かめの住む池 待避所

山とか写真とかゲームとか人形とかマラソンとか

御嶽山登山記録

2011-09-04 21:00:05 | 登山
2011年8月18日(木) 天気:雨
御嶽山 (3067m)  同行者:2名

0625 田之原登山口 (2200m)
0717 金剛童子 (2470m?)
0800 九合
0815 九合目石室
0832 大滝口頂上山荘 (2936m)

0900 山頂往復開始
0920-0932 剣ヶ峰 (3067m)
0947 頂上山荘

1010 下山開始
1030 九合
1054 金剛童子
1130 田之原登山口
 
 
 
元々北アルプスに行く予定だったんだが、天気が悪そうだったので
行き先変更。多少雨に降られても登れそうで、降りてすぐ温泉に行けそう
ってことで御嶽山に行くことになった。

夜中に中央道を走り、伊那ICからひたすら下道を進んで、ほのかに明るく
なってきたころに田之原登山口に到着。ちょっと仮眠してから準備して出発。

出だしからいきなり雨で、気温も低いし防寒具も持ってないけど大丈夫かなと
思いながらもとりあえず歩き出し、最初のゆるやかな砂利道を進んでいく。
砂利道が終わると鳥居があって、大江権現から本格的な登山道の始まりだ。
道はかなり整備されていて階段状の所が多かった。


[大江権現と階段状の登山道]
 
  
 
あかっぱげを過ぎたあたりから石積みの急斜面となり、間もなく八合目に
到着。金剛童子像から石室にかけてが8合目なのかな?
10分くらい休憩して再び出発。ちょっと行くと富士見石という所が
あったけど、曇りというかガスの中で、全く見通しはきかない。


[八合目からの登り]
 
 
 
この辺りからかなりの急登りが続く。天気も一時期ザーザー降りになったり
して、寒さが身にしみるようになってきた。早く山頂に着かねば、、、
と思いつつ進むと、「九合」の石碑の後にしばらくしてまた「九合目石室」が
現れた。ずいぶん範囲が広い九合だ。疲れてる人は結構心が折られる仕様。
(まあ、富士山のやたらある八合みたいなもんか)


[九合目と九合石室の間にある一口水]
 
 
 
雨に打たれながら急斜面を登って行くと、ガスの中にうっすらと見えてくる
頂上山荘。これは中で温まるしかないと、さっさと山荘に逃げ込んだ。
山荘の中は温かい飲み物が販売されてたり、ストーブがついてたりと
なかなかのパラダイス。ずっと半袖Tシャツの上に雨具、、、という格好で
歩いていたんだが、さすがに寒いんで長袖Tシャツに着替えた。

で、ひとしきり温まってから山頂往復開始。
山荘のすぐ近くに御嶽神社の頂上奥社本宮があるんで、
軽くお参りしてから山頂に向かった。


[御嶽神社本宮]
 


相変わらず雨が時折降ってきてガスで全く見通しがきかない中、岩が
ごろごろした斜面に木の土留めみたいな階段がつけられた登山道を
20分くらい登ると、いきなり現れたコンクリートの階段の先が山頂だった。


[御嶽山、山頂の神域入り口]
 
 
 
神域で何やってんだという写真を撮ったりして、山頂には10分ちょっと
くらい滞在。寒いのですぐ山頂山荘に戻り、あとは一気に下山した。


[御嶽山、三角点と山頂標]
 
 

[山頂に向かう途中のねじまきオブジェも、ガスの中・・・]
 
 

山荘の温度計を見たら12度で、そりゃ寒いわけだと実感。
下山途中でちょっと青空が見えたけど、山頂付近はずっと天気悪そうだった。


[8-9合あたりの登山道。ずっと潅木帯なんで、晴れると日差しキツそう]
 
 
 
9合目の上あたりでいきなり目の前に鳥が飛んできて何事かと思ったら
雷鳥親子でびっくりした。あいつら、鶏程度には飛べるとは聞いてたけど、
本当に飛んでるところを見たのは初めてだ。
 
 
下りは1時間半くらいであっという間。
簡単に3000m級という意味では、なかなかいいのかもしれない。

五竜岳登山記録

2011-09-03 21:13:24 | 登山
2011年8月9日(火) 天気:曇り時々晴れ
五竜岳 (2814m)  単独行

0750 アルプス平 (1515m)
0842 小遠見分岐
0902 中遠見
0926 大遠見 (2106m)
0945 西遠見
1050 五竜山荘 (2480m)
1148 五竜岳山頂 (2814m)

1220 下山開始
1248 五竜山荘
1327 西遠見
1340 大遠見
1400 中遠見
1416 小遠見分岐
1458 アルプス平
 
 
前日の夜に移動して、道の駅白馬の駐車場で車中泊。
翌朝、青空の欠片も見えない曇り空にガッカリしつつも、とりあえず
白馬五竜テレキャビン乗り場近くの駐車場に移動した。

7時半の運行開始まで時間を潰している間、時々雲が取れて青空が
見えてきて、テンションが上がってくる。テレキャビンは、往復1600円。
10kg以上の荷物がある場合、荷物代200円を徴収される。

