コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

日本代表を讃えたい!! VSベルギー。

2018-07-03 21:52:13 | 日本代表
ワールドカップロシア大会も決勝トーナメントに入り、今朝3時キックオフで日本VSベルギーが行われました。
この見るのに難しい時間の試合でしたが、昨夜11時に就寝、2時40分アラームをセットしておきましたが自分でもびっくりするくらい速やかに起きる事が出来ました。

家族はみんな寝ていますので自室のパソコンの内蔵テレビで見ていました。

スタメンはコロンビア戦やセネガル戦と同じメンバーで臨みました。
相手のベルギーはFIFAランキング3位の強豪です。体格も日本の選手達よりいいです。特にルカクとキャプテンのアザールは要注意です。
日本は持ち味の組織力で戦って欲しいです。

2分、香川がミドルレンジからシュートを打ちますが僅かにポストの外側、日本の積極性が感じられました。
日本は集中したディフェンスでベルギーの攻撃を封じこみます。
シュートブロックに積極的に行っていますのでピンチを防いでくれていました。

かなり長い時間ベルギーにボールを支配される時間続きます。
27分、ベルギーのアザールに強烈なシュートを打たれますが川島がパンチングで防ぎます。

31分、香川、長友と繋いで長友がクロス、このボールに乾がヘッディングシュートしますがGKの正面。攻撃の形は出来ていました。

44分、長友のグラウンダーのクロスに大迫がコースを変えるプレーでシュートしますがGK正面、このボールを一瞬ファンブルしますがすぐに飛びついてキャッチ。
このまま前半は0-0で終了。

後半も同じメンバーで始まりました。
3分、いきなりチャンスが訪れます。
柴崎のセンターサークル付近からのスルーパスに細貝が反応、DFを振り切って一瞬溜めてPA右側からシュート!!
これが右隅に決まってゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
細貝の先制弾が決まって日本ベンチ前大盛り上がり、どうしても欲しい先制点モノにしました。


しかしその直後の4分、今度はベルギーがアザールの強烈なシュート、川島も一歩も動けなかったですがポストがクリア。日本、運も味方につけたか。

7分、ベルギーのクリアボールを香川がコントロールして乾にパス、これを乾がPA手前から強烈なシュート!!無回転シュートが右隅に突き刺さりゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何と日本が2点先取。2-0乾の素晴らしいゴールが決まりました。


しかしこの後マジになって攻めてくるベルギーの攻撃が強まります。

後半20分、ベルギーはフェライニとシャドリと2枚代えてきます。

24分、日本のゴール前でクリアボールがPA逆サイドに流れたボールをベルトンゲンがヘッド、これがループの軌跡でゴールに吸い込まれていきます。川島も追いますがその先をボールがゴールの中に入ってしまいました。このボールシュートだったのかクロスだったのか分かりませんが、ある意味ベルギーに運が傾いたかもしれません。その意味では嫌な失点でした。

29分、ベルギー左サイドの深い位置からクロスを上げられ先程交代で入った長身のフェライニがヘッドで叩きこみなんと同点に追いつかれてしまいました。

完全に流れはベルギーに移ってしまいました。
流れを変えたい日本は
36分、柴崎→山口蛍・原口→本田の交代。遂に本田がピッチに入りました。

41分、ベルギーはシャドリが決定的なシュート、これを川島がファインセーブ更にこのボールの流れをシャドリがクロス、要注意のルカクが強烈なシュートを打ちますがこれも川島がクリア。
2回の決定的なピンチを救った!!

アディショナルタイムは4分、この4分にドラマが待っていようとは神ならぬコヤチンは知る由もありませんでした。
48分、日本はゴール正面でFK獲得。キッカーは本田、距離は少しあるが本田が狙える距離。本田の左足から無回転シュートが放たれボールはゴール左隅に向かって行きます。
しかしこれはベルギーのGKクルトワがファインセーブ、CKとなります。

アディショナルタイムも残り僅か、延長戦と誰もが思った本田のCKからドラマが始まります。
本田のCKはGKクルトワがキャッチ、キャッチしてからクイックスローでボールを回します。一歩で遅れた日本の先にベルギーの高速カウンターが始まっていました。
ドリブルで持ち上がったデブライネのパスをムニエのグラウンダーのクロス。ルカクがゴール前で日本DFを引き付けてスルーその先にフリーになってシャドリが流し込み逆転ゴールを許してしまいました。鮮やか過ぎるカウンターでした。
それにしても土壇場でこのプレーができるベルギーはランキング3位優勝候補の実力を見せつけました。

この後終了の笛。日本万事休す。
日本のロシアでの戦いが終わりました。

終了して動けない日本代表、昌子はうずくまる形でピッチを拳で叩いていたのが印象的でした。

試合後のインタビューも各選手絞り出すような声で対応していました。
西野監督も声を詰まられながら言葉を選びながら伝えてくれました。

悔しい!!しかしもう少しを越えられなかったのが実力の差だったかもしれません。
ベスト8に指の先が掛かっていたかもしれませんが土俵際でうっちゃられた日本はまだ進化が必要って事かもしれません。

2-0というスコアはサッカーでは最も危険なスコアと呼ばれていますが、それを思い知らされた試合だったと思います。
1失点目のゴールで流れが完全にベルギーに移ってしまったのは感じました。
でも必死に戦っていた日本も延長にもつれ込んだらチャンスは大いにあったかもしれません。
でもそれを許さなかったのは世界の強豪と呼ばれるベルギーの面目だったかもしれませんね。

さて、この試合レフリーはセネガルのレフリーでした。セネガルといえばグループリーグで日本にフェアプレーポイント差で決勝トーナメント進出できなったのと、国内外から批判を浴びた日本の時間稼ぎパス回しで悔しい思いをした国です。ともすればベルギー寄りの笛を吹いてもおかしくないのですが、マラン ディエディウ主審は公平なジャッジをしてくれました。
当然な事なのですがフェアプレーを感じました。

そして試合終了後の日本のロッカールームで素晴らしい話が、選手が引き上げてスタッフがロッカールームに入って見るとベンチもテーブルもきれいに磨かれロシア語で「ありがとう」と書いた紙が置かれていたという事です。これが敗れた国のロッカールームかと疑ったという事です。
日本人のモラルの高さというか、同じ日本人として誇らしいです。
サポーターの方々も試合終了後これも有名な話になりましたスタンドの清掃をこの試合後もせっせと行ってくれたようです。
素晴らしいじゃないですか。

日本代表の選手とスタッフの皆さん、特に急遽監督になった西野監督お疲れ様でした。
ケガを押して活躍した乾選手、他にもケガをしていた選手もいると思います、まずは体を癒して次の戦いに備えて下さい。
日本サポーターの皆さん遠くロシアまで応援に行かれてお疲れ様です。
皆さんの声、日本にも確かに届いていましたありがとうございました。

次回ワールドカップも必ず日本が舞台に立っている事を信じています。
そして今回乗り越える事が出来なかったベスト8の壁その上の壁も越えられるように精進して下さい。

ワールドカップはまだまだ続きます。
素晴らしいプレーを沢山見て行きたいですね。