【 皮膚掻痒感(そうようかん) 】
痒み(かゆみ)は、多くの皮膚病、特に炎症性皮膚病の自覚症状として現れるが、
皮膚には何も変化がなく、痒みだけ強いものを“皮膚掻痒感”という。
原因として、糖尿病、胃腸障害、更年期障害、がんなどに伴って起こること
があるが不明なことも多い。
また老人では、皮膚に脂気が少なくなるので起こりやすく、気候的には
冬季、夏季に増悪するものが一般に多い。
漢方医学では、多くは腎の陰気が虚して(腎陰虚証)、陽気が高まり乾燥し、
全身に潤いがなくなって皮膚の痒みが起こるとされる。
そこで効果的なのが、腎を強化し、腎精を充実させ、身体を潤す『腎兪』
『身柱』『肩ぐう』『曲池』『湧泉』『太谿』などへのツボ温熱刺激である。
『腎兪』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo85.htm
『身柱』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo15.htm
『肩ぐう』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo53.htm
『曲池』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo39.htm
『湧泉』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo22.htm
『太谿』→ http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo43.htm
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