かめの住む池 待避所

山とか写真とかゲームとか人形とかマラソンとか

泥濘の殿堂、トムラウシ

2017-09-27 21:07:28 | 登山
■トムラウシ(2141m)
9月17日(日) 天気:霧 3人でゆっくり
 

[ガスの中の山頂標。風が強くて寒かった・・・]
 
 
シルバーウィークを使って北海道に行き、ようやく3年越しの念願トムラウシに
登ってきました。これで百名山カウンタもとうとう97です。
 
台風襲来の前日に登れたんですが天気はあいにく終始ガスで、
あまり景色は見られずでした。そしてさすが9月の北海道、
頂上付近はえげつない寒さでした。

5時50分くらいにトムラウシ温泉短縮登山口から登りはじめ、
10時45分ごろ登頂。山頂は寒かったのでおにぎり食べてすぐに
下山を開始して、16時過ぎに下山。
10時間、往復18kmの長い道のりでした。

道中の見どころとしては、季節柄やっぱり紅葉でしょうか。


[トムラウシ公園の池に映る紅葉]
 
 

[前トムラウシ周辺の紅葉]
 
 
あとは、この辺りに生息しているナキウサギの声がしょっちゅう
聞こえてきました。姿は一度チラっと見えましたが、写真を撮れる
ほどじっとしていてくれず残念。

とまあ楽しめた要素を書きましたが、この山の最大の難関は登山口から
5kmほど延々続くぬかるみ道でしょう。


[このくらい沈むことがしょっちゅう]
 
 
足を取られては引っこ抜くというのが意外と体力を削り、
人と登ったからペースがゆっくりだったにも関わらず、
足が相当痛くなりました。(木曜くらいまで痛かった・・・)

結論としては、「トムラウシ温泉方面コースを歩く限り
トムラウシはマイワースト百名山に名を連ねる!」
ということでw

いやー、山頂付近の岩地帯では寒くて足つりそうだったし、
ほんとシンドかったっすw

下山後は帯広で食事。とっくりという店に行きました。
日本酒も豊富だし、食べ物うまかったです。


[なんかすげぇオシャレな十勝豚角煮]
 
居酒屋とっくり(食べログ)
https://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1001385/
 
 

[やっぱ北海道行くとザンギ食べちゃいますねw]
 
 

間ノ岳日帰り(広河原から往復):前編

2015-08-16 15:59:37 | 登山
2015年8月8日(土)間ノ岳 (3190m)
広河原-八本歯のコル-間ノ岳-北岳-広河原(日帰り)
天気:晴れ
 

この日は元々南アルプス赤石岳予定だったのだが、南アルプス方面の天気が
良くなさそうだったので、北アルプス裏銀座でも歩きに行くかな、、、と思って
出掛けようとしたら車のバッテリーがあがっててエンジンがかからない!

母がルームライトをつけっぱなしにしていたらしく、ディーラー呼んで
エンジンかけてもらってから出発となった。で、夕方に松本付近で予報を
再確認したら北アルプスが雨で南アルプスは一日晴れという予報に。

これは本屋で地図買えたら南アルプスに変更だな、、、と思って
松本市街に向かった所、丸善で地図を入手できたので目標を間ノ岳に変更。
結局、元着た道をだいぶ戻って身延の方から奈良田に向かった。

奈良田の第二駐車場で仮眠して、始発のバスに乗車。
すでに第一駐車場で満席になっていて立ちだったが、6時半ごろ広河原に入れた。

天気はとてもよく、広河原からすでに見えている北岳の姿に気合を入れ、
出発進行!


[広河原から北岳を望む]
 
 
 
■広河原 ~ 二俣 ~ 八本歯のコル <コースタイム:2時間+2時間>
0631 広河原
0813 二俣
0934 八本歯のコル

広河原からしばらくは森の中をだらだら登っていくと、渓流沿いに出る。
そこからは何度か流れを橋で渡りながら登っていくわけだが、、、
とにかく混んでいた。長い列の集団を何度も抜く必要があり、抜く前には
しばらく後ろでノロノロにつきあわなければならなかったりしたんで、
二俣までは全然ペースが上がらなかった。


[渓流を越えていく道と、人の列]
 
 
二俣を過ぎるとしばらく雪渓を見ながらの登りで、雪渓が終わると
梯子の連続する急斜面となる。二俣から大半の人は北岳山頂に直接向かう
右俣コースに行ってしまうので人はだいぶ減るのだが、かなりの急斜面を
登っていく区間だからスイスイは進めず、なかなかしんどかった。


[二俣手前から雪渓と北岳を見上げる。この後、雪渓方向に行く]
 
 

[八本歯のコルに向かう途中はバッドレスがよく見える(この翌日に事故があった)]

 
 
■八本歯のコル ~ 中白根山 ~ 間ノ岳 <コースタイム:1時間40分+1時間>
0952 トラバース道分岐点(小休止)
1023 北岳山荘
1049 中白根山(荷物デポ)
1127 間ノ岳

