先ほどNHKのプロジェクトXを見ました。
今回は島根県の離島「隠岐の島」の挑戦。
財政破綻寸前の町役場が、山内道雄町長を中心に
決死の覚悟で再建に取り組みました。
隠岐の島の取り組みについては
以前から注目し、ブログでも報告しています。
・この島が先頭になり、持続可能な社会へのタグボートに 2015-05-14
本やネットで隠岐の島の取り組みは知ってるつもりでしたが、
それは一部の知識のみでした。
NHKの映像と動画で、あらためて島の人たちの心に
触れられたように感じました。
役場職員でなく、島中の多くの人が
理解し、共感し、動いてくれた。
それが隠岐の島・海士町の復活につながったのです。
みなさん一人ひとりの大きな努力もさることながら、
この取り組みを成功に導いたのは、
亡くなられた山内道雄町長の思いと行動だったのです。
山内さんの熱意と情、人間の魅力に
多くの方が惹きつけられ賛同し協力してくれたのです。
山内さんがいなければ不可能でした。
山内さんが町長職を勇退され、
役場で多くの職員に見送られ車に乗って帰りました。
沿道に多くの島の住民が立って、
手を振り、山内さんに感謝していました。
引退する首長が庁舎を出るとき拍手や花束を貰うのは儀礼的。
沿道に住民が自発的に立って、
引退される町長の車を見送るなんて、
これこそ最高のリーダーシップだったのだと思います。