ムネオ日記
2005年12月10日(土)
朝9時から議員会館に入り、書類整理。10時20分発で女満別空港へ。北見事務所で後援会役員と懇談。
14時から網走管内留辺蘂町で、最初の選挙からお世話になっている大澤さんの娘さんの結婚披露宴で挨拶。22年前私の膝にのり、頭を撫でてやったことを想い出す時、月日の流れを感じる。
16時に網走管内美幌町廻りをし、18時から美幌後援会懇談会。7月10日以来の夜の会合なので、皆さんリラックスして過ごす。政治風土厳しい地域にあって、変わらざる支援、応援をして下さる心ある後援者、出席者に、ただただ頭の下がる思いで一杯だ。心から感謝するものである。
日歯連事件で、東京地検 山崎拓氏ら再び不起訴と各紙が書いてある。東京新聞30面には以下のように載っている。
供述の矛盾、解明できず
山崎拓氏ら再び不起訴 検審が批判も真相闇に
日本歯科医師連盟(日歯連)の献金ばらまき疑惑で、検察当局は山崎拓・元自民党副総裁ら7人の政治家を再び不起訴とした。「十分な捜査を尽くしたとはいえない」とする検察審査会の批判を受け、再捜査したが、結論は同じだった。焦点の迂回献金疑惑については、日歯連や自民党の関係者が認める供述をしていたが、真相は闇に葬られた。
今年7月、検察審査会が政治資金規正法違反容疑で告発された山崎氏について「起訴が相当」と議決したのは、関係者の供述内容が山崎氏の供述と、大きく食い違っていたからだ。
日歯連の内田裕丈元常任理事は2001年11月、山崎氏向けに3千万円、木村義雄元厚生労働副大臣と白見庄三郎前衆院議員に各1千万円を支出したと供述。出金伝票にもその記載があった。
山崎氏は東京地検特捜部に「臼田前会長から党に対する献金として、幹事長室で5千万円といただき、ロッカーに1ヶ月弱置いたままにしていた」と説明。5千万円は自民党の政治資金団体「国民政治協会」(国政協)への献金と主張した。
これについて内田元理事は「自民党に献金していないにもかかわらず、国政協から合計額が同じ領収書が送られてきたため、国政協への献金として処理した」と説明したため、政治家側が偽造領収書を使って、国政協への献金に見せかけた疑いが強まった。
検察審査会は「山崎氏らの供述は関係者と食い違いが多いにもかかわらず、検察官の調べは事実に迫るにはあまりに少ない。捜査は不十分で納得がいかない」と批判した。それでも再捜査の末の結論は不起訴だった。
【解説】 上層部、政界混乱恐れる
日歯連事件で、検察は7人の政治家を再び不起訴としたが、山崎拓・元自民党副総裁らに対する捜査には疑問が残る。
東京地検特捜部は、国政協を経由した迂回献金が複数の政治家に渡ったとの疑いを強めた。この中には佐藤勉元厚生政務官や吉田幸弘元衆議院議員のように、党本部からの同額の献金受領を認めた政治家もいた。
このため特捜部は、日歯連元理事らの供述や会計帳簿の記述の信ぴょう性は極めて高いと判断。自民党の献金処理を一手に担当していた元宿仁自民党事務局長からも、迂回献金があったことを認める供述を引き出し、収賄や政資法違反の罪での立件を目指した。
特に山崎氏らについては、献金を直接受け取った後で国政協への献金を装ったとみて、立件に向けた捜査を続けていた。
しかし、捜査は大詰めで尻すぼみとなった。検察上層部が「規制法の適用は5千万超」という意向を示したことが大きく影響した。迂回献金システムといういわば「パンドラの箱」に検察がメスを入れることで、政権与党に大きな混乱を生じさせることを、上層部は明らかに恐れていた。
上層部が捜査の現場に事実上のストップをかけたという疑念はぬぐい切れない。
(杉谷剛)
検察上層部が「規制法の適用は5千万円超」という意向を示したことが大きく影響したとあるが、何故5千万円という基準なのか。国民から見て、5千万円以下は小さなお金だろうか。狙ったら金額が少なくとも逮捕する検察が、公正公平な判断をしたと、国民は理解するだろうか。
「迂回献金システムといういわば『パンドラの箱』に検察がメスを入れることで、政権与党に大きな混乱を生じさせることを、上層部は明らかに恐れていた。上層部が捜査の現場に事実上のストップをかけたという疑念はぬぐい切れない」との署名記事もあるが、多くの人がそう受け止めることだろう。権力側に近いものは手をつけないというやり方が目に見えてくるが、国民の皆さんはどう受け止めるだろうか。官僚の意識改革が急務と考えるものだが。
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 再・起・働
