K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

大学時代の同期会 その2

1つ前の大学時代の同期会(阿修羅展&宴会)の続きです。


今回の東京国立博物館の阿修羅展は興福寺・中金堂の諸仏の展示でした。
(3月31日~6月7日)

興福寺の創建は天智朝にさかのぼります。天智天皇には中大兄皇子のころからの腹心中臣鎌足という人物がいました。ともに大化の改新を行なった同士ということは有名な話です。鎌足は天智8年(669)に重い病気を患った際に、夫人である鏡大王が夫の回復を祈願して、釈迦三尊、四天王などの諸仏を安置するために山階寺を造営しました。これが興福寺のはじまりと伝えられています。壬申の乱後、即位した天武天皇は都を近江の大津から飛鳥の地に移したので、山階寺も飛鳥に移り、その地名を取って厩坂寺としました。平城京遷都に伴い鎌足の息子の藤原不比等(すでに橘三千代を妻としており最大の実力者)は平城京に寺を移し興福寺と称するようになりました。興福寺は藤原氏の氏寺として次々と堂宇が建てられ大寺院となりました。今回の展示は中金堂の諸仏です。中金堂は光明皇后が母橘三千代(藤原不比等の妻)の一周忌(734年)のために釈迦三尊を安置する堂として創建し、八部衆像・十大弟子を安置しました。中金堂は江戸時代・1717年(享保2年)に火災による焼失後は現在まで再建されていません。焼失を免れた諸仏は興福寺国宝館に置かれています。

今回展示の諸仏の印象はどれも端正なやさしいお顔ですらりとしたもので、思ったより小さい感じでした。皇后がお母さまのために注文したためなのかしらと・・・でも、橘三千代も光明皇后も歴史上の女傑なのに・・・。

さて、これから見学にいらっしゃる方へご案内します
八部衆の鳩槃荼(くばんだ)・畢婆迦羅(ひばから)、釈迦十大弟子の羅ご羅(らごら)の展示は4月19日までです。
金曜日・土曜日・日曜日・祝日は午後8時まで開館しています。
チケット売り場に20分待ちとか30分待ちとかと、掲示されていますが、ぐんぐん進みますので、あきらめないほうがいいと思います。この展示をのがすと今回のように四方八方からじかに見学できることはないと思いますので、関心のおありの方は是非いらしてください。

さてさて、久しぶりに会ったCちゃんと見学をしたので、のんびりおしゃべりをしちゃったので、時間の経つのを忘れてしまいました。5時には追い出されるだろうと時間を気にすることもないと安心していました。
突然携帯にTELが、マナーモードにしていたので、私は気付かず
Cちゃんが「TELよ。」
「えっ
「宴会が始まる時刻を過ぎている

宴会会場の「月の雫」上野店が見つからず、ABABの辺りを行ったりきたり・・・

全部で11名集まりました。その内2名はご同伴、ご同伴のひとりで、5つも若い奥様から、「お姉さま」なんていわれるとドッキ・・・学生時代の仲間はホント、いいですね。幹事のNさんは、飲み物の出るのが遅いの料理がイマイチなどと・・・でしたが、ソコソコの会費で飲んでおしゃべりできて楽しめれば
(男子は女子よりたくさん出しているのでソコソコとはいえないけど・・
いつも、女子は割引でありがとうございます
そうね料理と会場の雰囲気は★☆☆☆☆星1つでした。
でもね、当日の蒸篭を空けたら、こんな材料かと思ったのだけど、





昨日の晩ご飯で、やってみました。我が家の定番になりそう・・・「月の雫」の評価を星2こにしようかな。
コッコーのレシピ
蒸し器にキャベツ・モヤシ・かぶ・シメジ・しゃぶしゃぶ用豚肉いれ、蒸す。
大根おろしとぽんず、黒七味で頂きました。
祇園原了郭の黒七味は友人からの頂きものです








カブの葉は刻んでごま油で炒めて、オカカ・シラス・すり胡麻で和えました。



ああ、また欲しい物が・・・蒸篭が欲しいな。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「仏教美術」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事