八本歯のコルを越えてから少しの間は階段+急斜面が続く。
間ノ岳方面を見ると雲が上がってきていて、歩いているうちに雲の中に
入ってしまうかもな、などと思いながら進んでいく。


[北岳山頂方向に向かう道の階段]
 
 
そして、トラバース道分岐で急な登りからようやく開放され、はるか
眼下に見えている北岳山荘まで下っていくこととなる。


[下方に見える北岳山荘と、上がってくる雲]
 
 
ここの下りの区間の道沿いには高山植物のお花畑が広がっていて、時間が
あればゆっくり写真を撮りたいところだったのだが、なにぶん急いでいたので
適当に写真撮って通過した。


[適当に撮った、道沿いのお花畑]
 
 
北岳山荘からはアップダウン。まずは中白根まで登りだが、ここらで
少し時間が危ない感が漂いだしたので、中白根まで行ったら荷物を
置いて間ノ岳を目指すことにした。


[中白根手前から間ノ岳方向]
 
 
中白根から見ると、間ノ岳までに2つほどピークが見ている。
あれ、越えていくんだよなと思いつつ、荷物を置いたら意外とサクサク
登り降りできたんで、快調に間ノ岳まで行くことができた。


[間ノ岳到着!]
 
 
雲も心配したほど上がってはこず、間ノ岳につく頃にはむしろ
すっかり晴れていて、周囲の山々をよく見渡すことができた。


[南アルプスの女王、仙丈ケ岳もよく見えた]

黒部五郎岳登山記録(後編)

2014-09-22 21:20:07 | 登山
前編
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/0045bf48094dfcc7ef62c78f67c2031b

中編
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/926c8508c0795602c1b1f0d0dede2da6


■黒部五郎岳(2840m) ~ 北ノ俣岳(2661m) <コースタイム 180分>
名残り惜しいけれど、30分ほど景色を楽しんだり軽食をとったり
してから下山開始。北ノ俣岳までのコースタイム、登りと変わらない
じゃねーかとか思いつつ、まずは一気に下り。


[山頂から下りながら、五郎のカール方向を眺める]


最初は五郎のカールを見ながら下っていく。新穂高側から登った
2さんはこのカールを登って来たのだろう。数年前に新穂高から
水晶岳に1泊で登ったとき、三俣山荘に泊まる前に五郎のカールの
手前まで歩くという無茶をやったなぁ、とか思い出す。

肩からの急斜面を一気に下った後は、北ノ俣岳までひたすら
アップダウンの連続となる。中俣乗越を過ぎて標高2460m くらいまで
降りてから、再び赤木岳の2622m、北ノ俣岳の2661m に向かって
登っていく。


[来る時通ったピーク達と、遠くに見える能登半島]


来た道を戻るのである程度予想はついていたものの、ここまで20km
歩いてきた足には登りが本当に堪えた。徐々に上がってきたガスに
赤木岳あたりで飲み込まれ、これまでの天気がうそのように視界が
悪くなってきたのも重なりややテンション下がり気味に。


[赤木岳の登りが始まる手前。ガスが出てきた]



[北ノ俣岳山頂目前。完全にガスってる]



[山頂三角点付近も、朝と全く異なり視界がほとんどない]


9:05 黒部五郎岳
 ↓
10:32 赤木岳
 ↓
11:04 北ノ俣岳


ガスのおかげで気温は低いままだったので、水分はそれほど消費
せずにすんだ。黒部五郎山頂から2時間ほどで北ノ俣岳まで
戻ってきて、あとは山頂付近で1時間ほど先行していた2さんに
追いつくのを目標に進んでいった。



■北ノ俣岳(2661m) ~ 太郎平小屋(2330m) <コースタイム 85分>
北ノ俣岳を過ぎて少し進んだあたりで2さんに追いつき、そこからは
一緒に降りていくことに。相変わらず天気は霧。涼しくていいかな
と思ったが、やはり9月中旬だけあって少し寒いくらい。

太郎山の手前のピークをひとつ越え、太郎山を登ればようやく
アップダウンも終了。帰りは、道から少し外れた場所にある
太郎山の山頂にも寄ってみた。


[太郎山の標識と、三角点]


11:04 北ノ俣岳
 ↓
12:01 太郎山(2372m)
 ↓
12:10 太郎平小屋

この区間は、二人でたらたら歩いていたので少しゆっくり目。
やはり、登りになるとしんどい。



■太郎平小屋(2330m) ~ 三角点(1870m) <コースタイム 120分>
太郎平でエネルギー補給して、預けていた飲料を回収してから下山。
ここから先は三角点までは緩やかな斜面をサクサク下るだけだ。
(でも、距離は長い)

途中でガスを抜けたらしく、急に有峰湖が見えた。朝はモヤって
見えなかったし、帰りはガスってて見えなかったんで、湖面が
見えたのは何気にこの日最初。


[ガスを抜けたら有峰湖が見えた]


12:28 太郎平小屋
 ↓
12:55 五光岩ベンチ
 ↓
13:40 三角点

普通に歩くように進めるのでかなりいいペースで降りて行き、
1時間10分くらいで三角点に到着。晴れていれば薬師岳が見える
はずなんだけど、この時はガスの中。本当に、朝早くに
アタックしてよかったねーなどと言いながらさらに降りていく。



■三角点(1870m) ~ 折立(1350m) <コースタイム 70分>
三角点を過ぎると、道は樹林帯の急斜面になる。
5代目アラレちゃん以外は特に目標物もなく、延々と続く
急斜面と緩斜面の繰り返しを進んでいくと、木々の隙間に
駐車場の車が見えてきた。これでラスト! ということで
せっせと下り、慰霊塔を通過すると、、、登山口到着!


