1・虎尾草は「鴻風俳句教室」の会員であった方が、送ってくださったものである。
・2~3年はあまりぱっとしなかったが、今年は暑かったせいか4本、きっちりと咲いてくれた。
・花期の短い花である。
2・2016年(今年)は、8月中の1週間に颱風が3つも上陸して、渚滑川・常呂川、石狩川などで、
・ビート大根・玉葱・米などに大きな被害があった。
・鴻は雨の合間を見て咲いていたグラジオラスを全部剪ってきた。
3・サンスベリアの鉢にきれいな、白と云うべきか、クリーム色と言うべきか、
・茸が生えてきた。毒茸の「小鬼茸」に似ている。何回引っこ抜いても出てくるのだ。
4・一握りの豇豆をもって、いつも珈琲を飲みに来る女性が来た。秋を感ずる。
5・今年は向日葵の花があまり見られない。毎年この辺りはたくさんの向日葵を見ることが出来るのだが。
6・返り花とは初冬に咲く花をいうが、春に咲いた花が秋に再び咲いている。これもまた返り花だろう。
7・北海道では「郁李の実」と言わず、「こんめ(小梅)」と呼んでいるようだ。
・ジャムにでも、「小梅酒」でも作るが、中国では中の種で薬を作るのに植えている。
・「郁李(yu/li)」は中国語である。
8・8月23日久しぶりの青空なので、カメラを持ち「水引草」を撮影に行ってきた。
・近くに個人の庭だが大群落があるのだ。
・それぞれの花の他の句は、「鴻風俳句教室」で見て頂きたく思います。鴻風
・虎尾草や石倉造りの喫茶店
・虎の尾の逃げ足早しすぐに散る
・子が通る虎尾草くるくるまわしつつ
・ばつさりとグラジオラスを剪る男
・鉢に生ふ茸見るほど毒毒し
・一握の豇豆を持て来てくれし女
・ひまわりの大きな笑ひ母の様
・返り咲く箱根空木をいとほしむ
・雨あがり箱根空木の返り花
・日が爆ぜていよよ真紅の郁李の実
・一、二本銀水引きの花紛れ
・水引草水流れゆく夕間暮れ
・写真12枚/俳句12句