苦しみ(病気)は、しあわせ(健康)のための熱いメッセージ!!

病み(やみ)などの艱難辛苦は、闇(やみ)ではなく、幸せになるための有難いお知らせ。 その×を+に変えて立ちあがれ!!

過剰水分(水溜り)が害毒

2022-11-28 15:45:07 | 健やか一言

  身体に潤いを与える水分の総称を「津液(しんえき)」というが、
  それが停滞すると過剰水分(水溜り)が生じ害毒となる。

  これを漢方では「水毒」という。

  その水分が原因で冷え性、食欲不振、消化器疾患や腰痛、リウマチ、
  膝関節炎、水肥り、皮膚病、風邪などの病気が増悪したりして、
  万病の元となることがある。

  例えば、植木鉢の草花に水をやらなければ枯れてしまうが、
  水を与え過ぎれば“根腐れ”を起こし草花は弱ってしまう。

  体重の60%以上の水分を含んだ人体にとって、水分補給は必要だが、
  島国で湿気の多い日本では、水分を取り過ぎると脾胃の働きが低下し、
  過剰な水分は身体の関節、内臓、皮膚、頭部などに渟って
  身体のあちらこちらに“根腐れ現象”を起こしてくる。

  生命にとって大切な水ではあるが、害をもたらす両刃の剣であることを
  肝に命じて、適度に身体を動かし汗をかき、過剰な水分がたまらない
  ように努めてほしいものである。

顎関節症

2022-11-25 14:04:31 | ”鍼灸”東洋医学
 
 苦痛や無念さなどをじっとこらえることを「歯を食いしばる」というが、
 現代人の我慢強さの無さは、食生活の変化で硬いものを食べない、
 よく噛まないことなどによって顎の発達が不十分、歯並びや噛み合わせ
 などの悪さが影響しているように思えて仕方がない。

 その上に、精神的ストレスなどが複合的に絡み合って、近年“顎関節症”で
 苦しんでいる人が増えてきている。

 顎を動かそうとすると痛い、カクカク音がする、口が充分に開かないなど
 顎の関節とその周辺に様々な症状が現れる。

 最も広く行われている方法は、合成樹脂のマウスピースを口の中に入れ、
 顎の関節にかかる負担を軽減させる“スプリント療法”や痛みの激しい場合、
 鎮痛剤などが使われるが、精神的ストレスを溜め込まないようにするなど
 生活習慣の改善も必要である。

 そして効果的なのが『頬車』『下関』『頭維』『曲鬢』『翳風』『風池』
 『合谷』などのツボ刺激である。

    『頬車』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo206.htm
    『下関』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo127.htm
    『頭維』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo160.htm
    『曲鬢』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo333.htm
    『翳風』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo62.htm
    『風池』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo60.htm
    『合谷』→ 
http://www.geocities.jp/takumi0098jp/tubo06.htm

貧乏人(ひもじい生活)の子沢山 

2022-11-18 15:44:27 | 独り言

  9月中旬、ほうれん草の種を蒔いたが、あまり大きくならず
  “薹(とう)立ち”が目立っている。 
          
※ 薹立ち=花を咲かせ実をつけようとする現象

  この原因は、気温、日長などが要因となって起こることがあるが、
  主に土壌が“酸性傾向”で、肥料が足りなかったりすると
  葉や根の生育が止まり、生きよう、子孫(種子)を残そうと
  全エネルギーをそれに費やすためである。

  昔から「貧乏人の子沢山」というように、質素で食料も少な目な
  ひもじい生活を続けていると“薹立ち”のホウレン草のように
  子孫を残そうと生殖能力が高まってくるが、美食・飽食・運動不足の
  現代社会は、生命への危機感がなくなり、生殖能力が低下してきて
  いると云える。

  適度の運動と少食に努め、玄米や大豆などの芽の出る穀物を摂取
  することで子孫繁栄、健康長寿のためのカギとなるのではないだろか。

急な尿意

2022-11-14 09:37:07 | ”鍼灸”東洋医学

 膀胱の壁(移行上皮)は1,5cmほどあり、その壁は風船のように伸びたり
 縮んだりして、300~500ccほどの尿を溜めることができる。

 そして膀胱壁が伸び、その内圧が高まりると徐々に尿意を催し、トイレに
 行きたくなる。

 ところが、加齢に伴い血流不足で膀胱の壁が硬くなると、少量の尿でも
 内圧が上がり、我慢が出来ないほどの尿意が急に起こることがある。

 また、精神的な緊張でも膀胱の壁が縮まり、トイレに行きたくなったりする。

 そこで効果的なのが、お尻の穴を5~8秒間締めては、ゆっくり緩める
 “骨盤底筋運動”。

 この運動を1日20~30回、1ヵ月ほど続けると効果が現われてくる。

 その上でツボ療法として、握りこぶしした人差し指の第2関節の先で
 あごの中央を強めに圧すと奏効することが多い。
 
 この方法は、ベトナムの民間療法のひとつ「ディエンチャン」として
 知られている。

    『尿意解消』→
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo376.htm