眩暈（めまい）

　眩暈は、消化器疾患から起こるもの、血圧異常、更年期障害、血の道症、
　貧血、神経症、脳幹・小脳の異常、心臓疾患などの症候として現れものなど
　様々である。

　しかし、めまいの７０％は内耳の異常が原因して起こり、眼の異常１０％、
　脳幹・小脳の異常は１０％とされているが、最近では、精神的ストレス、
　睡眠不足、自律神経失調、うつ病などによる“心因性のめまい”も増えてきている。
　
　そこで有効なのが『耳門』『竅陰』『完骨』『風池』『巨闕』『侠谿』
　『申脈』などのツボ刺激です。

　　　　『耳門』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo122.htm
　　　　『竅陰』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo116.htm
　　　　『完骨』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo113.htm
　　　　『風池』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo60.htm
　　　　『中渚』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo19.htm
　　　　『巨闕』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo115.htm
　　　　『侠谿』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo311.htm
　　　　『申脈』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo166.htm

ご機嫌だから

　　　　　　　　　　　　　ご機嫌だからうまくいく。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　--　坪田一男　--

一物全体食

　　健康志向の高まりから十穀米、発芽玄米入りのおにぎりなども
　　売られるようになってきたが、「鳥の餌のようなものを食べている」と
　　陰口を言われ続けていた昔が懐かしくなっている。

　　穀物の外皮や胚芽には、ビタミンやミネラルが含まれ、
　　捨てられてしまう“糠（ぬか）”の方に健“康”のための栄養素が
　　あるのだが、米を“白”くすれば“粕（かす）”となってしまう。

　　食物はできるかぎり加工せず、ひとつのものを丸ごと食べる
　　こと（一物全体食）が健康を保つ秘訣でもある。　　　　　　　　　　　　　 　

　　栄養のバランスも、漢方でいう陰陽のバランスもよく、
　　また生命力に満ちたものを摂り入れることがパワーアップ（元気）につながる。
　
　　一物全体食からすると、丸ごと食べられない大きな魚や動物は、
　　“部分食”となってしまい、また野菜も葉っぱや根っこも工夫して
　　「全体」を食べるようにすることが大切である。

気管支喘息

　気管支喘息の原因について、遺伝、アレルギー、自律神経系、ストレス、
　気候などが関与し、気管支が収縮して喘息の症状が起こるというが、
　おそらくそれらの原因が複合的に働いているのではと思われる。

　「息」を切らせ、苦しそうに「喘（あえ）」ぐ“喘息（ぜんそく）”は
　発作的に呼気性呼吸困難を繰り返し、ヒューヒュー、ゼーゼーという雑音
　（喘鳴－ぜいめい）を伴うものと定義されている。

　また、喘息特有のヒューヒュー、ゼーゼーや呼吸困難もなく、咳のみが
　数週間以上も続く“咳喘息”という病気がある。　　　　　　　　　

　この咳喘息から約３割の人が喘息に移行するというから軽視せず、
　適切な早めの治療が大切となる。

　そこで有効なのが『玉堂』『魄戸』『兪府』『風門』『身柱』『巨闕』
　『尺沢』『肺兪』『天柱』などのツボ刺激です。

　　　　『玉堂』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo307.htm　
　　　　『魄戸』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo237.htm
　　　　『兪府』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo147.htm
　　　　『風門』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo37.htm
　　　　『肺兪』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo83.htm
　　　　『身柱』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo15.htm
　　　　『巨闕』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo115.htm
　　　　『尺沢』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo30.htm
　　　　『天柱』→　http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo82.htm

病を憎んではならない

野生のタヌキ

　　　　　　　　　　　　　病を憎んではならない
　　　　　　　　　　　　　恐れてもいけない
　　　　　　　　　　　　　早く取り去ろうと焦ってもいけない
　　　　　　　　　　　　　その病は我が肉体からの
　　　　　　　　　　　　　何かを教えてくれる
　　　　　　　　　　　　　何かを与えてくれる
　　　　　　　　　　　　　何かを気付かせてくれるメッセージ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　--　高原玄承　--