ネギは『日本書紀』にも記されている、古くから生活に密着し重宝されている野 菜です。
発汗作用で風邪を撃退!
熱があって発汗出来ない風邪には心強い食材です。
これからの季節、冷え性やカゼの予防、疲労回復や食欲増進に、大活躍
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だから鍋の名傍役なのですね
ネギは、ビタミンB1と相性がよいことから、臭みを消す薬味としてもつかわれます。
熱に弱く炒めたり煮たりすると
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辛味成分が甘味に変化します。
ネギを千切りにしたものを水や日本酒で煎じると去痰・のどの痛みに効果的です。
インフルエンザの時にはネギ数本を刻んでマスクの下に入れてみると楽になるとか・・・
ネギの臭さには鎮静作用があり、高ぶった気分を鎮めて眠りをさそい、咳やのどの痛みを和らげます。
細かくきざんだものを枕元に置くと、神経の興奮を抑える作用があるので、眠れない夜にはいかがですか?
鎮静、緩下、発汗などに役立つ精油のアリルサルファイド(含硫化合体)を全体に含んでおり、
フィチン、ブドウ糖、果糖、粘液質なども知られています。
また、緑の部分には特にビタミンAが多く、全体にB1、B2、Cなどを含んでいます。
風邪の初期には、ネギを細かく薬味程度に切り、
湯のみやカップに8分目ほど入れ、醤油とかつおぶしを少量、ショウガおろしを小さじ1杯ほど加え、
熱湯を注いで3~4分おき、よくかき混ぜて飲み、直ちに就寝します。
眠っている間に汗を出して熱を下げ、翌朝はすっきりするでしょう。
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要するに刻みネギとおろしショウガを普通より多く食べれば良いということです。
煮込みうどんやそばに入れて多く食べればよいわけです。
また、血行をよくする効果があります。
糖の代謝を高めて血糖値を低下させたり、注目を集めている作用としてはこのアリシンが血栓を出来づらくし、
動脈硬化を予防するということです。
脳卒中・心筋梗塞などのあらゆる血管障害の病気に有効です。
さらに最近の研究では
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ネギ類は抗がん作用があるばかりでなく、がん細胞を正常細胞に変化させる特異な機能性を持つことが明らかにされました。
ネギをしっかり食べて元気な冬を過ごしましょう