伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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当世浮世絵

2019-05-16 18:42:36 | Weblog

写真は昨日の朝日新聞に掲載された広告。

私は、ジャズ・ジャイアンツを浮世絵風に描こうと思い、
写楽の画集や浮世絵鑑賞辞典を購入して研究していたところ、
さだまさし氏に先を越されました。



手作りでJAZZカフェが完成したら、
いろいろJAZZ関連グッズを開発し、
販売する計画。

その中で、ジャズメンを浮世絵風に描いた作品を作りたい
と考え準備しています。

私が聴いているJAZZはハードバップ。
1950~60年代です。

JAZZの中心地はニューヨークなので、
JAZZメンやシンガーの写真は、
当然アメリカのステージが背景。

着ている服装も、
当然ながらスーツやドレスなどの洋装です。

それに対抗して、着物や小物、
背景などを浮世絵風にすることで、
興味深い絵になるだろうと目論んでいます。

時代的にも、
間もなく日本でオリンピックが開かれますので、
世界に対して日本の文化を発信する好機。

ということで準備していたところ、
先を越されてしまいました。

さだまさしさんを売り出す広告会社の方も
同じようなことを考えていたんですね。

浮世絵の人物は、
どれも同じように見えていましたが、
じっくり鑑賞すると、一人ひとりがしっかりと描き分けられ、
しかも実在する人物のように
感じられてくるから不思議です。



私の感覚ですが、
印象派などの西洋画は色が絵の主役と感じます。

それに対して浮世絵は、線が命。
顔や着物の輪郭、目鼻立ちなど、ギリギリまで対象を見つめて
細い線に命を込めて、描いていったのではないか、と感じます。



線の鑑賞ポイントに気づけば、
浮世絵の人物の一人ひとりの目や口、顔の輪郭が
突然身近に迫ってきます。まるで写真のように。






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