ゴンドラに乗って10分弱で、アルプス平に到着。五竜岳と唐松岳の姿を
見ることが出来、いい気分で高山植物園を眺めながら登っていった。
ここの高山植物園は結構な広範囲にわたっていろいろな種類の高山植物が
植えられているんで、じっくり見て回っても面白いかも。とりあえず、
コマクサが咲いてて感動した。


[アルプス平から五竜、唐松]
 
 
 
アルプス平から地蔵ノ頭までは遊歩道が整備されていて、その先の
小遠見まではトレッキングコースとなっているので階段状にそれなりに
整備された道が続く。「見返り坂」 「一ノ背」 「二ノ背」 と、
目印もちょくちょくあってちょっとした山歩きをするにはいいかもしれない。
晴れていれば景色も良さそうだし。
  
 
小遠見の分岐を過ぎると急に登山道らしい道となり、ぬかるみとアップダウンの
樹林帯がしばらく続く。小遠見→中遠見→大遠見→西遠見、と遠見シリーズの
小ピークが次々襲いかかるのだが、中遠見の前後の坂が登りも下りもえげつない
急斜面で、帰りにこれを登るかと思うと軽くうんざりだった。
 

[中遠見付近から見た鹿島槍]
 
 
 
そして、遠見シリーズの区間を歩いているうちにすっかり周囲は雲に包まれ、
西遠見の雪が残る池を超えて険しい道が続く辺りではガスの中を歩く感じに
なってきた。西遠見を過ぎれば山荘まで少しだろうと思っていたんだが、
この辺りから足が重くなってきて道もかなり急斜面の登りが続くので、
顕著なペースダウンとなってしまった。

結局、西遠見から1時間くらいかかって五竜山荘に到着。山荘が見えてからが
本当にシンドかった。一回山荘のある高さを超えて、右側に見えていた尾根の
上に出てから山荘方向に下っていくとか酷いw
小ピークの白岳辺りから山頂方向を見ると、かなり下の方に山荘が見えて
なんとも言えない気分になった。


[白岳ピーク付近から山荘と五竜山頂方面を望む]
 
 
 
ただ、ここの尾根に出た時の景色は素晴らしく、ちょうど雲から抜けた感じ
だったんで、唐松岳方向が非常にきれいに見えた。


[五竜小屋付近から唐松岳方向]
 
 
 
そして山荘で小休止の後、いよいよ五竜岳山頂に向けてアタック。
山荘の先は、ここまでの道とガラっと変わって激しい岩場の連続となる。
ペンキの○×マークをたよりに岩場をよじ登って行くので、疲れも
あって全くペースは上がらず、ここの区間は普通に標準タイムになって
しまった。殺風景な岩場で、パッと見どこ歩くんだという箇所もしばしば。


[山頂付近の岩場]
 
 
 
曇っていたんで後方以外は景色を見ることはできばかったが、山頂寸前で
雷鳥親子を 見ることが出来て嬉しかったり。


[雷鳥親子]
 
 
 
山頂では景色は全く見えず、先にいた団体さん達が降りた後はほとんど
人もいなくなったんで、おにぎり食ったり写真撮ったりひと通りだらだら
過ごしてから下山開始。鹿島槍から五竜キレットを超えて来た人が、
しんどいしんどいとひたすら言ってた。


[五竜岳山頂標。この一瞬だけ陽が射した]
 
 
 
登りはひたすらしんどかった岩場も、重力に従って降りていくだけなんで
実に順調。30分弱で山荘に着いた。
山荘の周りをぶらぶら見ていると、あちこちに高山植物の花が咲いていて
気持ちが和んだ。


[高山植物の女王、コマクサも咲いていた]
 
 
 
あとは、テレキャビンの下り最終時間16時半までに下山するだけ、、、
ということでサッサと降りていったわけだが、行きになんとなく
感じてはいたけど登り返しが非常に多いw

特に中遠見に向かう登りはえげつなく、登ってる途中で危うく
両足がつりそうになってしまった。

とはいえ、下の方はトレッキングコースで歩きやすい道が続くので
特に問題なく下山することができた。最後は、高山植物園を
まったり見学しながらアルプス平に到着。

山頂から2時間40分ほどでの下山となった。


[シモツケソウの群落]
 
 
 
今回は、繁忙期ダイヤでテレキャビンの運行時間が7時半から
16時半の時期に登ったが、このタイムなら通常期の8時15分開始
でも十分に日帰り往復できるということか。

ちょっと天気がイマイチだったんで、いつかまた登りたい山だ。

白山登山記録

2011-07-31 20:42:06 | 登山
2011年7月17日(日) 天気:晴れ
白山 (御前峰:2702m) 同行者:2名

0650 別当出合登山口 (1250m)
0730 中飯場 [10分休憩]
0850 甚之助非難小屋 [10分休憩]
1002 黒ボコ岩 (2320m)
1030 室堂 (2448m) [40分休憩]
1142 白山山頂 (御前峰:2702m)

1206 下山開始
1234 室堂 [15分休憩]
1300 黒ボコ岩
1333 殿ヶ池非難小屋 (2050m)
1410 室堂~別当出合中間地点
1425 別当坂分岐 (1650m)
1518 別当出合登山口
 
