あれー開演30分前ですが、、、長蛇の列早く、早く信号変われ。
だめかな~~~はいれないかな~~~
この建物をまわると、(この外壁の中がカザルスホールのようですね)
入口が見えました。何とか入れそうです、、、、。
コッコーの10名くらい前の人から「立ち見ですので入場料はいりません」
ずいぶん良心的なのだな~~~
以下プログラムからコピー
日本大学カザルスホール
アーレントオルガン
ランチタイムコンサート
2010年3月20日(土)
出演:水野 均(オルガン)
Programm
N.ブルーンス:プレルディウム ト長調
Nicolaus Bruhns(1665-1697):Praeludium in G
J.A.ラインケン:フーガ ト短調
Johann Adam Reincken(1623-1722):Fuga in g
J.パッヘルベル:コラール変奏曲「ああ罪人なる我、何をなすべきか?」全7節
Johann Pachebel(1653-1706):Choralpartita“Ach,was soll ich Suender machen?”7 var
J.C.F.フィッシャー:シャコンヌへ長調
≪音楽のパルナッソス≫「オイテルペ」より
Johann Caspar Ferdinand Fischer(1665-1746):Chaconne in F
Aua dem “Musicalischer Parnassus”
<Euterpe>
J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV596
*原曲=ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調 作品3―11 RV565
Johann Sebastian Bach(1685-1750):Concerto in d BWV596
Nach dem Concerto d-moll op.3-11)RV565)von A.Vivaldi I:(Allegro)-Grave Fuga Ⅱ:Largo e spiccato Ⅲ:(Allegro)
:「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV522
: “ O Mensch,beweiin dein Suende Gross” BWV522
: プレルディウムBWV522とフーガ ホ短調 BWV548
: Praeludium et Fuga in e BWV548
コンサートに寄せて
今日のランチタイムコンサートは、バロック時代のドイツのオルガン作品で構成しました。ブルーンスとランケンは、北ドイツで活躍した作曲家です。ブルーンスはわずか32歳で夭折しましたが、長生きすればオルガンの名曲を数多く作曲したに違いない天才肌。一方ラインケンは、まれに見る長寿を全うし、バッハが尊敬していたことでも知られています。論理的で決然とした作風が特徴です。続くパッペルベルとフィッシャーは南ドイツで活躍しました。「パッペルベルのカノン」で知られるパッペルベルには、多くのコラール編曲作品があります。フィッシャーは、リュリなどフランス音楽をドイツにもたらしたことでも知られ、その作品には当時のドイツやフランス、イタリア音楽などの影響による多彩な音楽様式が見られます。プログラムの最後は、中部ドイツで活躍したパッハです。「バッハの音楽は、当時としては古めかしくて斬新ではなかった」とはよく言われるのですが、バロック時代の音楽の集大成でありつつも、あらゆる意味でグローバルな視野で新しいものを追い求め、独自のスタイルを確立したサ曲かといえるのではないでしょうか。どうぞ5人の音楽を聞き比べてみてください。
残念ながら、日本大学カザルスホールのアーレントオルガンランチタイムコンサートは今日でいったん終わりとなります。旧カザルスホール時代のランチタイムコンサートから数えて、今日で91回目になります。これまで、すばらしい演奏でアーレント・オルガンの魅力を引き出してくださった多くのオルガニストたちに感謝すると同時に、毎回カザルスホールに足を運び、ランチタイムコンサートを支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
しばらくの間、アーレント・オルガンによる演奏をお聴きかせすることはできなくなりますが、いつの日か必ずすばらしい音楽を奏で、皆様に喜びと感動をもたらすオルガンとして復帰できることを祈りつつ、オルガンに携わる者の一人として、最大限努めていくつもりです。今後とも、変らぬご支援とご声援をお願いいいたします。
日本大学カザルスホール・オルガニスト・イン・レジデンス 水野 均
(コピー終わる)
普通のランチタイムコンサートは30分くらいだと思いますが、今日はたっぷり1時間余りでした。春らしいやわらかな旋律の心地よい曲が続いた最後はバッハのやわらかさと強さのある作品でした。
とても優しい雰囲気の滑らかな演奏でふんわり春という印象の心地よいひと時でした。
アンコールの後、、
カザルスホール専属のオルガニスト水野均さんは声を詰まらせて最後の感謝のご挨拶でした。コッコーも目頭が熱くなる思いでした。
カザルスホールのオルガンは1997年設置とのことです。閉館の理由はわかりませんが、この経済状況からでしょうか。文化の火が消えるのは淋しいです。再びの開館を祈念いたします。
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