伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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5月臨時議会の準備

2019-05-15 17:11:20 | 政治・政策・経済

本日、議会運営委員会が開かれ、
今月21日に開催される臨時市議会の議案書等が配られました。

議案は、市長が専決処分した案件の承認と、
30年度予算の最後の補正の承認、
31年度予算の最初の補正など。

今年2月議会の31年度当初予算審議において、
一般会計の歳入を確保するために、
財政調整基金をほぼ使い果たしてしまうことについて、
私は本会議で質疑しました


このことがあって、
財政調整基金の動向に私は注意を払っています。

本日配られた補正予算説明資料の内容を確認したところ、
30年度末の補正で、財政調整基金から市の一般会計への
繰入額が4億円以上減額となっていました。



他の項目の金額と比べて
桁違いに大きな金額です。

また、31年度補正予算案では、
逆に財政調整基金から一般会計への繰入額が
3千万円増額となっていました。

財政調整基金からの繰入額の減額と増額の背景について
財政課に確認したところ、次のような状況でした。
ありがとうございました。

 30年度予算の減額については、
 国からの一般会計への交付金等が予定より増えたので、
 その分を財政調整基金から一般会計への繰入額を減らして
 総額をつり合わせた。金額についてはほぼ例年並み。

 31年度補正予算について、
 財政調整基金から一般会計に3千万円繰り入れるのは、
 2月議会で廃止が否決された
 第3子出産祝い金を継続するための予算措置。



(多田コメント)

財政調整基金は、一般会計の財源が足りない場合補う役割です。
国から市への補助金等が増えた場合は、
市の持ち出し財源が少なくてすみますので、
その分の財政調整基金から繰入額を減額したということなので、
減額の金額が多いほど、市の財政としては
好ましいということになります。

31年度補正予算で、3千万繰り出すのは
議会の議決に伴うもの。
予備費は、災害など突発的な支出に対応するものなので、
補正財源としては、財政調整基金からの繰り出しが妥当だと思います。



(清明高校の塀 改修中)

市役所の西隣に県立清明高校があります。
現在、東と西側のブロック塀を撤去して工事中。





これまではブロック塀が続いて
圧迫感がありましたが、
今なら学校の中が道路から直接見えるので、
かなり開放的な感じです。


 






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