[やっと着いた!]


13:40 三角点
 ↓
14:30 折立

全行程34km の山行を12時間36分でとうとう踏破!
北アルプスにある百名山を全制覇したことも相まって、大きな
達成感を得ることができた。


[GPSロガーの手元の値]



[Garmin Connect での表示。ジグザグが伸ばされたりするのか、距離が縮む]


トータルコースタイムは17時間半なので、28% カットの
ペースということになるが、山頂と太郎平で休憩した時間を
考えると移動ペースはコースタイムの3割カットを達成できて
いると思われる。椹島からの赤石、悪沢日帰り周回に向けて
とりあえず自信をつけることはできたかな、と。

北アルプスは、あとは水晶岳をいかに日帰りするかが残件か・・・

黒部五郎岳登山記録(中編)

2014-09-21 23:43:22 | 登山
2014年9月14日 黒部五郎岳
折立から日帰りピストン

→ 前編はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/0045bf48094dfcc7ef62c78f67c2031b


■北ノ俣岳(2661m) ~ 黒部五郎岳(2840m) <コースタイム 180分>
日差しが徐々に強くなってきたので、北ノ俣岳山頂で日焼け止めを
塗ったりサングラス装着したりカメラにフィルタつけたりしてから
山頂に向けて後半戦スタート。

ここからは標高差だけ見ると180m くらい登ればいいだけだから余裕
だぜー、、、ってなことは全くなく、ここから延々続くアップダウンが
このコースの真骨頂だと言えよう。

北ノ俣岳山頂からゆるやかな斜面を少し下ると、これまでの道からも
あーアレを越えていくんだろうなーという感じで見えていた道中の
ピーク達がいよいよ目前に見えてくる。


[黒部五郎岳に至るまでに倒さねばならないピーク達]


赤木岳、中俣乗越といった名前のついている小ピーク以外にも
ちょっとした丘みたいなのも何個か越えていかなければならず、
本当にアップダウンの連続なんだなと実感させられる。

まずは赤木岳を目指すわけだが、やはり途中で小ピークをひとつ越えて
下って登って、、、という感じでたどり着いた。赤木岳の周辺は岩場で、
これまでのコースとは雰囲気ががらりと変わって少々驚いた。


[赤木岳付近(山頂は通らず、少し巻く)]


そして、ここから一気に200m 近く下る。下るということは帰りは登り。
この辺りまではちゃんと登る力を残していないとな、などと思いながら
進んで行き一番低い辺りにある池塘を通り過ぎると、ハイマツの中を
急登する道になる。


[池の辺りまで一気に下って、また登り]


この坂を登り切ると、ようやく黒部五郎岳の山頂が目の前となる。
例によってまた下らないとならないわけだが、やっとここまで来たな
という感じがしてくる。


[あとは少し下れば、山頂までほとんど登り]


そして、いよいよ山頂直下の急登。ジグザグの斜面を息を切らせて
一気に登りつつ、8時を過ぎてしまったので2さんに先に降りるよう
メールする。ここは西側斜面のせいか所々岩が凍っていて、下りの
人を避けた時に一度滑って転んだ。あと、ひたすら逆光だったw


[ジグザグの急登]


で、20分弱の奮闘で五郎の肩に到着。降りてきた2さんとすれ違った。
この後の予定などを軽くやりとりして自分は山頂向かい、2さんは
下山していった。


[肩から山頂を見上げる。もう少し!]


ここまでくれば本当にあと少し。目の前に見えている山頂まで
登るだけだ。ここの登りも相当な急斜面でなかなかキツかったり
したけれど、折立を歩き出してから6時間40分くらいでとうとう
黒部五郎岳山頂に到着!


[黒部五郎岳山頂標。抜いて手で持てる札]


6:43 北ノ俣岳
 ↓
7:08 赤木岳(2622m)
 ↓
8:21 黒部五郎岳ノ肩
 ↓
8:33 黒部五郎岳



[黒部五郎岳三角点と、遠くに見える槍ヶ岳]



剱岳辺りは少し雲がかかっていたけれど、これまで登ってきた
北アルプスの山々を一望できる絶景。今回で、北アルプスにある
百名山はすべて登頂したことになるので、感慨もひとしおだった。


[手前から笠ヶ岳、焼岳、乗鞍岳の百名山ジェットストリーミングアタック]


見えてる山、ほとんど登ったんだよなーと思うと、自分も結構
がんばったものだと実感。山頂からは能登半島、白山も見え、
かなり遠くまで見渡すことができた。


[7月に登った薬師岳]



