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原口一博元総務相 右翼組織「日本会議」からの脱会を語る

2015-12-13 22:02:09 | 日本会議  神道政治連盟

 

日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171402より転載

原口一博元総務相 右翼組織「日本会議」からの脱会を語る

2015年12月11日

 

 階段から転落し、膝を複雑骨折し、国会からも遠ざかっていた民主党の衆院議員、原口一博元総務相が久しぶりに話題になった。安倍首相を応援する日本最大の右翼組織、「日本会議」のメンバーだったのだが、このほど脱会宣言をしたのである。

 日本会議といえば、安倍首相を筆頭に麻生財務相、菅官房長官と閣僚のほとんどがメンバーで、諸外国からも怪しい目で見られている。スローガンには「私達、日本会議は、美しい日本を守り伝えるため、誇りある国づくりを合言葉に、提言し行動します」とあり、安倍首相の唱える「美しい国」とぴったり重なる。超党派による「日本会議国会議員懇談会」も設立されていて、ついこの間も憲法改正を訴える大規模な集会を開いた。安倍首相がビデオメッセージを寄せたばかりだ。

 そんな組織に原口氏が名前を連ねていたこと自体が驚きだ。

「もともと天皇制の在り方を考えていて、個々には土台がある人がたくさんいますから。それと、知り合いも入っていて、中から組織を見て変えられないのか、という思いもありました。虎穴に入らずんば虎子を得ずと言いますか」

 この辺を聞くと、原口氏の歯切れは悪い。とはいえ、脱会を決断したのはこういう理由だ。

「日本会議が違憲の疑いが濃い安保法制を進める運動を真っ先にやるのを見て、これは同じ場所にはいられないなと思ったのです。安保の議論をしていると、憲法を守って国が亡んだらどうするのかと言われるが、間違いです。暴力の連鎖を止められなければ国が滅ぶ。安保法制も本質は米軍の負担が減る分を日本が補うわけですからね」

 なぜ、このタイミングになったのか。そもそも日本会議とはどういう組織なのか、も聞いてみた。

「極右の安倍シンパと決めつけられているみたいですが、そういうレッテルを貼られるのは違和感がある。そこにいるからといって、全部に賛同しているわけではないし、政治活動は自由です。抜けるのは大変か? そんなことありません」

 ちなみに足の方は「この5カ月間くらいあちこちから骨とか肉とかを移植した」という。

「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が入って、足を切るか、命を取るか、みたいなことになりましたが、幸い、足も命もあって、杖なしで歩けるようになりました」

 だとすれば、通常国会で日本会議の正体を暴いてほしいものだ。

 

 

 


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