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2005年12月10日(土)
朝9時から議員会館に入り、書類整理。10時20分発で女満別空港へ。北見事務所で後援会役員と懇談。
14時から網走管内留辺蘂町で、最初の選挙からお世話になっている大澤さんの娘さんの結婚披露宴で挨拶。22年前私の膝にのり、頭を撫でてやったことを想い出す時、月日の流れを感じる。
16時に網走管内美幌町廻りをし、18時から美幌後援会懇談会。7月10日以来の夜の会合なので、皆さんリラックスして過ごす。政治風土厳しい地域にあって、変わらざる支援、応援をして下さる心ある後援者、出席者に、ただただ頭の下がる思いで一杯だ。心から感謝するものである。
日歯連事件で、東京地検 山崎拓氏ら再び不起訴と各紙が書いてある。東京新聞30面には以下のように載っている。
供述の矛盾、解明できず
山崎拓氏ら再び不起訴 検審が批判も真相闇に
日本歯科医師連盟(日歯連)の献金ばらまき疑惑で、検察当局は山崎拓・元自民党副総裁ら7人の政治家を再び不起訴とした。「十分な捜査を尽くしたとはいえない」とする検察審査会の批判を受け、再捜査したが、結論は同じだった。焦点の迂回献金疑惑については、日歯連や自民党の関係者が認める供述をしていたが、真相は闇に葬られた。
今年7月、検察審査会が政治資金規正法違反容疑で告発された山崎氏について「起訴が相当」と議決したのは、関係者の供述内容が山崎氏の供述と、大きく食い違っていたからだ。
日歯連の内田裕丈元常任理事は2001年11月、山崎氏向けに3千万円、木村義雄元厚生労働副大臣と白見庄三郎前衆院議員に各1千万円を支出したと供述。出金伝票にもその記載があった。
山崎氏は東京地検特捜部に「臼田前会長から党に対する献金として、幹事長室で5千万円といただき、ロッカーに1ヶ月弱置いたままにしていた」と説明。5千万円は自民党の政治資金団体「国民政治協会」(国政協)への献金と主張した。
これについて内田元理事は「自民党に献金していないにもかかわらず、国政協から合計額が同じ領収書が送られてきたため、国政協への献金として処理した」と説明したため、政治家側が偽造領収書を使って、国政協への献金に見せかけた疑いが強まった。
検察審査会は「山崎氏らの供述は関係者と食い違いが多いにもかかわらず、検察官の調べは事実に迫るにはあまりに少ない。捜査は不十分で納得がいかない」と批判した。それでも再捜査の末の結論は不起訴だった。
【解説】 上層部、政界混乱恐れる
日歯連事件で、検察は7人の政治家を再び不起訴としたが、山崎拓・元自民党副総裁らに対する捜査には疑問が残る。
東京地検特捜部は、国政協を経由した迂回献金が複数の政治家に渡ったとの疑いを強めた。この中には佐藤勉元厚生政務官や吉田幸弘元衆議院議員のように、党本部からの同額の献金受領を認めた政治家もいた。
このため特捜部は、日歯連元理事らの供述や会計帳簿の記述の信ぴょう性は極めて高いと判断。自民党の献金処理を一手に担当していた元宿仁自民党事務局長からも、迂回献金があったことを認める供述を引き出し、収賄や政資法違反の罪での立件を目指した。
特に山崎氏らについては、献金を直接受け取った後で国政協への献金を装ったとみて、立件に向けた捜査を続けていた。
しかし、捜査は大詰めで尻すぼみとなった。検察上層部が「規制法の適用は5千万超」という意向を示したことが大きく影響した。迂回献金システムといういわば「パンドラの箱」に検察がメスを入れることで、政権与党に大きな混乱を生じさせることを、上層部は明らかに恐れていた。
上層部が捜査の現場に事実上のストップをかけたという疑念はぬぐい切れない。
(杉谷剛)
検察上層部が「規制法の適用は5千万円超」という意向を示したことが大きく影響したとあるが、何故5千万円という基準なのか。国民から見て、5千万円以下は小さなお金だろうか。狙ったら金額が少なくとも逮捕する検察が、公正公平な判断をしたと、国民は理解するだろうか。
「迂回献金システムといういわば『パンドラの箱』に検察がメスを入れることで、政権与党に大きな混乱を生じさせることを、上層部は明らかに恐れていた。上層部が捜査の現場に事実上のストップをかけたという疑念はぬぐい切れない」との署名記事もあるが、多くの人がそう受け止めることだろう。権力側に近いものは手をつけないというやり方が目に見えてくるが、国民の皆さんはどう受け止めるだろうか。官僚の意識改革が急務と考えるものだが。
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