[雲の平の向こうに、左側が水晶岳、右側が鷲羽岳]



折立(登山口)からここまで17kmちょい。同じ道を帰らなければ
ならないというのが少し気が重いものの、この素晴らしい景色を
見ることができてひとまずは大満足。気力を充填して、
下山を開始するのであった・・・


→ 後編はこちら
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/1b13a481206bba74ec49f51bfc29ff82

黒部五郎岳登山記録(前編)

2014-09-15 21:22:35 | 登山
2014年9月14日(日)黒部五郎岳 (2839m)
折立から日帰りピストン
天気:晴れのち曇り


とにかく登山口から遠いことに定評のある黒部五郎岳。
最も近い登山口である飛越トンネルからのルートはぬかるみが
酷くて滑るしオススメできないという話だったんで、それなら
片道1時間くらいプラスになるだけだし8月に歩いてて道もわかるし、
有峰湖の折立から登るルートでよかろうということで、片道17km
というロングコースを日帰りピストンすることになった。


今回は2さんと一緒に行ったのだが、2さんは新穂高から三俣蓮華岳
経由のコースで登り、自分は2さんを新穂高まで送ったあと車で
有峰湖まで移動し、折立から登って黒部五郎岳山頂付近で落ち合おう
という登山を計画。黒部五郎で8時!という話になったものの、
そのためにはどう考えても折立を2時には出なければならないわけで、
普通そんな計画たてないわなーという感があるものの、計画立てたら
やらなきゃ気がすまないもので、いよいよ決行することに。

(コースタイム9時間45分のところを6時間で見積もってる辺り、
すでにおかしな感じではあるがw)



■折立(1350m) ~ 三角点(1870m) <コースタイム 120分>
有峰林道の通行可能時間が6~20時なので、前日の夕方に登山道付近の
駐車スペースに行って仮眠。夕方から夜にかけて雨が降り、大丈夫かな
感が高まりまくったものの、1時過ぎごろ外に出てみたら満点の星空で
一気にテンションアップ。準備体操で体を温めてから出発した。


[午前2時前。出発!]


道はもちろん真っ暗である。ヘッドライトの明かりと8月に薬師岳を
登った時の記憶を頼りに、樹林帯の中を急登していく。
心配していた寒さは、樹林帯の中ではそれほど感じないというか、
むしろ歩いていると体だけは暑くなるくらい。(気温はかなり低い)

この区間は三角点につくまで特に目標物がなく、7割がた登った辺りに
アラレちゃんの絵がある程度。暗いし、一人だし、iPod をスピーカー
モードにしてプレイリストを垂れ流しながら黙々と登っていたら、、、

1:54 折立登山口

3:11 三角点

1時間15分くらいで着いてしまった。
太郎平あたりで明るくなるといいなという気分で登っていたんで、
もう少しゆっくり登ったほうがいいな、と思いつつ次の区間へ。


[アラレちゃん(五代目)]




■三角点(1870m) ~ 太郎平小屋(2330?) <コースタイム 180分>
樹林帯を抜けると寒風をもろに浴びるようになって、一気に寒く
なってきた。こうなると、暖をとるにはもう太陽を待つしかない。

暗いし、一人だし、を押しのけてここで不安要素のトップに堂々と
「寒い寒い寒い!」が躍り出た。
プレイリストは2つ目に入り、相変わらず垂れ流されている。


[見上げると星は綺麗、、、だけど冬の星座が寒さを際立たせる]



[有峰湖はこんな感じでもやが溜まってた(日の出後に撮影)]


途中、富山方向の夜景やら有峰湖を覆うモヤが綺麗に見えたけど、
暗くて写真に収めるには三脚が必要だなと思いつつ、こんな高速
登山に三脚持ってこられないよなー、と早々に自己完結する。
そんなこんなでとっとと小屋に着こうとして、結局進みは速かった。

3:15 三角点

4:22 五光岩ベンチ

4:55 太郎平小屋


[小屋が見えるとほっとする]


1時間40分。折立からは3時間くらいなんで、予定通りではある。
太郎平まで3時間、そこから山頂まで3時間という甘い見積もりも
そんなに間違ってないんじゃないか、という気分にもなったが、
もちろんここからが本番というのは分かっている。。。

小屋の中で少し防寒体勢を整え、「黒部五郎ピストンの方は
荷物をここに置いて構いません」的な貼り紙に甘え、持って来すぎた
ペットボトル飲料とかバッテリーとかをまとめて置かせてもらい、
準備万端! 白み始めた空の下、未踏区域に向かって歩き出した。



[白んできた空と薬師岳]



■太郎平小屋(2330?) ~ 北ノ俣岳(2661m) <コースタイム 115分>
空が明るくなってきた所で出発。ちょっと休みすぎたか?
だって寒かったし、仕方ないじゃん!(実際後で効いてくる)
とかそんなことを思いつつ、遠くに見える黒部五郎岳を見やる。
・・・遠い


[遠くに見える、これから登る山]


さらに、歩き出してすぐの分岐に書いてある距離に戦慄する。


[黒部五郎は右の道ね、、、って距離ぃwww]


9.6km?! ・・・・・・いや、遠すぎでしょ!
折立から太郎平までが8kmなので、それより長い。
(地図で遠いのはわかってたけど、数字で見るとやっぱねw)
しかも、ここからは激しくアップダウンがある。
こりゃ8時山頂は無理だな、スマン2さん! と早々に思った
わけだが、とりあえずできる限り早く行こうと歩を進めた。

太郎山山頂付近を過ぎたあたりで、富山湾と能登半島が見えた。
こんな深い山の中から海が見えるというのは新鮮。
関東から出張ってきて、山の上から日本海見るとはね!