 
前日のうちに金沢に移動して、軽い宴のあと東横イン宿泊。
朝4時過ぎごろ金沢を立って、白山登山口に向かうシャトルバス
発着場のある市の瀬に向かった。

市の瀬では駐車場の誘導が微妙で車を停めるのに若干の苦労が
あったが、結局は良いスペースに停めることができてよかった。
で、結構な行列だったバス待ちに並んで、バスで別当出合登山口へ。
(バス代は、片道400円)
 
 
登山口付近は、登山ツアーと思しき団体がいたりで結構な賑わい。
吊り橋を渡って登山開始、、、となっても人の列は続いていて、
日本三霊山で信仰の山ってこともあって、初詣に並ぶ行列のような
気分だった。道も階段状にものすごく整備されてるんで、観光地気分。

「参拝の列に並んでると思えばこんなもんでしょ」とか言いつつ、
docomoだけは電波がしっかり入ってたんで携帯アプリをいじり
ながら登ってた。
 
 
休憩してる団体を抜けたらスピードが上がった、、と思ったら
中飯場でトイレ休憩になり、ここでまた濃厚な団体に前に出られて
しまった。そして、しばらくのろのろ進行。後にいたおっさん達は、
なんでこんなに遅いんだよとか文句垂れてたし。
(そのくせ、前がいなくなってペース上がったらすぐ休憩してたけど)

このルートは整備も行き届いているし、随所に残り距離が書いて
あるので進行具合がわかってよかった。ちなみに、中飯場では
別当出合から1.5km、室堂まで4.5km という表示だった。
 
 
そして、団体を抜いてスピードアップしてしばらくいいペースで進み、
甚之助非難小屋に到着。ここで周囲が開けて、別山方向がよく見えた。
 

[甚之助非難小屋から別山方向を望む]
 
 
 
この辺りで樹林帯を抜け、快晴の空からの日差しをモロに浴びるように。
風もあまりなくて結構暑い中どんどん登っていくと、何度かちょっとした
水の流れを横切るポイントがあったんだが、ここでタオルを濡らして
首に巻くのがすげぇ気持ちよかった。

黒ボコ岩手前は結構傾斜がキツく、この辺りで体力削られた感じ。
黒ボコ岩では多くの人が休憩しているビューポイントだった。
それからしばらくは平坦な木道で非常に歩きやすく、山頂が
見えてきたり周囲に雪原があったりで、見た目も楽しめる区間。
木道ゾーンを抜けてちょっとした坂を登ると、室堂に到着した。


[黒ボコ岩から室堂に向かう木道]
 
 
 
室堂は、神社があったり郵便局があったりで結構賑わってた。
休憩所があったんで、持参した食料を食べたりしつつしばしまったり。


[室堂の周りは、高山植物の花も多かった]
 
 

[白山奥宮]
 
 
 
あとは、山頂に向けて残り1kmほどの急斜面を登っていくと、室堂から
30分ちょっとくらいで山頂に到着。この区間は標高も2700m近いし
斜面も急なんで、結構しんどい。・・・が、振り返ると室堂周辺から
別山方面にかけての景色が素晴らしくて、いい気分で登れた。


[白山山頂付近から室堂方向を見下ろす]
 
 
 
山頂にはちょっとしたお社があって、あとは墓石タイプの山頂標、
二等三角点、次々とやってくる人々、、、という感じ。
山頂標周辺は本当に入れ替わり人が現れるんで、なかなか人を入れずに
写真を撮るのが大変だ。まあ、富士山に比べりゃはるかにマシだがw


[白山、山頂標]
 
 
 
山頂まで行くと、登山道の反対側にある大汝峰と剣ヶ峰、あと翠ヶ池
などを望むことができた。大汝峰周辺はまだかなりの雪が残っていて、
さすがに北陸の山は雪が多いと実感。


[大汝峰]
 
 
 
しばし写真撮ったりいろいろしてから下山開始。
目が痛すぎたんで、室堂でコンタクトを外してメガネにチェンジして
降りていった。黒ボコ岩から先は、登りの砂防新道ではなく観光新道
を使って降りてみた。

砂防新道はひたすら整備が行き届いた道という感じだったが、
観光新道の方は割と野生味がある道。所々登り返しがあったり、
突然岩場の下りになったりと、アルプスっぽい雰囲気だった。

観光新道は水場がなく、避難小屋も臭いが強烈だったりしたんだが、
ニッコウキスゲの大群落とか花畑が多かったのがちょっと嬉しかった。
 

[観光新道のニッコウキスゲ]
 
 
 
なかなか樹林帯に入らず、あちーあちー言いながらそんな道を下って
行き、下山開始から3時間少々で登山口にたどり着いた。
 
 
下山後は、金沢に寄ってチャンカレを食ってから帰ったが、カレー
食った時点で19時過ぎとかもはや眠すぎてやばかったw

伊吹山 登山記録

2010-09-29 20:42:02 | 登山
3年前の記録だが、紅葉登山行きたいなーとか思いながら
写真見てサックリ書いてみた。

とりあえず、最近週末の天気がぱっとしなくて残念。

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2007年10月28日 天気:晴れ
伊吹山(1377m) 同行者:1名

