くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「クローザー2」 第8話「永遠を誓った場所」

2007年11月27日 | クローザー
LA港で母と幼い娘と見られる遺体が発見され、娘の持ち物が日本製であったことから、日本人ではないかとみられた。
荷物にあった名前から「タカハシユミ」「タカハシアイコ」の二人で、お互いをロープで縛ったやり方は、日本特有の「親子心中」での自殺ではないかとも考えられた。
夫のポール・アンドリュースが妻の車を使用していたことから、ブレンダは事情を聞くために警察に連行するが、ポールは「妻は日本で子供を育てると言って出て行った」と主張する。
しかしポールの自宅を捜索したところ、ケイコという女性が彼女の幼い息子と一緒にいた。彼女はポールの新しい恋人だという・・・

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こ・・・これが日本ネタか!

今までのドラマの中では、 ま だ 、日本の扱い方がすごくまともだったという気がする。あれでも。
「ホシ」以外は名前もちゃんと日本女性のファーストネームとして自然だったし。
何が珍しいといって、三人出てきた日本女性(ユミ、ケイコ、ホシ)が、全員日本人女優でキャスティングされていたのだ。これにはびっくりした。
大抵中国系か韓国系の女優さんで、顔立ちや全体の雰囲気そのものから違和感飛ばしまくりの、今までの他の日本ネタのドラマに比べたら、格段の進歩かもしれない。
ただケイコの「イッツマイハウス」と言い張る様子とかは、ちょっと「日本人ぽくない」感じの演出だったが・・・。

「親子心中」は・・・日本特有の現象だったのか。
少なくとも「Oyako-Shinju」って英語で表す単語がないってところを見ると、欧米では存在していない現象、ということなのだろうが。
えええ、そうなん~?ほんとに~?
でも、だからといって「日本じゃ珍しくないの?」っていわれても・・・そんなに「よくある」ものではないわけで・・・うーむ。ちゃんと日本について比較的知ってるひとの脚本なのだろうか、今までの「知らないで書いてた頓狂な日本」よりもっと気持ち的には複雑で微妙だ。

プロペンザの「テケハシャコ」には爆笑してしまった。サンチェスの「ヤミ」も。そんなに読めないものなのか?
タオが「タカハシアイコ」だ、「i」が抜けていると訂正していたが、「アコ」でも、いまどきの子供ならあると思うけどなー。
それと、リュックが日本製だということで日本人だと判明していたが、日本で子供向けに普通に買い揃えたら、日本製のリュックサック探すほうが難しいような気がする。ほぼ中国製だろうに。
海外で腐乱死体で発見されたときのために、国産製品を身に着けておくべきですかね(おい)。

タオの奥さんが日本人という設定とは!
ということはあれか、このあいだのお菓子はやっぱり栗まんじゅうか!?
タオの中の人Michael Paul Chanは結婚しててお子さん一人のようだけど、そこまでしかわからないので、実際に奥さんが日本人だったりするのかどうかはわからない。
ポールみたいに偏執的に日本女性好きっていうのは相当に気持ち悪いが、ちゃんと日本文化について解説してくれるだんなさんていうのはいいな。そのうち奥さんも出てこないかなー。

それにしても、特捜班のチームの連係プレイのすばらしさには目を見張った。
バズに至るまで、隅々まで指令が行き届いていて、暗号で指示を出すとさっと動くという、完成されたチームワーク!これがちょっと前までブレンダを陥れようとしていたメンバーだろうかと、ブレンダの調教力に感動。
そこに加えて、フリッツのサポート力!今回のフリッツはまさに内助の功(違)。捜査にまでなんで顔出してるんだよーってみんな内心は思ってるのかもしれないが、あれで「まぁハワード捜査官はチームの一員みたいなもんだからね」みたいに思われてたら、それはそれでどうかと思う。

唯一チームに影を落としているのは・・・ガブちゃんとダニエルズのラブラブ、かな?
ブレンダはわざと違う組にしていたが、結婚式の写真で「いいねー」なんて視線を絡み合わせてたり・・・おいおいおいおい!
うまくいってるのはいいが・・・ガブちゃんだしなぁ・・・。


