苦しみ(病気)は、しあわせ(健康)のための熱いメッセージ!!

病み(やみ)などの艱難辛苦は、闇(やみ)ではなく、幸せになるための有難いお知らせ。 その×を+に変えて立ちあがれ!!

今年も残すところわずか

2006-12-31 21:39:40 | 独り言



今年も残すところわずかになりましたが、
今年の心に残った出来事は、素敵な患者さんに出会えたことです。

10年程前に旦那さんが亡くなり、一人住まいの81歳になる女性ですが、
長年患っているリウマチのために手足の関節は変形して、
家事や歩行などの日常生活に支障をきたしています。

病苦に耐え、人生の苦難をも乗り越え、ややもすると眉間に皺を寄せ
陰険な顔つきになりがちですが、その方の優しいまなざしと素敵な笑顔に
私自身のこころが癒されていました。
  
苦しみ、迷い、孤独感、絶望感などの逆境を経験した人だからこそ、
そこから立ち上がってきた“本当の幸せ”が分かっている心和む方です。

「一笑一若」という言葉がありますが、笑い、上機嫌の生活は、
自分自身も若返り、周りの人たちも幸せにしています。

”和顔施”は人間関係のパスポートです。

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ダイヤモンド富士・上高下

2006-12-30 11:26:57 | ゆとり
今朝(30日)の上高下からの富士山

 元旦に富士山の頂上から昇る初日の出が見れるのは、
 山梨県の竜ヶ岳増穂町の上高下地区の2箇所だけです。

 その「日の出」のことを「ダイヤモンド富士」と言いますが、
 特に、幸多き新年の門出を願って眺める富士山からの日の出は
 価値あるもので、多くの写真愛好家が山梨に集まります。

 今朝、大親友と早起きをしてダイヤモンド富士の撮影に 
 上高下に行って参りました。

 キラキラと輝くダイヤモンドのような日の出は1月1日の当ブログに
 載せる予定ですが、太陽が昇る前の静寂した様子をご覧ください。

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未だ病まざる病を治す

2006-12-29 21:10:52 | 生き生き健康



       【 未だ病まざる病を治す 】


 むかし中国では、治療のうまくない医者。平凡な医者のことを
 “庸医(ようい)”、または“葛根医者”ともいい、今で言う“やぶ医者”
 のことです。


 「未だ病まざる病を治すを以って“上医”と云う」という
 中国医学の言葉があります。


 つまり、病気になってから病気を治すのは中医、庸医であり、 
 病気にならない未病(みびょう)のうちに治してしまうのが
 本当の名医、上医であるという意味です。

 したがって、疾医(内科医)、瘍医(外科医)は中医であり、
 病気にならないように予防し、個人個人の合った食事指導を行ったのが
 “食医”であり、一番地位の高い上医として評価されていました。


 ビタミンやミネラル、カロリーなどを重要視する栄養士さんとは違い、
 食医は食べ物を陰陽に分け、漢方的に個人差を重要視し指導しています。

 しかし、現代社会において医科学が進歩発達したにもかかわらず
 病人が減らないのは、この食医として熱心に活躍しているドクターが
 少ないことです。

 病気が発生しないように未病のうちに抑えこみ、健康で若々しく、
 美しく年を重ね、天寿を全うすることが幸せのひとつでもあります。

 薬や注射、手術などをせず、食医として活躍する予防医学としての
 ドクターが増え、病人が少なくなることが本当の意味での医学の進歩では
 ないでしょうか!

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心身症・動悸・息切れ

2006-12-27 21:57:04 | ”鍼灸”東洋医学



       【 心身症・動悸・息切れ 】


 以前、患者さんから心配そうな様子で相談されたことがありました。

 「家族には言っていないのですが、以前は無かったのに、みぞおちの下に
 しこりがあるんです。癌なんでしょうか??」と......。

 若い頃はないのですが、大人になってくるとみぞおちから伸びた骨が
 剣状の突起となって皮膚の上から触れることができるのです。

 「決して、癌ではないので心配はありません」と
 笑い話になったことがありました。


 「みぞおち」を漢字では「鳩尾」と書きますが、
 この場所のツボの名前も鳩尾-きゅうび』といいます。
             
 
 鳩の尻尾のような形をしているみぞおちの下にある『鳩尾』のツボは、
 精神や情緒が不安定、こころの緊張状態、イライラ感などがあると
 固くしこって弾力性がなくなっています。 

 このツボは、心身症、対人恐怖症、心臓神経症、不眠症、ヒステリー、
 動悸、息切れなどの症状に有効なツボで、左右の人差し指と中指を
 立てて『鳩尾』のしこりを取り除くように刺激すると、
 心の緊張感がなくなり、徐々にリラックスしてきます。

 また、入試や就職などの際にも利用すると平常心で面接や受験ができ、
 良い結果が生まれる可能性が高まります。   

 『鳩尾』のツボは、胸骨(胸の中央の骨)下端に剣の先のような骨が
 ありますが、その骨の先端のところにこのツボがあります。

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