[富山湾が見えた]



[明け方の雲海に浮かぶ白山]


太郎山から一旦下りをはさみ、凍って滑りやすい階段状の木道を
登っていると、5時55分くらいに薬師岳の稜線から陽が昇ってきた。
これですぐ暖かくなるぞひゃっほい!と思ったものの、やっぱ
まだしばらく寒かった。


[陽が昇ってきた!]


急斜面を登り切ると、黒部五郎岳までの道のりが姿を現す。
ここで改めて思うのは、「今見えてるピーク、全部越えて行く
んだよな・・・」であったw


[アップダウン(笑)]


目の前に見えるようになってからは比較的緩やかな登りが続き、
飛越トンネルからのコースからの合流点を過ぎると、まもなく
北ノ俣岳の山頂に到着だ。

5:20 太郎平小屋

6:27 神岡新道分岐

6:34 北ノ俣岳


[北ノ俣岳(上ノ岳)山頂標]


太郎平から1時間15分。まだまだ順調だ。
太陽が昇って気分もよくなり、暗くて寒い中歩いている間に
そこはかとなく感じていた頭痛もおさまり、好調になってきた。


[北ノ俣岳三角点と雲海]



長くなったので、続きは後日。
この区間に関しては、折立~三角点と太郎平周辺以外はだいたい
電波が入っていたんで、twitterとかにも状況を上げながら
進んでいた。(ただしdocomoに限る)


→ 中編
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/926c8508c0795602c1b1f0d0dede2da6

→ 後編
http://blog.goo.ne.jp/ksef-1go/e/1b13a481206bba74ec49f51bfc29ff82

光岳、薬師岳 登山ログ

2014-08-05 22:11:00 | 登山
南アルプス 光岳、北アルプス 薬師岳 と中2週間で登ったログと、山頂写真。


■光岳 2014.07.12

(易老渡~易老岳~光岳 往復)




光岳は、距離も長いし標高差が激しいくせに、山頂が林の中で展望がないという残念設定。
出だしの易老岳までの急斜面が登りも下りもシンドすぎる感w
樹林帯で踏み跡が薄く、標識やリボンも少ないので、非常に道に迷いやすいのも難点。



■薬師岳 2014.07.26

(折立口~太郎平~薬師岳 往復)



薬師岳は、距離は長いけど比較的なだらかな部分が多くて歩きやすく、山頂付近の景色は最高。
(山頂での写真、槍ヶ岳がチラ見えしてる)

光はもう登りたくないけど、薬師はまた行ってもいいなーとか思えるわけで。
やっぱ、北アルプスは最高だぜー!

男体山 登山記録

2012-07-13 23:00:26 | 登山
2012年6月23日(土) 天気:晴れ後曇り
男体山:2486m 同行者:2名

0950 二荒山神社
1030 三合目 工事用道路
1055 四合目
1115 五合目
1135 六合目
1200 七合目
1234 八合目 瀧尾神社
1310 男体山 山頂

1355 下山開始
1420 八合目
1448 五合目
1505 三合目
1520 二荒山神社
 
 
梅雨の晴れ間となった週末に、奥日光の男体山を登ってきた。
到着時の天気は晴れ。山容もよく見えて、暑そうな気配。

二荒山神社で入山料(500円) を払ってから出発。
鳥居をくぐって階段を登っていくという、登山というより参拝しに
行く感じ。階段を5分ほど上ると、すぐ1合目に到着する。


[男体山(二荒山)登山口]
 
 
 
1合目の先は、樹林帯の急斜面をしばらくひたすら直登していく感じ。
木の根の上を歩くんで、登りはそこそこ歩きやすいけど下りは滑り
やすそうな気配。同じような斜度で特に変化のない林の中をひたすら
進み、飽きてきた頃に3合目に到着。ここから4合目までは工事用の
舗装道路を進む。舗装道路はさすがに歩きやすい。


[工事用道路を歩いている辺りはまだ湖が見えてた]
 
 
 
4合目からは再び樹林帯の急登。5合目を過ぎた辺りから岩場が増えて
くるが、基本的に林の中をひたすら登っていく感じは変わらず。そして
周囲が次第にガスってきて、7合目辺りでは中禅寺湖も見えなくなった。


[ガスに包まれる7合目付近岩場]
 
 
 
