)。
爆弾処理班の男性はみんなホレイショのような感じになるのかとちょっとおもしろかったです。
いいキャラですね。彼。
積極的になってきたサラに主任はずっと抗いつづけてほしいようなそんな気持ちです。
キャサリンとウォリックはすごく意外だったんですが、並ぶとちょうどよかったんですね。
でも褐色の貴公子は誰ともくっついて欲しくないと思ったり。
(結局どちらのカップルもくっついて欲しくないみたいです)
2D状態の猫はうちの画質が悪いビデオでは確認できなかったのが幸いです;
オーウェン少年はぞっとしました。
目つき、口調…。うまい子ですね。
今ブラス警部がうちにきたら「掃除が下手」と言われそうです…。
でもなぜか、ほのぼの~な気分で見れたんですよね、なんでだろ~。(古っ)
ハッキリさせて!と思う一方でハッキリさせないで!とも思ってしまうこの乙女心。
二人の行く末が気になるのは確かなんですよね。
今回、先に見たイトコから「○ちゃん(←私)にはキツイかもよ」って言われて、
見てみたけど「そうでもないじゃん」って思ってたんです、が!
くまぷーさんの感想を読んで、なるほどキツそうだわと。。
無意識に回避してたのか、食事時に見なくて良かったです。(^_^;)
見ててぞっとしました。
次はどんな恐怖が待ち受けてるのやら。
グレッグと一緒に覚悟を決めなくてはなりません。
爆弾処理に関わると、みんな侍のようになっちゃうんですね。
これも新たに学べてよかったかも。
なるほど、「ホレイショ風キャラを出してくることで遠まわしな笑いを狙ってみたってこと」なんですね。きっとそうだ!(爆)
前回のレイコさんといい、毎回誰か面白キャラを登場させてくれるのかと期待が増大です。
グレッグの成長がこのシーズンの楽しみですかね。
あの長男役の人、イメージ検索してみると子役時代は赤毛そばかすの典型的な坊やって感じで、けっこうかわいいんですよ・・・
あの年であの雰囲気はただもんじゃないです。
ニックの髪は・・・・このシーズン中に伸びるんでしょうか(^_^;)
>ルイさんへ
サラはファザコンの延長って言う感じがどうしてもするので、家庭環境の種明かしがされると、二人の関係もまた変化するかなぁと思うんですが、どうでしょうかね。
ニックだけ署内恋愛がないのは、多分外部の恋愛エピを出してもらえるってことでラッキーなんですよ、とかなぜかフォローしてみる。
でもどうですか、ウォリックの変わりにニックがキャサリンとって考えたら(^_^;)
>KEIさんへ
不発弾お好きですか(^_^;)もう~湿気ちゃってどうしようもないですよね。見てると、「いいからいったれー!」とかたいまつ投げたくなる気もします。
マイアミでもイェリーナのことをリセットしたので、ベガスもそろそろサラの話は・・・と思ってたら、キャサリンの話もかよ!みたいな。
でもベガスなりにちゃんとうまく織り込んでいってくれるかなーと期待したいと・・・どうかな?
>エレインさんへ
最近は「マイアミを見ながらお昼を食べる」という毎日を送ってるので、グロさ耐性はかなりついてきてる気がします。主任があの子豚を、ラボの共用冷蔵庫に入れてた、とかでなければ今回のは耐えられます(^_^;)
爆弾処理班の彼はなかなかいいキャラだったので、また出て欲しいくらいでしたが、今回限りで残念です。
オーウェンといい、なかなか味のある脇が多くて見ていて楽しいですね。
キャサリンとウォリックは、ウォリックがリンゼーの面倒をよく見てたりする伏線があったので、まぁ想定の範囲内ではありましたが、でもうまくいかせるのはやめてねという気持ちがどうしてもあります。
ぐだぐだしながらも、うまくいかないで欲しい、みたいなのってだめですかね(^_^;)