K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

沈丁花

2007年2月5日


実家の庭の沈丁花が咲き始めました。香りますよ







フライパンにオリーブオイルと刻んだにんにくをいれ、香りが出てきたら、きくらげ・エリンギをいためて塩コショウと酢で味を付け、茹でたブロッコリーにかけました。


私の酢は青梅に酢とハチミツを入れたものです。
昨年6月に作りました。





柳沢厚生労働相が27日(火)、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会で、年金や福祉、医療の展望について約30分間講演。その中で少子化問題についてふれた際、「機械と言って申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れながら、「15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」(以上asahicom2007年01月28日00時33分)などと述べたことで、野党4党は柳沢大臣の罷免を求め、補正予算案の審議拒否となった。安倍首相は31日午前、参院本会議での代表質問の答弁で、柳沢厚生労働相が「女性は子どもを産む機械」と発言した問題について、「閣僚の発言は重く、多くの女性の心を痛めたことに、私も深くおわびする」と謝罪した。閣僚の問題発言をめぐり、任命権者の首相が国民に謝罪するのは極めて異例だ。ただ、柳沢氏の進退については「国民の信頼を得られるよう、全身全霊を傾けて職務を全うしてもらいたい」とし、更迭する考えはないことを改めて強調した。(以上asahicom 2007年01月31日13時17分引用)
「子供を生む機械」問題に野党は罷免を求め審議拒否に入ったが先週末にはメディアが野党の戦術に対して批判を始めた。4日の北九州市長選(自民敗北)・愛知県知事選(自民勝利)が1勝1敗の結果だったので、5日午前塩崎官房長官は記者会見で「厚生労働行政をしっかりやって信頼を回復するように、代わらず、がんばってもらいたい」と明言。参院自民党の片山虎之助幹事長は5日午前、「本人も職責を全うしたいということなので、我々としてそれを尊重する」と述べた。参院幹部の一人も5日朝、「何とか愛知は逃げ切った。ここまで来たら、がんばるより仕方ない。何とか守ってやらないといかん」と語った。(以上asahicom2007年02月05日14時21分引用)とのことである。
柳沢氏は経済畑が長いので数字としての例として話したまでと説明をしているが、女性の人権を十分理解している人間だったらこのような言葉が口から飛び出すわけがない。私は前々から懸念していたことがある。それは日本国憲法第24条2項の「・・・両性の本質的平等・・」この両性の本質的平等の削除を望む自民党議員がいるとのことである。(第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。2項 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない)
柳沢大臣の発言を聞いたときに馬脚を現したな、と、思った。この問題は罷免だけで終わらせたくない。1981年発効の女子差別撤廃条約を日本は1985年に批准するために、改正国籍法・男女雇用機会均等法を制定したというほど女子差別には鈍感な国だったということを思い出してしまった。2000年のころは夫婦別姓も間近と思っていたが、どうなってしまったのか。また、私は非常勤の仕事を続けているので、夫の扶養家族でもなく、健康保険組合にも入れず、国保に入っているが、納入のお知らせは国保に入っていない夫名義で郵送されてくる(現在は夫も定年で国保となったので、問題はないが)。この問題をきっかけに女性の人権を考える元年としたい。
また、厚生労働大臣としての柳沢氏の少子化対策が合計特殊出生率アップしかないのでは職責を果たすことは出来ないだろう。産院不足、子供の不慮の死など、不安のない社会作りなどの政策も必要だと思う。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事