7、8合目あたりは一番急なあたりで、岩の間をよじ登るような
箇所もあって結構大変。8合目手前には小さな鳥居があって、8合目の
岩の間にこぢんまりと社が設置されていた。


[8合目の社]
 
 
 
8合目の先は、土嚢を並べた上を歩くような道で少し歩きやすくなるが、
山頂が近づいてくると富士山を髣髴とさせる赤い地面のザレ場が
登場する。8合目で小休止した後に同行者より一足先に山頂に向かい、
単独で行動してたんで、この辺りの移動速度だけやけに早いw
 

[頂上近くのザレ場。富士山ちっく]
 
 
 
ザレ場を超えると二荒山神社奥宮が見えてくる。神像とかもあって
ここが山頂なのかと思ったら、三角点のある山頂はさらに少し奥に
向かって歩く必要があった。


[二荒山神社奥宮の神像]
 
 
 

[神社付近から三角点のある方向を望む]
 
 
 
そんなわけで、歩き始めて3時間20分ほどで山頂に到着。
山頂にはNHKのカメラがいて、何やらスタッフ二人でどんな絵がいいか
確認しながら撮影していた。山頂標撮ってたら、いつの間にかカメラが
こっち向いてたw


[男体山 山頂。右の方にチラっと映ってるのが三角点]
 
 
 
おにぎり食べたりいろいろ写真撮ったりしてから下山開始。
山頂からは北のほうの山がかろうじて見えたけど、中禅寺湖は
下山間際にチラっと雲間から見えただけだった。


[雲間から見えた中禅寺湖]
 
 
 
下山は、登りと同じ道を下るだけなんで特に何もないんだが、
トイレに行きたかったり昼寝したかったりで、7.5合目あたりから
単独で駆け下りることにさせてもらった。

木の根ゾーンの段差が大きい所とかがやっぱり滑って下りづらかった
けど、4合目から下はかなり早かったと思う。(特に工事用道路)
1時間半ほどで下山。車で仮眠しようと思ったら、車内を飛び回る
ハエに阻まれたw


[中禅寺湖畔。やっぱスワンがいるw]
 
 
 
鹿沼のみんみんで餃子を食べてから帰還。
登山の後の飯はうまい。3人で11人前食ったw


[みんみんの餃子11人前。やっぱうまい!]
 
 

羅臼岳登山記録

2011-12-01 21:40:25 | 登山
2011年9月7日(水) 天気:晴れ
羅臼岳 (1661m) 同行者:1名

0800 木下小屋 (230m)
0838 オホーツク展望台
0900 650m岩峰
0920 弥三吉水 (830m)
0932 極楽平
0955 仙人坂
1010 銀冷水
1100 羅臼平 (1340m)
1125 岩清水
1155 羅臼岳山頂 (1661m)

1235 下山開始
1315 羅臼平
1350 銀冷水
1430 弥三吉水
1518 木下小屋
 
 
台風の影響で、1日目、2日目と悪天候だった北海道遠征。
3日目はうってかわって台風一過で青空が広がり、絶好の登山日和となった。

ホテル地の涯に車を停め、小屋で熊スプレーを借りてから登山開始。
スプレーは念のため、、、というより面白そうだったから借りたという感じ。
トウガラシエキスを主成分とするスプレーのようだ。


[クマスプレーこと、"カウンター・アサルト"]
 
 
 
登山道は樹林帯の急登から始まる。途中鹿の親子に遭遇したが、人の姿を
見ても逃げることもなく草を食っていた。


[鹿の親子]
 
 
 
オホーツク展望台付近から多少岩場となり、この辺りは熊出没警戒ゾーン
として看板でも注意がうながされているのが妙にリアルでいやな感じ。
(ちなみにオホーツク展望台からはあまり海は見えず、もう少し登ると
 海がよく見える場所に出る)


[ヒグマ出没多発注意の看板]
 
 
 
ホントに熊に遭遇しないことを祈りつつ足早に警戒エリアを通り過ぎ、
樹林帯を少し進むと最初の水場、弥三吉水にたどり着く。


[弥三吉水近くの登山道。この辺りは平坦]
 
 
 
水場から少し進むと極楽平という開けた場所に出て、山頂が見えてくる。
名前のとおり、この辺りからしばらく平坦な道が続くのだが、
前日までの雨の影響か登山道が延々水溜りとなっていて、沢を進んで
行くような状態となった。


[極楽平]
 
 
 
ぬかるみゾーンを抜けると急登の仙人坂。第2の水場、銀嶺水。
ここは、浅い沢が登山道を横切っているだけで水場はどこ・・・?
という感じだった枯れてたのかな?

