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【豆知識】スマホもイヤホンもだめ!?6月1日の道交法改正で自転車の罰則が…

2015-05-19 21:27:34 | 紹介

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【豆知識】スマホもイヤホンもだめ!?6月1日の道交法改正で自転車の罰則がどう変わるか解説するぞ

2015.05.18豆知識

Photo credit: kirainet / Foter / CC BY-NC-SA
 

こんにちは、SHANです。

いよいよ来月の6月1日から道路交通法が改正され、自転車への取り締まりが強化されることになりした。

そこで本記事は、改正される道路交通法でどのように変わるのか注意点を含め詳しく解説したいと思います。

運転中のスマホの操作やイヤホンで音楽を聞いていると違反となる場合があるので、通学や通勤で自転車を利用されている方は要チェックですよ!

 

6月1日より道路交通法が改正

ここ10年の間に、自転車と歩行者による接触事故の件数が1.5倍にも膨れ上がっていることを背景に、道路交通法が改正され、今まで重視されてこなかった自転車の規制が強化されることとなりました。

中でも子供と高齢者が加害者になるケースが増えているようで、重大な死亡事故も多数起きているそうです…。

Photo credit: cesarastudillo / Foter / CC BY-NC

それではまず、違反となる項目から確認していきましょう。

自転車で違反となる項目14個

この度改正された道路交通法には以下の様に、具体的な違反項目が盛り込まれています。

1.信号無視
2.通行禁止違反(右側通行は一発アウト)
3.歩行者専用道での徐行違反等(基本的に車道走行、歩道では徐行)
4.通行区分違反
5.路側帯の歩行者妨害
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等
8.交差点での右折車妨害等
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反(一旦停止して、地に足を付ける)
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反

項目見ればだいたい何が違反になるかは分かるのですが、気を付けたいのが14番目の「安全運転義務違反」

規定を読むと、”他人に危害を及ぼさない速度と方法で運転しなければならない”という規定としか書かれていないんですが、どうやらこれに「スマホやイヤフォンの使用」が引っ掛かるようなんです。

Photo credit: ais3n / Foter / CC BY-NC

運転中のスマホ使用はもってのほかですが、イヤホンで音楽を聞きながら自転車に乗っている方はよく見かけますので、これからは「安全運転義務違反」に問われる可能性があると認識しておく必要がありそうです。

それでは、もしもこの14項目のどれかに該当してしまった場合、一体どうなってしまうのでしょうか。こちらにも変更があるので要注意ですよ。

青切符と赤切符について

自動車で交通違反をした場合には、駐車違反や信号無視程度の軽い罰なら軽度の反則金を支払う「青切符」。酒気帯び運転や危険運転などの悪質な違反では、罰金を払って前科がつく「赤切符」のどちらかが適用されてきました。

photo credit: Speed trap (2) via photopin (license)

 

これに対し軽車両と言いながら自転車の場合は、ライトの不灯火などで止められても注意される程度で違反切符を切られることはありませんでした。

これは今まで自転車には軽度の違反に対する「青切符」という制度がなかったからなんです。

今回の改正の一番のポイントはここで、6月1日からは自転車にも「青切符」が導入され、項目に違反すると軽度の反則金を支払う義務が生じる可能性があるんです。

Photo credit: IsmaNM / Foter / CC BY-NC-SA

もちろん以前より「赤切符」の制度は自転車にもあったんですが、裁判となる為資料の作成などに手間がかかることもあり、適用されるケースは非常に少なかったんだとか。

 

しかし、改正に伴い「青切符」が適用されることで、今まで見過ごされてきた軽度な違反についても摘発しやすくなるという訳。

とはいっても、青切符一発で即反則金の支払いを命じられるわけではなく、3年間のうちに2回以上摘発されてしまうと、反則金代わりに警察が実施する一回5,700円の「安全講習」を受講することとなります。

この講習をサボってしまうと、裁判所から呼び出しがかかり5万円以下の罰金が科されるので、そうなる前に素直に受講しておきましょうね。

まとめ

6月1日の道路交通法の改正で自転車に関して何が変わるかご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?

今回の道路交通法改正のポイントをざっくりまとめると

  • 運転中のスマホやイヤホンで音楽を聞いていると「安全義務違反」になる可能性がある
  • 自転車にも「青切符」が適用され、見過ごされてきた違反も摘発が増えそう

ポイントはこの2点となります。

また今回触れませんでしたが、今までも危ないと言われていた「二人乗り」「傘をさしながらの走行」「2台の自転車での並走」も当然、安全義務違反で罰則の対象になりますのでご注意下さい。


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