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宗男日記から

2010年01月31日 | Weblog
ムネオ日記
2009年1月30日(金)
 昨日の代表質問で田中真紀子氏が質問に立ち、マスコミ関係者はどんなことを言うのかと注目したと思うが、メディアの反応は静かなものである。
 テレビは昨夜の報道番組、今朝のワイドショーで取り上げているが、政策的なものはなく、細田自民党幹事長の演説に「歯の浮くような強弁、奥歯に物の挟まったようなはぐらかし。演説のお手本を示してくれた」と嫌みを言ったり、麻生首相に対して「仕立てのいい背広を着ているのだから、中身の方も即刻潔い引退を表明する方が、本当のスタイリッシュなダンディー」と皮肉を言ったことが取り上げられているだけだ。
 特に新聞には:
・ 首相方針演説 「空疎な言葉」 真紀子氏ばっさり (朝日新聞4面)
・ 細田・田中氏毒舌合戦  〈質問に対する首相の答弁時間はわずか7分程度で、与党だけでなく野党からも『追及が空回り気味』との声も出るなど、田中氏の初の代表質問には辛口の採点が多かった〉(読売新聞4面)
・ 真紀子氏チクリ 〈毒舌ぶりを発揮したが、首相が応じず空振りに終わった〉(毎日新聞2面)
・ 田中真氏投入し、首相を挑発(日経新聞2面)
・ 「真紀子節」消化不良? 〈野党内の評価は『華がある』(民主党国対筋)から『期待はずれ』(社民党幹部)と分かれた〉(産経新聞5面)
・ 久々の真紀子節(東京新聞2面)
 としか出ていない。
 「8年前、田中氏を首相候補、首相にしたい人と煽った新聞報道とは隔世の感だ」「新聞もやっと正しく人物を見極めてきたのでは」と言った電話が私のもとに寄せられる。
 私自身、8年前を思い起こし、あの時の田中人気はなんだったのかとしばし自問自答する。安倍、福田首相と、二代続けて政権の放り出しがあったが、政治家としての基礎体力不足という点では、田中氏も同じではなかったか。
 一つでもいいから「私はこれをやる!」という分野を持つことが政治家の生きる道だと私は思う。その点、政府にアイヌ民族を先住民族として初めて認めさせたり、北方領土問題、竹島問題の解決、アフリカ支援に取り組んできた私は、これからもこだわりと信念を持った政治家としての歩みをしていきたい。
 人道支援で北方四島に向かった船がロシアから出入国カードの提出を求められ、中断となってしまった今回のビザなし交流について、新聞各紙がそれぞれ扱っている。
 日本外務省は、出入国カードを出せば「北方領土をロシア領と認めた」ことになると言うが、そうだろうか。ビザなし交流でパスポートの携帯やビザ(査証)は不要だが、税関申告など外国に入る時と同じ手続きを必要とし、外務省はそれに従っている。日ロ両国にとって、北方領土は係争地域であり、話し合いで解決することゴルバチョフ、エリツィン、プーチン、メドベージェフの各大統領は首脳会談等で担保し、文書にもなっている。出入国カードを出せばロシア領土と認めたことになると外務省が言うのなら、これまでの宣言、約束、声明に基づいて、北方領土問題を解決するという日ロの最高首脳の約束は何だったのかと言いたい。
 昨年10月20日、ロシア外務省の在ユジノサハリンスク外交代表のウラジミール・ノソフ氏が根室市での記者会見で述べているように、昨年10月から「来年からはビザなし交流でも出入国カードが必要ですよ」との話がロシア側からあった。
 私は昨年10月、12月と質問主意書を出し、確認を求めたが、外務省の閣議決定による答弁書では「正式な話でないのでコメントする立場にない」といったものだった。昨年中に確認し、外交ルートで円満に話し合う機会をみすみす無視してきたのは日本の外務官僚である。このことを読者の皆さんには、良くわかって戴きたい。
 民族の悲願である北方領土問題解決に責任がなく、意欲が沸かないのなら、ビザなし交流もやめた方がいい。国民の税金を無駄遣いすることは許されない。このことを厳しく指摘しておきたい。
 今年初めての大地塾例会。心ある支援者が沢山参加され、今年も盛大にスタートすることが出来た。関係者に心から感謝したい。


本日提出した質問主意書3件

№56 日本海で拿捕された漁船の解放に向けた政府の取組等に関する質問主意書

№57 地方自治体等からの要請に対する外務省の対応に関する質問主意書

№58 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会が定額給付金制度の撤回を求めたことに対する政府の見解に関する再質問主意書


本日受領した政府答弁書9件

№32 外務省による更なる国際機関への拠出金放置が明らかになった件に関する質問主意書

№33 外務省職員による公務出張に際してのマイレージ取得の自粛に関する質問主意書

№34 外務省職員の贈与等報告義務違反等に関する再質問主意書

№35 イランで発生した邦人誘拐事件に係る政府による身代金の支払いに関する再質問主意書

№36 日中合意を破る形での中国による東シナ海ガス田掘削に対する政府の対応等に関する再質問主意書

№37 竹島の面積等に関する再質問主意書

№38 外務省に係る事件についての同省事務次官の責任等に関する質問主意書

№39 外務省要人外交訪問支援室長による公金詐取事件に対する同省の対応等に関する質問主意書

№40 竹島を日本領から除くとする我が国の法令が見つかったとの韓国マスメディアの報道に係る政府の対応等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ



鈴 木 宗 男

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新党 大地 


鈴木宗男 オフィシャルページ



 

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