1317 伊吹山ドライブウェイ終点駐車場 (1260m)
1328 伊吹山 山頂 (1377m)
1357 下山開始
1404 駐車場
 
 
北陸国道会で、国道8号を完走する途中に立ち寄った伊吹山。
南側の登山道から登ればそこそこ登り応えのある山のようだが、
長旅の途中だったり、そもそも時間帯が遅かったりってことで、
超楽チンルートの伊吹山ドライブウェイを使って登った。


[ドライブウェイから見た伊吹山]
 
 
この道路、往復3000円も取られるんだが登山を楽にする効果は絶大。
終点駐車場から山頂までの標高差は100mちょいくらいしかなく、
登山道も完全に階段状に整備されているんで簡単に頂上に到達できる。


[登山道]
 
 
実際、登り10分、下り7分とかで終わってしまい、なんか適当に
一座稼いだだけ、って感じになってしまったw


[山頂標]
 
 
山頂は結構広くて、測候所や土産物屋とかがある。
丁度紅葉が綺麗な時期で、結構人でにぎわっていた。


[山頂の様子]
 
 
頂上からの景色も結構よかったし、気軽に楽しめるいい山なのでは。


[山頂から北側の景色]
 
 

[山頂から南側の景色]
 
 
ちなみに伊吹山は花で有名で、花が豊富なのが山頂付近の駐車場側
っぽいんで、やはりそういう所にいい道をつけてるんだな、と。
まあ、秋なんで花は一切咲いてなかったけどな!

あと、山頂標の場所と三角点の場所が全然違うんで、
三角点ハンターの人は要注意!
(三角点は、測候所寄りにある)
 
 

[伊吹山、三角点]

岩手山 登山記録

2010-09-11 23:00:53 | 登山
1ヶ月ほど前の、岩手山の登山記録。
横浜から岩手まで行って、山登って降りて、、、、ってのを
頑張れば1日に詰め込めるものなんだな、と。

この晩は、岩手の友人と食事して北上に泊。

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2010年8月7日(土) 天気:曇り時々晴れ
岩手山 同行者:1名

0800 馬返し登山口
0840 一合目
0917 新道三合目
0957 新道五合目
1100 七合目
1110-1125 八合目避難小屋
1205 岩手山山頂

1230 下山開始
1255-1320 八合目避難小屋
1358 新道五合目
1425 新道三合目
1450 一合目
1515 馬返し登山口
 
 
0時ごろ夜に家を出発して610kmの道のりを延々と北上。
この日から夏休みという人も多かったらしく、SA・PAがやたらと
車で溢れかえっているのを横目に、1ストップで岩手入り。
道中、渋滞寸前の交通量の所も結構あった。深夜なのに・・・
 
 
そんなわけで意外と時間がかかり、8時ごろ登山開始。
はるばるやって来たけど天気は曇りで、ちょっと残念。
でも暑くないからちょうどいいか、という感じで馬返し登山口から
歩いていった。

最初ちょっと下ってから、樹林帯のゆるやかに登る道を進むと、
25分ほどで0.5合目に到着。結構歩いたけど、「0.5」だと・・・?
という気分にもなる。ここで新道と旧道に一旦分かれるが、一合目で
すぐに合流する。距離はどちらも変わらないようだ。
 
 
この辺りから傾斜が急になってきて、1合目と2合目の間は階段だったり
滑りやすい砂岩の斜面だったりで一旦樹林帯から抜ける。
2合目を過ぎると道は再び樹林帯に入り、岩や木の根の結構大きな
段差を越えていくような箇所が現れてくる。

2.5合目で新道と旧道が再び分岐。
旧道側は所々険しいようなので新道へ。4合目あたりから雲の中に
入ったようでガスってきた。

5合目で登山口まで2.7km、山頂まで3.0km となるんで、この辺りが
距離的には中間点。道はこの辺りが一番険しく、ひたすら急斜面を
上がっていく感じになっている。


[5合目付近の登山道]
 
 
6合目を過ぎたあたりで少し開けた場所に出て、雲の切れ目から
周囲をちょっと見渡すことが出来た。晴れていれば景色が
よさそうな場所だ。眼下といえば、ふもとにある自衛隊の演習場で
実弾演習をやっていたようで、散発的に砲撃の音が聞こえてきた。
ちょうどMGSPWをやってた時期だったんで、「今度は甘くないぞー!」
とか言いながら笑ってたw


7合目手前で急登は一息ついて、8合目までは潅木の間を進む緩やかな
登りになる。ここで雲が晴れてきて、6年前に登ろうとしたけど
悪天候のため8合目で引き返した時には全く見えなかった山頂方向が
見えてきて、テンション上がったw


[8合目避難小屋から山頂方向]
 
 
8合目で岩手勢に電話連絡して一休みしてから山頂へ。
不動平までは潅木の間を進む平坦な道で、そこから富士山の8合目
あたりのような、いかにも火山という感じの砂地の急坂を登っていく。

しかし、このなかなか進まないタイプの坂もそれほど長くはなく、
火口の縁に出ると足元がしっかり踏み固められた歩きやすい道となる。


[山頂付近の人の列、、、黄泉比良坂のようだw]
 