小休止して先に進むと樹林帯を抜け、積雪期は雪渓になりそうな沢を
登っていく。この区間は、かなり段差の大きな岩場を越えたり、
土嚢でできた階段を登ったりで、一気に高度が上がっていく。
振り返るとオホーツク海が広がっており、知床五湖が見えたりと
なかなかいい景色だった。


[大沢上部から登山道を振り返る]
 
 
 
急登区間を抜けると山頂が目の前に見えてきて、山頂への取り付きまでは
緩やかな道となる。この辺りから北方領土がよく見えていたのだが、
急に広がってきた雲によって隠されてしまった。


[羅臼平から羅臼岳山頂方向]


[海の向こうに国後島が見えた]
 
 
 
山頂方向がガスの中となってしまいなんとも嫌な予感がする中、山頂
直下の水場で小休止。ここの水場はちょっとした滝のように水が
滴り落ちて登山道に流れ出してる感じ。水が冷たくて寒かった。


[岩清水]
 
 
 
山頂までの道は、ゴロゴロした大岩をよじ登っていく感じでなかなか
ハードな区間。山頂直前はルートがよくわからないし横はすぐ崖なんで
結構危ない気がした。


[山頂直下の岩場]
 
 
 
そんなこんなで山頂到着。強風で汗が冷えてかなり寒い。
タンクトップ姿でコンビニのソバを食ってるおっさんがいたが、
寒いだろ・・・。


[羅臼岳山頂標]


[羅臼岳山頂の二等三角点]
 
 
 
しかし強風のおかげか、ガスは晴れたりかかったりの繰り返しで、
周囲を一望することができた。絶景。


[山頂からオホーツク海を望む]
 
 
 
しばらく写真撮ったりしてから、登りと同じ道を下山。
今期はずっと曇天登山が続いていたんで、久々に山頂からの眺望が
得られて満足のいく登山となった。
 
 

[山頂近くから、硫黄岳方向]


高妻山登山記録

2011-10-26 22:53:35 | 登山
高妻山(2353m)  単独行
8月31日(水) 天気:曇り時々晴れ

0530 戸隠牧場
0615 滑滝
0645 一不動
0705 三文殊
0730-0740 五地蔵山山頂
0747 七薬師
0805 八観音
0814 九勢至
0850 十阿弥陀
0855 高妻山山頂

0915 下山開始
0943 九勢至
1008 七薬師
1013 六弥勒
1118 牧場管理道路
1135 戸隠牧場
 
 
前日が超晴天で悔しかったんで、夜間に移動→東部湯の丸SAで仮眠
というコースで戸隠牧場へ。牧場から高妻山に登ってきた。

最初は牧場の見学ルートみたいな所を歩いていき、しばらく行くと
牛を放牧しているところを突っ切るようなコースとなる。
ちょうど柵の入り口部分に牛がいて、近すぎてびびったw


[登山道に向かう柵と牛]
 
 
 
牧場を抜けて登山道に入ると、しばらくは森の中でひたすら渡河を
繰り返すコースとなる。沢沿いをずっと歩くから、涼しくて
気分はよいが、結構激しい流れのところを渡る箇所もあった。


[流れの早い沢を渡りながら進んでいく登山道]
 
 
 
そして、登山道は滝につき当たる。最初、巻き道があるのかと
思ってきょろきょろしてしまったが、滝の右側に鎖がぶら下がって
いて、どうやらそこを登れということらしい。
足元に切れ込みがあったりして登りやすくなっていたし、角度も
崖というほどではなかったので特に苦労なく登れたが、高低差は
結構あったんで怖い人は怖いかも。


[滑滝]
 
 
 
滝を越えて少し進むと難所として名高い帯岩に着く。ここは、岩場の
崖の中腹にある細いキャットウォークのようなスペースを進む所が
あり、ここはたしかに滑り落ちると一機なくなるのは確実な感じ
だった。鎖はあるんだけれど、崖に沿って横方向についているのでは
なく、短い鎖がすだれ状に何本もぶら下がっているという謎仕様が、
恐怖感を高めるのかもしれない。(歩いてみると意外と足場は
しっかり歩きやすくなっている)


[帯岩]
 
 
 
難所を抜けると急登が始まり、そこをしばらく登ると一不動の
避難小屋に到着する。ここから先は、小ピークに数字がついた
尾根が延々続き、所々開けている箇所では景色がよくなる。
登って来た側が開けると牧場が見渡せるし、登ってきたのと
反対側には北アルプスの山々がチラチラ見えていた。


[二釈迦あたりから北アルプスが見えた]
 
 
 
二釈迦(見落とした)、三文殊、四普賢と細かいアップダウンを
繰り返しながら進み、五地蔵山に到着。ここには展望スペースが
あったので、牧場を見下ろしながらおにぎり食ってしばし休憩した。


[五地蔵山、山頂]
 
 
 
ほぼ平坦で距離も短い五地蔵~六弥勒の区間を越えると、激しい
アップダウンの始まり。七薬師から八観音の斜面は、両側ともかなり
急で、帰りもつらそうだった。


[八観音。手前はえらい急登だった]
 
 
 
九勢至はピークという感じではなく、晴れていれば目の前に
高妻山の山頂が見えるんだろうなという感じ。この日はあいにく、
山頂はずっと雲の中だった。で、九勢至を過ぎると、これまでにない
急登が山頂手前まで延々続く。前半あまり飛ばさなかったおかげで
最後の急登もわりとスイスイ登れたけど、疲れきってたらこの斜面は
相当キツイだろう。


