以前から訴えていますが、現在の国の借金は
GDP比でみると、太平洋戦争末期よりも大きいのです。
戦争中は国債で戦費を調達していましたが、
今の日本は戦争をしていないのに当時より財政が悪いのです。
超異常な状況にあります。(資料出典はこちら61ページ)
太平洋戦争後の国の財政破綻時には
何が起こったかというと、グラフに書いてあるのは
預金封鎖、新円切り替え(タンス預金を没収)、
財産税の徴収、戦時中の債務の打ち切り等。
国債の返済については、
額面の金額が支払われたようですが、
ハイパーインフレが起きたあとなので、
国の収入の40%が借金で、
多くの地方自治体も国からの交付税や補助金が頼りです。
借金が増え続ける財政が永続するとは考えられません。
すでに非常に危険な水域に入っていると思います。
国の財政破綻時には、
円の暴落、物価の急上昇、預金封鎖等
庶民にとって厳しい状況になると思います。
子どもたちの未来のために、
こういう事態は避けたかったのですが、
もうすでに、もしもの時という状況ではなようです。
飛行機でいえば、
ハードランディングに備えてください。
(参考ブログ)