 
そして、火口周辺に出てから15分ほどで山頂に到着。


[岩手山、山頂標と三角点]
 
 
山頂には、自衛隊の若手ご一行さまがいた。訓練お疲れ様です!
山頂付近は雲がかかったりちょろっと晴れたり、という感じで
すばらしい景色を、、、というわけにはいかなかったけど、
周辺がちょろちょろ見えてたからまあいいでしょう。


[山頂付近から火口]
 
 
景色より、雲を見て楽しんでた気もする。


[湧き上がる雲]
 
 
しばらくして下山開始。下山中の方が天気よかった。
6合目のちょっと上の見晴らしポイントからも結構下が見えたし。


[6合目付近から眼下を望む]
 
 
来た道を戻るし、1合ごとに目印もあるんで下りやすく、結構
サクサク降りることができた印象。山頂から2時間45分ほどで
下山した。

下山中は日が出てきて結構暑かったんで、登山口のところにある
清水と、駐車場で売ってたアイスがうまかった!

鳳凰三山 登山記録

2010-09-07 22:47:10 | 登山
1年ほど前の登山記録を今更つけてみた。
去年の夏は今年からは考えられないくらい涼しく、
この8月半ばの登山の時点ではすでに秋の空という感じ
だったんだが、今年は暑すぎる・・・・
(昨日、今日と風があって夜はそこそこ涼しいが)

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2009年8月16日(日) 天気:晴れ
鳳凰三山(観音岳:2840m) 単独行

0505 青木鉱泉 (1150m)
0610 南精進ヶ滝 (1580m)
0720 白糸滝
0755 五色滝(滝つぼを経由して、上の標識がある所:2170m)
0835-0850 鳳凰小屋 (2400m)
0930-0945 地蔵岳(賽の河原)
1040-1105 観音岳山頂 (2840m)
1120 薬師岳 (2780m)
1150 御座石
1305 中道登山道入口
1330 青木鉱泉
 
 
前日は山梨県のIIDXが置いてあるゲーセンをひたすら巡って、
甲府の東横インに宿泊。3時半に出発して青木鉱泉を目指した。

途中、韮崎あたりで小雨がぱらついて、何でやねんとか思いながら
山道を登って行ったが、青木鉱泉の駐車場に着いて準備してたら
晴れそうな空だったんで一安心。明るくなった5時頃歩き出した。

青木鉱泉からの登山道は、ドンドコ沢という水量豊富な沢沿いを
登っていくコースになっていて、途中何箇所か滝を見ることができる。
涼しいし、滝も見ごたえあるし、目標物が多くて気分的にも嬉しい道だ。


[登山道から少し外れると見える、南精進滝]
 
 
でも、ここの区間はかなりの急登が続くからシンドイ所でもある。
白糸滝手前で、倒木の陰からちょっと下りになっていた登山道をパッと
見つけられずにうろうろしてた時、道の端っこの岩に乗ったらいきなり
崩れて滑落しそうになったし。
(トラロープにひっかかって落ちずにすんだが、宙ぶらりに近かった)

滝はどれも綺麗だったけど、五色滝が素晴らしく綺麗だった。
ちょっと遠回りっぽいけど、滝つぼを経由するコースを通った方が
絶対いい。丁度光の向きがよかったらしく、滝つぼの水しぶきに
日が当たって虹が出ていた。


[五色滝]
 
 
五色滝を過ぎて少し行くと、ここまで続いた急登が一旦落ち着き、
周囲が開けてオベリスクが遠くに見えてくる。通過してきた滝の
源流となっている沢もずいぶん細くなってきて、透きとおる
南アルプス天然水の流れに沿って歩いて行くのは気持ちよかった。

そんなこんなで、歩き始めて3時間半ほどで鳳凰小屋に到着。(標準
時間は5時間20分くらい) ここでは南アルプス天然水が飲み放題、
汲み放題なんで、リフレッシュできる。ていうか、この後は水場が
ないんで補給必須。

ちなみに、サントリーの南アルプス天然水はお隣の甲斐駒ヶ岳を
源流とする川から取水しているようだが、近いだけに似た味わい。
やっぱ、南アルプスは水がうまい!


小屋から地蔵岳に向かうとすぐに樹林帯を抜けて白っぽい砂地となり、
ジグザグの急登りが続くようになる。ここの区間は相当キツかった
んだが、トレイルランナーが駆け上がって行ってしばらくして駆け
下りてきたのを見て、すげーなぁと感心した。


[オベリスク(地蔵仏)を間近に見上げる]
 
 
地蔵岳には9時半ごろ到着。青木鉱泉から6時間40分の標準タイムを
3割ほど削っての登りとなったが、まだ先は長い。
オベリスク(地蔵仏)はとにかく存在感があってカッコよかったし、
甲斐駒、仙丈がキレイに見えて実にいい景色だった。


[アサヨ峰を挟んで、右が甲斐駒 左が仙丈]
 
 
そびえ立つ巨岩、青空の下で輝く白い砂地、周囲の山々と、異世界感
満載の山頂だと思う。


[アカヌケ沢の頭から見たオベリスク]
 
 
ひとしきり景色を堪能してアカヌケ沢の頭に行くと、今度は目の前に
北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山が現れ、これまた綺麗だった。
さあ、最高地点の観音岳に向かって登るぞー、と思って気合を
入れると、、、道はかなりがっつり下っていって観音岳を
見上げるようになってしまった。地蔵手前で結構足を使ったせいで
かなり足は重くなる中、結構急坂の続く稜線を一歩一歩進んで行き、
10時40分ごろ観音岳に到着。ここで昼食休憩とした。


[観音岳 山頂標]
 
 
観音岳は鳳凰三山最高峰だけあって、八ヶ岳、富士山、白峰三山、
甲斐駒、仙丈などなど、周り中の山々が見える絶景!


