苦しみ(病気)は、しあわせ(健康)のための熱いメッセージ!!

病み(やみ)などの艱難辛苦は、闇(やみ)ではなく、幸せになるための有難いお知らせ。 その×を+に変えて立ちあがれ!!

ニキビ・吹き出物

2022-03-30 16:37:35 | ”鍼灸”東洋医学

 青春のシンボルでもあるニキビは、男性ホルモンの作用によって、
 皮脂の分泌が多くなる皮膚病だが、年齢とともに自然消滅する生理的現象
 ともみなすことができる。
 
 しかし、その時期を過ぎてからのニキビや吹き出物は、皮膚表面の問題より
 体内の状態と深い関わりがある。

 昔から、「皮膚は内臓の鏡」と言われているように、その原因は睡眠不足、
 消化器系統の不調、ストレス、便秘、生理不順などで、それらの要素が
 身体のバランスを崩し、皮膚表面に現われてくることが多い。

 そこで、『曲池』『陽池』『大椎』『腹結』などツボを用いると良い。

    『曲池』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo39.htm
    『陽池』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo59.htm
    『大椎』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo75.htm
    『腹結』→ 
http://www13.plala.or.jp/kousei/tubo201.htm

舌のリセット

2022-03-22 16:47:07 | 健やか一言

  以前、未開の地へ行った探険家が、原住民にカップラーメンを
  食べさせたところ、原住民全員が吐いてしまったという記事を
  目にしたことがある。

  大病する前の私は、常食のように即席ラーメンを毎日食べていた
  時期があった。

  しかも、夜中の1時2時に夜食としてである。

  そんな生活が5年間病気をした一因になってしまったのだが、
  健康になった今は、カップラーメンを口にすると、
  いつまでも変な味が舌に残り、吐き気がするようになっている。

  そのいつまでも舌に残る変な味の正体が、
  “化学調味料”と“たんぱく加水分解物”であった。

  旨み調味料としてカップラーメン、スナック菓子を始め
  あらゆる加工食品に使われているが、これが鋭敏な日本人の舌を
  駄目にしてしまい、味覚の鈍化の原因といっても過言ではない。

  そして、この人工の濃厚な味を覚えてしまった日本人は、
  本来の素材の味を「おいしい、うまい」と感じなくなってしまった。

  舌が鈍麻して、正しい味が分からなくなり、その上身体に適しない
  食べ物(食毒)も簡単に摂取しまうことにもなっている。
 
  昆布や煮干、かつお節などでダシをとり、たんぱく加水分解物も
  化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)も使わなく薄味で、
  食材を損なわないような手作りの料理を続け、賢い舌にリセット
  させなければいけない。 

  “舌”は身体を守るための大切な最初の関所でもある。

陽極まりて陰になる

2022-03-12 16:30:19 | 健やか一言

  風邪の初期症状として、背筋がぞくぞくして寒気を感じることを
  悪寒戦慄(おかんせんりつ)と云い、その寒気が強ければ強いほど 
  熱が上がってくる。

  いわゆる熱を出すためには、その前に寒気がなければならない。

  逆に、サウナや熱いお風呂に入った次の朝、足の冷えを感じて
  目覚めてしまうと言う経験をしたことはないだろうか?

  喘息、風邪ひきやすいという虚弱体質の小学1年生のB君は、
  冷え性の祖母に育てられ影響で重ね着することが習慣となっていた。

  病気を恐れるあまり、常に冷えないように厚着して暖めすぎていては、
  サウナや熱いお風呂の後のように、結果として冷えの体質が加速して、
  元気には育たない。

  東洋医学では、「陽(よう)極(きわ)まりて陰になる」といい、
  身体を温めすぎるとかえって冷やそうとしてしまう。

  その昔、 私は何度となく真冬の時期、水行をやったことがあるが、
  やっている時は身震いするほど寒気を感じるが、
  行をやり終えた後は、ポカポカとしてと実に気持ちのいいものだった。

  また、小さいころ凍える手を我慢して雪だるまや雪投げをした後、
  手がポカポカと暖かくなったと言う経験をしたことがあるでしょうが、
  “陰極まりて陽となる”のである。

  身体に備わっている「なにくそぉ!」という反発力を目覚めさせ、
  自然治癒力、免疫力を高めることが病気治しの秘訣でもあり、
  弱った身体を労わって補ってばかりいては真の健康体は望めない。

  保護することも大切だが、マイナス(陰)にマイナス(陰)を
  加えることで、極まってプラス(陽)となって本当の健康体となりえる。

  “保護”と“鍛錬”の使い分けが大切である。