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玉葱

2010年04月22日 | 薬膳、ハーブ、アロマ
らっきょう酢に漬けた玉葱を
簡単レシピでご紹介して喜ばれています。

玉ねぎには、血液をサラサラに浄化する作用がある苦味と辛味の二つの味の成分があります。

苦味成分はケルセチンというポリフェノールです。
ケルセチンは、特に脂肪吸収抑制効果が強く、体内の脂肪を排出する作用がありますし、
また抗酸化力も強く、活性酸素による老化防止にも効果があります。

ケルセチンは表皮にもあり、スープに入れるとその有効成分が流出し、
一緒に摂った脂肪を吸収してくれるだけではなく、煎じて飲むと、湿疹、蕁麻疹などのアレルギー疾患にも有効です。
またこの他に、高血圧、動脈硬化、肩こり、風邪にも効果があります。

ということで
玉葱の皮は捨てずに、茶色く色が出るまで煮出して
それをベースにスープにしましょう


辛味成分は硫化プロピルです。
これは加熱時間によって別な働きをします。
生は血液中の糖分の代謝を促進しますが、
少し火を通すとトリスルフィドに変化し、中性脂肪やコレステロール値の低下を促進する効果を発揮します。
また、さらに加熱するとセバエンとなり、濃縮された分、トリスルフィドの効果が得やすくなります。

栄養分も糖質、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、リン、アミノ酸、セレン等々を豊富に含んでいます。

ビタミンB1は、100g中0.03mgですが、水溶性のため、
汁ごと食べますと約90%を摂取することができます。

またビタミンCは100g中8mgと比較的少量ですが、
油で短時間炒めますと、約77%の摂取が可能な上に、他の食材からのビタミンCの吸収を助けますので、
できるだけ他のビタミンC野菜とともに摂るとより効果的です。

それからグルタミン酸と言えば一般的に昆布を想像されるかも知れませんが、
実は「玉ねぎは西洋の昆布だし」と言われるほど野菜の中ではグルタミン酸を多く含有しています。

みなさんも、お味噌汁に玉ねぎを入れると、独特の旨みが出ることをご存知だと思いますが、その旨みの素が玉ねぎに含まれているグルタミン酸というわけです。(このグルタミン酸は日本食のダシの素です。)

アルカリ性食品であるこの玉ねぎは、過食による害がないので、なるべく食事に多く取り入れる天然食材としてお勧めです。

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