[山頂から見た白峰三山]
 
 

[山頂から地蔵岳方向]
 
 
立ち去るのが惜しくなるくらいの光景だったけど、薬師岳に向かって
白砂の上を歩いていった。地蔵から薬師に向かう道は、正面に
富士山、右手に白峰三山と、日本最高峰上位勢を見渡しながら歩く
ことができ、ほとんど下りだけで薬師岳に到着。


[薬師岳と富士山]
 
 
白峰三山は、薬師岳あたりからが一番よく見えたような気がするが、
完全に下山モードになっていたんでほとんど通過する感じで薬師岳を
後にして、中道コースから下山を開始。ここは樹林帯の結構な急斜面が
延々続くが、コースタイムをガリガリ削って一気に下山。


[薬師岳山頂標と白峰三山]
 
 
この区間は時々残り時間を示す看板があるくらいで全く見所もなく、
実に退屈な斜面だった。でもわりと下りやすかったんで、コースタイム
225分を130分で下山。さすがに最後のほうはつま先が痛くてグダグダ
だったけど、13時半に下山することができた。
 
 
甲府駅で借りたレンタカーを15時くらいに返す約束だったので即移動
したが、ちゃんと15時過ぎくらいに到着して車を返すことができた。

15時半くらいの特急あずさに乗車して帰ったが、さすがお盆だけあって
全く座れず、八王子まで1時間立ちっぱなしだったのが結構堪えた。

荒島岳登山記録

2010-08-30 22:59:35 | 登山
2010年7月31日(土) 天気:曇り
荒島岳(1523m) 同行者:1名

0635 銀嶺荘 (328m)
0720 登山口 (670m)
0820 山頂まで2km の標識
0850 シャクナゲ平 (1204m)
0940 荒島岳山頂 (1523m)

1035 下山開始
1130 シャクナゲ平
1230 登山口
1300 銀嶺荘
 
 
白山に登る予定で金沢に前泊していたんだが、白山周辺は
雨が降っていたんで、その近くで雨はとりあえず大丈夫だった
荒島岳に登ることにした。いつもと違い、前泊なんで朝のロング
ドライブがないんで多少は楽。

で、R158沿いの勝原スキー場から登ルートで登山開始。
最初はゲレンデの脇の舗装路を登っていき、途中から草むらの間の
砂利道を真っ直ぐ登っていくと、リフトの残骸みたいなのがあって、
近くに登山口の表示が。このスキー場を登っていく部分が何気に
斜度がある真っ直ぐな道でキツかった。
 
 
登山道に入ると樹林帯の中を歩く感じになるが、標高の低さと
曇りの天気から全く爽やかさはなく、やけに蒸し暑かった。
ブナ林の中、結構な標高差を一気に登っていく感じの道が続くが、
急な部分には階段がついてたりして一応歩きやすい。

シャクナゲ平手前の急登前に多少平坦な部分とちょっとした下りが
ある以外はとにかくひたすら急登が続くんで、行きも帰りも
脚力がいる区間だ。


[シャクナゲ平直前の階段状急登]
 
 
シャクナゲ平を越えるとまた少し下って、そこから最後の急登が
始まる。この区間は、はしご状の階段あり、鎖ありとなかなかに
険しく、コースタイムの1時間通りに行くのもわりとしんどい。
途中で連れを置いて一人で一気に登ったんで、シャクナゲ平から
50分で山頂に着いたが、結構疲れた。
  

[山頂標と三角点]
 
 
山頂はわりと広く、周りはお花畑が広がっている。
ちょうどいい時期で、様々な花が咲いてて綺麗だった。
ただ天気は残念ながら曇りだったので、白山方向は全く見えず。
大野平野方面は霞の向こうになんとか見えるかな、という感じだった。

余談だが、後日見た記事によると、この時ちょうど山頂付近に遭難者の
遺体が残されていて、腐臭を放っていたらしい。(我々が登った
数日後に回収されたとのこと)
 

[山頂のお花畑]
  

下りは、山頂で一緒になった広島弁のおっちゃんと途中まで話し
ながらダラダラ降りた。前日に、雨の中白山に登ってきたらしい。
元気なおかただ。

この山、山頂でも標高1500m 台、スキー場付近に至っては300mちょいと
標高が低いので、平野部で気温が35度近くまで上がっている状態では
登山道付近もとにかく暑く、避暑という感じのする登山をしてるのに、
暑さにやられて熱中症になりかねない状態だった。