【 脇俳優チェック 】

◆ユミの夫ポール・アンドリュース .... James Frain
「ミディアム2」4話「眠りの中で」の富豪の御曹司失踪事件で、富豪のチャーチの部下カリー役で登場。カリーはアリソンのビジョンで嘘を見破られてしまう。
「24」第4シーズンでは、ジャックと恋仲のオードリーの別居中の夫ポール・レインズ役。ジャックのような刺激も魅力もない退屈な男でオードリーの心は離れていたが、男女というのは難しいもので・・・。
「インベイジョン」では16話から登場するズーラ役で、「生存者たち」のリーダー格として後半の重要人物。
映画「エリザベス」ではスペイン大使、「ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ」では指揮者バレンボイム役、「タイタス」ではバシアナス役と、映画では英国舞台俳優出身の実力を垣間見ることができる。

◆ポールの新しい恋人ケイコ .... Saemi Nakamura
東京出身で、OL生活の後に渡米して女優を目指したというアメリカンドリームな人。その体験で三冊の著作がある。
「ザ・ユニット」第1シーズン12話「悪魔の爆弾」では、機密情報を流出させているボウマンの妻エイミー役で登場。ボブとキムがボウマン逮捕のために知らないふりで接触を図る。
アニメ「Blood: The Last Vampire」では、アメリカンスクールYOKOTA HIGH SCHOOLの保険医の声を担当している。
「Heroes」第1シーズン14話、第2シーズン9話に、ヒロの姉ナカムラキミコ役で登場予定。
ハリウッド女優になったOL奮闘記 (文春文庫PLUS)幸せの風にのるために (ヴィレッジブックス+)恋に懲りないハリウッドの男と女----幸せをつかむ実践・恋のリポート

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5 コメント

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初めて! (スー)
2007-11-28 00:12:09
初めて、フリッツに『そうだ!よく気がついた!』と言ってあげたくなりました(笑)役に立ったねー♪ヨシヨシ。

私も日本製のバッグがどーの・・・と言っているときには違和感を覚えましたが(やっぱ中国製ってイメージですよね、今は。)結構マシな日本イメージだったので、驚きでした。
女優さんも日本人なんて、珍しいですよね。何故か中国人もしくは韓国人女優さんが演じることが多いですし。

そして、そうかー・・・親子心中って日本独特なのかねぇ。と、しみじみ思ってみたり。まー、そんな心中ばかりじゃないと思いますけど、確かにたまにありますもんね。
Unknown (くーみん)
2007-11-28 15:50:02
「おーやーこーしんじゅー」、
でしたね(笑)。
海外では、特に欧米では絶対にありえない、日本特有の現象、という評論を以前に読んだことがあります。
>まとも
いや=、驚きました。
突っ込むの、楽しみにしていたのに(おい)。

今回の一番のツボは、
>結婚写真
で見詰め合うガブちゃんとダニエルズ(爆!)。
しかもガブちゃんはまんざらでもない・・・ってか、カンペキ、その気ありありなのに、ダニエルズったら(以下自粛=理由>ガブちゃんがかわいそうすぎ^^;)。

それにしてもガブちゃんとダニエルズを別々にしちゃうブレンダ、やきもち?(笑)。
Unknown (くーみん)
2007-11-28 15:52:14
「アクターズスタジオ」のインタビューで、
ブレンダの口癖はと聞かれたキーラ、もちろん答えは
「せんきゅ==」(笑)。

で、ブレンダが謝るときには、絶対本心からじゃない、って言っていました。

かわいかったよ=♪
Unknown (くーみん)
2007-11-28 15:54:26
すみません、ちょっと書きすぎですね。

「ボスは見ないほうがいい」ってせりふに泣きました。いいとこあるわ、プロペンザ。
それにしても、いつからテイラーまで「仲間」になったんだ?@@
Unknown (tomo)
2007-11-29 23:53:08
>>全員日本人女優でキャスティングされていた
そうなんだ。(⌒▽⌒;) オッドロキー しかも綺麗どころでしたね。(^^)
>>「ホシ」以外は名前もちゃんと日本女性
スタートレックで”ほし”がいたからそんなに違和感はなかったです。
>>ヒロの姉ナカムラキミコ役で登場予定。
これとても楽しみです。

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