苦しみ(病気)は、しあわせ(健康)のための熱いメッセージ!!

病み(やみ)などの艱難辛苦は、闇(やみ)ではなく、幸せになるための有難いお知らせ。 その×を+に変えて立ちあがれ!!

「人」が「木」の傍らに近づく

2022-10-28 09:49:30 | 独り言

  現代社会は多様化・高度化が進み、複雑なストレスの環境の中で
  生存しており、こころのトラブルに悩む人が急増している。

  そして、私たちは漠然と不安や緊張を感じることがある。
 
  「頭が痛い、脳腫瘍では?」などと気にすればするほど、
  ネガティブな想像力が増幅してしまい、その心配や不安を
  押さえ込むことができなくなり(予期不安)、恐れ、苦しむ
  心気神経症となって、日常生活に支障がでるようになってしまう。

  しかし、これらの病気は決して特別の病気ではなく、非常にありふれた
  病気であり、うつ病などは「こころの風邪」と呼ばれているのも
  そのためであるが、これらの病を癒す方法は、不眠症治療と似ている。

  夜が訪れ、寝ようと意識すればするほど、神経が興奮して眠れなくなる
  ように、神経症やうつ病を消し去り、克服しようとすればするほど、
  意識が病気に集中して、症状が増悪する結果ともなりかねない。

  神経質を負の性格とせず、プラスとして不安や心配、緊張と共に生き、
  自分の注意を外に向け、神経質の性格を伸ばす生き方をすることが、
  こころの重荷を取り除き、本当の自分を取り戻す方法だと思う。

  また、神経症の人は、時にはこころを“休ませる”ことが必要で、
  「“休”む」とは、「人」が「木」の傍らに近づくことである。

  自然に親しみ、木の茂る山に登ったりして、気持ちのいい汗をかく、
  疲れたら木の根元でしばらく休憩をするなど、こころに栄養を与え、
  ゆとりのある時間を持つことも大切だろう。

尋常性白斑(白なまず)

2022-10-24 08:22:46 | ”鍼灸”東洋医学

 限局された後天性の色素脱失(皮膚の一部が脱色)で、中年以降に多く
 発生し、経過は極めて緩慢である。

 多くは周囲に向かって広がり、大きさや形、数などは種々雑多である。

 その原因は明らかではないが、自己免疫説や神経説などが考えられている。

 ツボ療法では、初期の段階で体質的に全体を治療したり、小さい白斑の
 中央に灸をすると良い結果をもたらすことがある。

 重要穴として、『曲池』『肩ぐう』『関元』『腹結』『肺兪』『膈兪』
 『太谿』などである。

    『曲池』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo39.htm
    『肩ぐう』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo53.htm
    『関元』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo99.htm
    『腹結』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo201.htm
    『肺兪』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo83.htm
    『膈兪』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo111.htm
    『太谿』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo43.htm

よい睡眠するために

2022-10-17 11:49:52 | 独り言

  毎日8時間以上も眠っているのに、爽やかに朝を迎えることができず、
  寝不足気味の原因は“睡眠の時間”ではなく“睡眠の質”に問題がある。 

  よい睡眠とは、深い睡眠をとる(熟睡)ことが重要で、 
  そうすることで身体からの成長ホルモン(修復ホルモン)が出て、
  疲れや病気の回復も早まり、免疫力も促進され、スッキリと目覚め
  清々しく朝を迎えることができる。

  『寝る子は育つ』というように、よく眠れる人は病をもよく治し、
  疲れも速やかに回復するが、夢見が多い浅い睡眠やダラダラ睡眠
  (惰眠-だみん)ではそうはいかない。 

  では、よい睡眠(熟睡)するためには、腸内温度が下がることが重要だが、
  夕食を過食したり、夜遅く食事を摂ると消化器系がいつまでも働き続け、
  腸内温度は下がらない。

  できるだけ夕食を少なめにして、睡眠2時間ほど前は食べ物を口に
  しないように心がけ、内臓に疲労が溜まらないようにすることが
  大切である。

  また、適度に身体を動かすことも重要で、睡眠は日中の疲労を浄化
  させるためで、適度に疲れが溜まっていないと睡眠が必要では
  なくなってしまう。

  “よく生きる”と“よく眠れる”ものである。