建築関係者の訪問記では、必ず話題になる東南アジアの「竹製」足場。街を歩いていると、アチコチに建築現場があり、ほぼ100%竹足場が使われいます。
ホテルから朝食会場(そのへんのお粥屋さん)へ向かうとき、歩道に整然と積み上げられた竹をしげしげと見て 「どうやって組んでいくんだろう」と思いました。
その後ネイザンロードでぶらぶらしてたら、ちょうど組み立て作業中のお兄さん達がいたので、勝手に見学させてもらいました。お兄さんの腰から飛び出ているのは、ビニールで保護された針金で、コレで竹足場の交差部を縛り付けます。普通の家庭でよく見る、パンの袋を縛ってあるアレのでっかい奴だと思って下さい。
この現場では、外壁に取り付けている(香港名物の)看板の取り替えのため 足場を組んでいるようで、作業員は写真の2名だけ。基本的に竹のみで組むので、日本でよく見る「足場板」も「登り桟橋」もなく簡素そのもので、材料も軽いので2人で扱えるのでしょう。(ついでに、足場の下を通る 歩行者用の安全装置・・・の類も見当たりませんでした)
残るナゾ?として、香港をはじめ中国中に出回ってるこれだけの竹は、どこから持ってくるのか?ですが、どこかの汚染米同様 調べようがないので、次回以降の宿題としました。
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