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3月11日 NHK解説委員「水野さん」が語る、いま福島で起きていること ~人は忘れていく。だからこそ伝えたい

2017-03-13 01:40:21 | 福島、原発

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51176より転載

2017.311

NHK解説委員「水野さん」が語る、いま福島で起きていること
人は忘れていく。だからこそ伝えたい
 

「非常に危険な状況です。一刻も早く燃料棒を冷やすことです」――。

6年前のあの日、NHK解説委員・水野倫之さんの切実な声を聞いた視聴者は、「この人は信用できる」と思った。水野さんはいまも福島に通い続けている。

問題は何も終わっていない

震災から6年が経ち、福島への関心は日々、薄らいでいるように思えます。月日が経ったのですから、いたしかたない面もありますが、実際には原発の廃炉にしろ、復興の問題にしろ、まだ、何も終わっていませんし、解決していません。

廃炉作業は困難の連続で、今も8万人の方々が避難生活を余儀なくされています。問題は山積しているのです。それなのに大きな変化がないとなかなか注目されない。

事故がどうして起きたのか、その時、何が起こったのか、そして今、何が起こっているのか。それらを伝え続けなくてはいけない……。切り口を変えてみたり、タイミング良く解説するにはどうしたらよいのかと、悪戦苦闘しています。

人は震災や事故のような悲しい思い出は手放そうとする生き物です。そうでないと辛くて生きていけませんから。でも、復興も除染も廃炉も賠償も現実を見つめ、なるべく早く進める必要がある。そうでないと帰還を願いながらも果たせずに人生を終えてしまう方々が出てしまいます。

東日本大震災により福島第一原発はメルトダウンを起こし、大量の放射性物質を広範囲にまき散らす重大な事故を起こしました。

政府と東京電力は最長40年で廃炉にする工程表を掲げ、2021年には溶けた燃料の取り出しを始める計画を立てました。

しかし、原子炉を突き破って格納容器まで溶け落ちた燃料を取り出すのは世界でも初めてのこと。その前段階として、格納容器内がどうなっているのか、溶けた核燃料がどういう状態になっているかを、まず調べなければならない。

そこで先日、探査ロボットの通称「サソリ」が格納容器内に投入されたのですが、正体のよくわからない堆積物に阻まれ故障し、すぐに動かなくなってしまった。

今年の夏には溶けた核燃料をどうやって取り出すのか、その方針を決める予定です。

しかし、このように内部の詳細もまだ分からない状況で「取り出し方針」が決められるものなのか。工程を優先しすぎると現場にしわ寄せが行き、安全がおろそかになるおそれもあります。一旦決めたことにこだわるのではなく、実態に合わせて工程を見直していかなければならないと思います。

 

廃炉に立ちはだかる壁

今、福島で進められている廃炉計画は、溶けた核燃料を全量取りだすというもの。これに対してチェルノブイリでは「石棺」方式が取られました。溶けた燃料をすぐに取り出すのは無理なので、上からコンクリートで何重にも固めて放射性物質が外に漏れ出ないように、文字どおり石棺のように固めるという方法です。

実は去年、福島についても廃炉に関わる技術者たちから、取り出すことを大前提としつつも「石棺も選択肢のひとつ」とした計画案が示されました。「取り出し」は相当な困難を伴うという思いからです。

これに対して福島県は「石棺はあり得ない、そういうことを考えてもらっては困る」と強く反発しました。福島県からすれば、溶けた核燃料を除去しない限り、危険物質がそこに存在し続けることになるわけで、それでは復興の妨げになるという考えです。その心情は確かに理解できます。

ただ、私がこの一件で最も問題だと思ったことは、その後、経産省が技術者の責任者を呼び出して注意をし、計画案から石棺方式を削除させたことです。

政府として絶対に「取り出す」というのであれば、技術者の意見を聞いた上で、「石棺方式は取らない」という判断を示せばいいだけです。何も技術者を呼んで叱りつける必要はありません。技術者には政策判断とは別に、あらゆる技術的可能性を提示してもらうべきでしょう。