スキー場に差し掛かってからの道がとにかく水平な所がなく、ひたすら
下り斜面に足を下ろさなければならないんで、靴の中で足の指が
前方につぶされて非常に痛かった。
 
 
結局、登り3時間、下り2時間半弱で山行完了。
もう、、、ホントにひたすら暑かった・・・
 
 


至仏山 登山記録

2010-08-02 22:29:03 | 登山
2010年7月24日(土) 天気:晴れ
至仏山(2228m) 同行者:1名
 
 
0545 鳩待峠登山口 (1591m)
0606 1km 地点
0630 2km 地点
0652 オヤマ沢 (1980m)
0730 小至仏山 (2162m)
0808 至仏山 山頂 (2228m)

0840 下山開始
0913 小至仏山
0950 オヤマ沢
1043 鳩待峠登山口
 
 
当初は雨飾山に登ろうと思ってたんで、朝1時前に家を出て
同行者を回収して関越に乗ったんだが、どうもあまり北に行き過ぎると
天気が悪そうだ、という予報になってたんで至仏山に行き先変更。
明るくなった頃に戸倉の駐車場に到着し、乗り合いタクシーで
登山口のある鳩待峠へ。

バスは出発時間が大体決まっているが、タクシーは人が集まれば
出発してくれるんで、ほとんど待たずに目的地に向かうことが出来た。
 
 
で、6時前から登山開始。朝モヤで若干曇ってる感じもあったが
すぐに晴れてきて日がさすようになってきた。登山道は最初のうちは
林の中の緩やかな登り坂。1kmごとに鳩待峠からの距離と山頂までの
距離を記した標識があるんで、目標物もあって非常に歩きやすい。

やがて登山道は木道が目立つようになり、ちょっと急な部分には
階段がついていて整備された道がしばらく続く。左側にちらちら
見えるとんがった山をこの時は武尊だと思っていたんだが、後で
よくよく考えると隣の笠ヶ岳だったw
 
 
鳩待峠から2kmの標識を越えて少し行くと、尾瀬ヶ原、燧ケ岳方面が
よく見えるお花畑に出る。この辺りはやたらと虫が多くて顔のあたりに
たかってこられたんだが、アブに首すじを刺されて一週間腫れが
ひかなかった。

この辺りから周囲に高い木は少なくなり、至仏山山頂方向も小至仏、
至仏共に見えるようになってくるが、もう少し進むと至仏山山頂は
小至仏に隠れて見えなくなる。距離のせいもあるんだろうが、
小至仏の方が尖がって山容もしっかりしてるんで、主峰に見えてしまう。
 
 

[山頂方向。中央左が小至仏、右のやや平らな部分が至仏]
 
 
オヤマ沢の階段を登って少し行くと、湿原に広がる花畑と、木道の
続く方向に見える小至仏、、、という絶景が広がる。
 
 

[湿原、木道、小至仏]
 
 
その後もしばらく木道歩きが続き、尾瀬ヶ原方面を見渡せる
ポイントにベンチがある休憩所みたいな場所があったりして、
周りの景色を楽しみながら歩くことが出来る。

木道ゾーンを過ぎると、突然むき出しの岩を上を登るような箇所に
出るのだが、この岩がやたらと滑りやすく、結構慎重に進まないと
いけない。山頂にかけて、この滑る岩ゾーンがちょくちょく登場
するから油断できない。

お花畑の中の階段を登ると稜線に出て、北側の新潟方面の山々と
奥利根湖が見えるようになる。ここの景色もよかった。
 
 

[稜線から、奥利根湖方向]
 
  
 
稜線を少し歩くとすぐに小至仏山に到着。ここから一旦下って、
至仏山山頂に向かっての最後の登りとなる。あの上が山頂かな?
という箇所も途中にあるが、小至仏山にあった標識によると
小至仏から山頂までは1.1km あって意外と遠く、前方の視界が開ける
とさらに遠くに頂上らしきものが見える、、、という感じだった。
(途中一ヶ所、少し下る箇所もある)
 
 

[小至仏から山頂へ向かう道]
 
 
そんなこんなで、鳩待峠から2時間20分ほどで山頂に到着。
 

[至仏山山頂標。墓石タイプだ]
 
 
標準が2時間45分だから、そこそこのペースか。
山頂からは、これまでの稜線で見えていた景色に加え、尾瀬ヶ原
方向も見渡すことが出来た。
 
 

[山頂から尾瀬ヶ原、燧ケ岳方向]
 
 
山頂から尾瀬ヶ原方向の登山道は下山禁止なので、しばらく
山頂でだらだらしてから元来た道を下山した。

山頂到着時点でまだ8時過ぎだったこともあり、下山中の方が陽が
高くなって空の青みも増し、景色がより綺麗に見えるようになった。
が、同時に夏っぽい雲がもこもこ湧いてくるのも見え、やっぱり
午後から天気が崩れそうな気配だった。

あとはほぼ標準タイムの2時間で下山し、11時前には登山完了。
再び乗り合いタクシーで駐車場に戻り、沼田に焼肉を食べに
行くのであった・・・
 
 


蓼科山:登山記

2010-06-17 20:59:04 | 登山
2010年6月12日(土) 天気:晴れ
蓼科山(2530m) 同行者:2名
 
 
0950 御泉水自然園 七合目登山口 (1910m)
1035 天狗の露地
1100 蓼科山荘 (2350m)
1130 蓼科山頂 (2530m)