[九勢至。残念ながら山頂方向は雲の中]
 
 
 
そんなこんなで、急登が終わって平坦なところに出るとまもなく
十阿弥陀に到着。十阿弥陀から岩場を少し進むと高妻山の山頂だ。
平日だったこともあり、山頂には誰もいなかった、、というか、
道中ほとんど人に会わなかった。人気ないなw


[十阿弥陀で山頂かと思ったら、まだ先があった]


[高妻山山頂標と三角点]
 
 
 
雲の中で寒かったので、早々に下山開始。
八観音、七薬師のあたりはやっぱり結構きつかった。
そして六弥勒からは、弥勒尾根に新しく開かれた道を使って、
牧場まで真っ直ぐ降りてみた。


[六弥勒付近にある、弥勒尾根入口(リボンが目印)]
 
 
 
この道、最初のうちは結構歩きやすかったんだが、足元が
木の根っこだらけなんで急斜面になるととにかく滑る。
中腹では藪の中に入っていくような箇所もあったりして、
やはりまだあまり歩かれていない道という感じだった。


[樹林帯の急坂が続く弥勒尾根。看板の類が全然ない]
 
 
 
滑りまくってつま先が痛くてたまらなくなったが、なんとか
下山完了。牧場の管理通路みたいなところに出て、あとは
駐車場まで戻るだけ。

牧場でそばソフト食って、帰る途中に戸隠そば食って帰った。


[牧場で売っていたそばソフト]
 
 
 

[帰る途中の野菜直売所隣にあったそば屋で食べた、鴨そば]

紅葉を求めて~月山

2011-10-16 22:28:32 | 登山
2011/10/9(日) 月山に登ったよ、の記録

夜中から車を走らせ、途中、蔵王PAで仮眠したりしつつ
9時過ぎごろ月山リフトの駐車場に到着。
月山近くはコンビニがなくて、物資が買えなくて困った。
(月山湖付近のドライブインで食べた玉こんにゃくがうまかった)
 

 
 
[9:30 月山リフトを使って上へ]
リフトから見える周囲の木々も色づいていて、青空に映えて綺麗。
 

 
 
[10:00 まずは、姥ヶ岳を登る]
リフトを降りて、準備体操したり買いそびれた水を売店で買ったりして、
登山開始。姥ヶ岳を登って、尾根をぐるっと回るルートで登ることにした。


 
 
登る途中、月山に真っ直ぐ登るルート周辺の一面の草紅葉が綺麗で、
何度も立ち止まって写真を撮ってしまった。


 
 
[10:20 姥ヶ岳山頂]
階段状の道 → 木道 と歩いて行くと、歩き出して20分程度で姥ヶ岳の
山頂に到着。山頂は、木道が張り巡らされてて結構広い。
三角点もあった。(山頂標からは離れてる)
ここから、山頂標の向こうに伸びている尾根を歩いて、月山に向かうわけだ。
 

 
 
[11:00 尾根道とリフトからの道の合流点]
石の敷かれた道や所々に現れる木道で、尾根道を登ったり降りたり
して行くと、リフトから真っ直ぐ来る道と合流。やはり真っ直ぐ来る人が
多いらしく、人が増えてくる。
 

 
 
[11:40 山頂の神社が見えてくる]
合流点を過ぎると結構急な登りが続く。
所々に雪があって、雪かきしてるんだなぁとか思いながら登って行くと、
山頂付近では普通に雪の上を歩くことになった。
(溶けてぐちょぐちょだったんで、靴に浸水しそうだったw)
 

 
 
[11:50 月山山頂神社到着・・・なんかやってる]
そんなこんなで、月山神社本宮に到着。
月山は山頂標がないんで、神社が標識替わりとなる。
で、神社の奥に進んでいくと、、、何やら儀式をやっている。
見ていると、どうやら東日本大震災の犠牲者追悼らしい。
月山神社の山伏達による追悼の儀。
ホラ貝の音を間近で聞いたのは初めてのような気がする。


 
 

 
 
[12:40 三角点も見たし、降りるかー]
儀式をひと通り見学した後、神社の先にある三角点の所まで行って、
しばしおやつタイムしてから下山開始。
三角点の所、山頂標立てればいいのになー。
天気がよくて、周りの景色もよかった。


 
 

 
 
[13:50 リフト分岐]
急に曇ったり再び晴れたりする中、山頂をあとにしたが、、、
曇ってる時は本当に寒かった。さすが、雪が積もってるだけの
ことはある。で、下山中晴れてきてまた暑くなる、、、と。

しばし降りて行って、リフト乗り場とそもまま歩いて降りる道の
分岐に到着。天気もいいし、紅葉も綺麗なので下りは歩いて
行くことに。

そして、この道の紅葉は本当に綺麗だった。
歩いた甲斐があったというもの。


 
 

 
 
[14:50 下山]
姥沢小屋のあたりに出て、登山道終了。
5時間くらいの歩程、、、お疲れ様でした!

天気良かったし、紅葉綺麗だったし、いい登山だったー。