K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

クラスター爆弾

2007年2月23日(金)夕方やむ

クラスター爆弾の廃絶を目指して、ノルウェーが提唱した国際会議が2月22日、オスロで始まりました。クラスター爆弾は親爆弾の中に小爆弾が200個~2000個くらい詰っていて、小爆弾には300~600個くらいの鉄片が入っています。親爆弾投下のとき小爆弾が炸裂して鉄片が広範囲に飛散し無差別に多くの人に被害をあたえる爆弾のようです。鉄片の威力は小さいのでコンクリートなどの建築物のダメージは少ないようですが、車両や人々へのダメージは大きいとのことです。しかも、戦闘が終わり平和になっても小爆弾の不発弾による被害が出ています。そこで第二の地雷といわれています。今回始まったオスロ会議でノルウェーは2008年までにクラスター爆弾の使用や生産を禁止する条約などを作ることを目指しています。しかし、ここでも日本は消極的な態度をとっているようです。外務省の高官は「クラスターに代わる効果的なものがない」との発言を昨日のニュース23で聞きました。えっ、外務省の高官は何か勘違いしているのではないでしょうか。平和主義を掲げる日本がクラスター爆弾を使う必要があるのでしょうか。公務員は憲法遵守と憲法弟99条にあります。このような考えを持つなら公務員を辞めて、民間の評論家として評論すべきではないでしょうか。クラスター爆弾禁止を進める国は、日本が賛成することで世界の国々はドミノ現象をおこし採決に成功するだろうと期待しています。その裏づけとなるのは地雷禁止条約の採択の際、日本は反対していましたが、当時の橋本龍太郎内閣の故小渕恵三外相(後の首相)は「世界の大きな趨勢を踏まえて、やるべきことはやらねばならない」と異議を唱え、政府の方針を覆しました。(日本政府97年12月3日署名、98年9月30日批准、99年3月1日発効)。
クラスター爆弾禁止に向かって日本政府は平和主義日本を世界に示す機会だと思います.

2007年02月23日22時41分asahi.com一部引用抜粋
23日2008年までに使用、製造、移動、備蓄を禁止する条約の締結を目指す「オスロ宣言」を採択し、閉幕した。日本・ルーマニア・ポーランドは参加せず。アメリカ・ロシア・中国は出席せず。
残念ですね。日本の自衛隊も保有していますが、なんの目的で購入したのでしょうか
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