1222 下山開始
1255 蓼科山荘
1350 七合目登山口
 
 
シーズン初めということで、足慣らし的な感じで蓼科山へ。
梅雨入り間近の晴れ間となる予報だったが、山間部は多少雲が
多いかなという天候の中、いつもよりだいぶ遅い9時50分ごろ
御泉水自然園 七合目登山口から登り始めた。

しばらくは緩やかな登り坂。
周囲は、根元を苔に覆われた針葉樹林という景色が続く。
天狗の露地あたりから坂は結構急になってきて、蓼科山荘まで
急斜面が続いた。足元は小さめの岩がごろごろしている
ちょっとしたガレ場で、滑りやすい道だった。


で、蓼科山荘で小休止の後、山頂までの急登に突入。
他のコースと合流するので、人が急に増えた感じとなったが、
なんか若い人が多かったような気がする。

この辺りには影に雪が少し残っていて、さすが2500m 近い
北側斜面だな、という感じった。そして、登山道は岩の上を
歩く狭い急斜面となり、結構キツイ区間だった。

周囲に高い木がなくなってくると間もなく山頂。
山頂は結構広く、一面に岩が敷き詰められたようになっている
上を歩く。時々浮き岩があるので油断できない。

そして、蓼科山荘から30分ほどで三角点のある山頂に到着。
三角点側は、周囲の山々を見渡すような眺望だった。
(ちょっと雲が多かったので、すぐ近くの山しか見えなかったが)


[三角点と山頂標]
 
 
で、頂上の南側サイドに行くと、こちらは茅野の街や八ヶ岳、
眼下に白樺湖や霧が峰を見渡せるなかなかの景色。
しばらく景色みながらおにぎりとか食ってだらだらしてから
下山を開始した。


[山頂からの景色(霧が峰、白樺湖方向) ]
 
 
段差の大きな岩場で降りにくいのと、集団がいて詰まってた
ことがあり、蓼科山荘までは結構時間がかかったが、その後は
順調に下山。天気もどんどん良くなって暑くなる中、下山開始から
1時間半ほどで七合目登山口に到着した。
 
 
登り1時間40分、下り1時間半で、相変わらず下りが遅いような
気がするが、まあこんなもんか。
個人的には、疲れた感もないまったりペースで楽チンだった。


[女神湖から見た蓼科山]

四阿山 登山記録

2010-02-17 21:53:50 | 登山
昔の登山記録を掘り起こそうシリーズ。
今日は、四阿山。 ← 「あずまやさん」って読む
 
 
=======================================
2007年9月1日(土) 天気:くもり時々はれ
四阿山(2354m) 同行者:1名

0640 ダボス牧場 駐車場 (1590m)
0725 1917峰
0750 四阿高原分岐
0800 中四阿 (2106m)
0848 四阿山 山頂 (2354m)

0905 下山開始
0935 中四阿
1050 ダボス牧場 駐車場


2時半ごろ家を出発し、2さんを回収して関越で北上。
深夜割引を使って東部湯の丸まで行って、菅平高原を目指した。

この日は天気予報的にはパッとせず、どこに行くかいろいろ検討
した結果四阿山になったのだが、近くまで行くと周りの山が
雲の中だったわりに四阿山は上まで見えてたから、正解だったかも
とか思いつつ6時45分ごろ登りはじめた。

菅平高原のダボス牧場敷地からスタートで、根子山経由ではなく
中四阿経由のコースをセレクト。しばらくゆるやかな道が
続いた後、草むらの中の単調な登り、、、という感じの道だった。

1917峰と思しき場所を過ぎた後、笹を掻き分けて進むような
場所があったりで、完全に藪山という感じだったが、四阿高原
分岐を過ぎたあたりまで登って行くと周囲が開けてきて、
振り向けばなかなかいい景色が広がっていた。


[菅平高原方向を見下ろす]
 
 
中四阿付近の登り下りが多少険しいくらいで、あとはそんなに
キツい印象はなかったが、このルートは四阿山の頂上が
全然見えない。四阿山の姿を見たければ、根子山の方に
行かないとダメらしい。

あと、花の百名山と言われているだけあって、時期を
外してるにもかかわらず結構花が咲いていた。


[中四阿周辺に咲いてた花]
 
 
結構ガスっぽかったんだが、頂上近くまでたどり着いた辺りで
晴れてきくるというナイスタイミング。頂上手前には木道
みたいなのが取り付けてあった。

そんなこんなで2時間ちょっとで登頂。山頂標があるあたりは
なかなかいい景色だった。


[山頂標]
 
 

[山頂からの景色]
 
 
そして、下山し始めたら曇ってくるという絶妙のタイミング。
下山途中、遠足中の幼稚園児集団とすれ違い、これが噂の
長野的教育か、と思った。幼稚園で登山遠足、小学校では
泊りがけでアルプスだっけ?

登った道を戻り、1時間45分ほどで下山。
牧場のソフトクリームを食べて、帰路についた。

朝はいなかったが、牧場敷地出口あたりに人がいて、
しっかり牧場入場料を回収されてしまったw