異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

教え子を戦場に送らない 飯能の教職員ら集団的自衛権撤回アピール

2015-05-15 20:36:44 | 平和 戦争 自衛隊

埼玉新聞http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/14/09.html

2015年5月14日(木)

教え子を戦場に送らない 飯能の教職員ら集団的自衛権撤回アピール

二度と過ちを犯してはいけない」と立ち上がった飯能市教職員・退職教職員有志アピールの会。駅利用者らに思いを訴えた=西武池袋線飯能駅

 同会は安倍政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定や憲法改正をめぐる動きを受け昨年10月、市の現役・退職教員の有志で結成。

 教え子を戦場に送ってはいけない―。「飯能市教職員・退職教職員有志アピールの会」が集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回などを求めてアピールを行っている。

 11日には西武池袋線飯能駅前に現役・退職教員9人が集結。大きな横断幕を掲げながら「私たちは教え子がいつまでも平和で生きることを望みます」などと駅利用者らに呼び掛けた。

 「再び教え子を戦場に送る日が来るかもしれない」。そんな危機感を抱いた教員が立ち上がった。結成後、安倍政権の動きに懸念を示す教員から多くの問い合わせが寄せられているという。賛同人は元校長や教頭を含む約75人に上った。

 戦前・戦時中の軍国主義教育の下、教員たちは多くの子どもたちを戦場に送った。国の意向に逆らうことができず、教え子を戦死させたという罪の意識から自責の念に駆られた教員は少なくない。

 飯能市で35年間にわたり教員を務めてきた同会事務局長の麻生正さん(66)は「戦後、教員は『教え子を戦場に送らない』と誓って教壇に立った。子どもたちとの約束を守るために、まずは教員が声を上げないといけない」と訴えている。

 同市の小学校教員男性は、学校や組合という組織の枠を超えて活動するのは今回が初めてという。

 「立場上、自らの意思でアピールしていくことは勇気のいることだった。それでも過去の過ちを再び犯してしまうかもしれないという焦りを感じて声を上げざるを得なかった。子どもの未来に責任を持つ教員として、戦争をしないと決めた先輩たちの遺志をつないでいきたい」と話した。

 同会は随時、賛同人を募っている。今後は市内の小学校や中学校にアピールのチラシを配布し、現役の教員に声を届けていく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                                              画像by中村公信

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。