技術者を萎縮させては、いいアイデアも出なくなり、結果として廃炉のマイナスになってしまいかねない。

これまでの廃炉作業を見ていると、うまくいかないことの連続です。やはりそうした場合の代替案も今のうちから考えておかないと。あわてて策を考えているようでは時間がかかるばかりです。

私は、福島の事故前から、次に原子力施設で何か大きな事故があるとしたら原発なのではないかと思っていました。そう考えたきっかけは、1999年に茨城県東海村の核燃料の加工工場で起きた臨界事故です。中性子線という強烈な放射線が放出され、2人の作業員が亡くなりました。

この時、事故の収束に手間取ったことを教訓にロボットが必要だという結論に至った。国の予算で研究機関が試作品を作ったというので、私も取材に行きました。

ところが、行ってみると研究者たちが、困っている。せっかく作った試作品も実用化するには電力会社に引き取ってもらい各地の原発に配備してもらうしかありません。

しかし電力会社は「ロボットを置くということは、すなわち事故が起こる可能性を認めることになる」という理屈で、原発では不要だというのです。この時実用化しておけば、福島の事故で役立ったことは間違いありません。まさに“安全神話”の典型でした。

電力会社は「事故は燃料加工会社が起こしたもので自分たちは違う」と全く対岸の火事を見ている状態で、そこから教訓を見出そうとはしていなかった。

こうした状況を見聞きして私は「次に事故が起きるとしたら電力会社の原発だ」という思いを強くし、備えをしなければと考えるようになりました。

各原発を取材し、同時に現場を知り確かな知識を併せ持つ専門家を探しました。一番詳しかったのは、原発を実際に作っているメーカーの技術者たちで、日頃から意見交換してきました。ですから、福島の事故の時は、スタジオ解説の合間に彼らに連絡を入れ、何が起きているのか、確認を続けていました。

Photo by GettyImages

六ヶ所村で知ったこと

私は大学の法学部を卒業し、NHKに記者として入局しました。原発問題を担当するようになったのは運命としか言いようがありません。

初任地が青森で、最初の2年間は、警察で事件事故を取材するいわゆる「サツまわり」。その後、上司に言われて「六ヶ所村」を担当することになりましたが、どんな原子力施設なのかも知らなかった。

もともと文系の人間ですから、科学の知識もそれほどない。よく理解しないままに書いた最初の原稿はひどいもので上司にこっぴどく怒られました。それから専門家のところに行き頭を下げて一から教えてもらい、自分自身で噛み砕きながら理解していったのです。

 

その後、東京に異動することになったのですが、引き続き、この問題に関わりたいと希望を出しました。青森で取材している時、「核のゴミなどやっかいなものを、青森に押し付けようとしているのではないか。東京で誰がどうやって政策を決めているのか知りたい」と思ったからです。

'11年3月11日、地震と津波のため「福島第一原発が冷却できない。核燃料が露出したかもしれない」という情報が入ってきた時、これまで日本国内で起きた事故とはまったく違うレベルのものだと察知し、ショックを受けました。それを一体、テレビでどう伝えたらいいのか。

その後、原発の建屋が爆発したり、使用済み燃料プールの水が蒸発するなど、いたるところから黒煙や白煙が上がっていました。隣にいるアナウンサーからは、「あの煙は何ですか」といった質問が飛んでくる。

でも、まず伝えなければならないのは煙の説明ではなく、原発が今、危機的な状況にあるということです。原発にある放射能の99.9%以上は燃料の中に閉じ込められていますが、溶ければそれが放出されるわけです。

スリーマイル島やチェルノブイリ級の事故が今まさに起きようとしていたのです。まずそれを伝えなければならなかった。木を見て森を見ず、という解説になってはいけないと必死で話しました。

あの時は、少し仮眠を取ってはスタジオに入るという状況でしたから、世間がどういう状態になっているのかわからなかった。当分、帰れそうもないので自宅に電話し、家族に「しばらく実家にでも行っていたらどうか」と深い意味はなく口にしました。

すると妻が、「今、うちが移動したらご近所がパニックになってしまう」という。あの頃は首都圏も安全なのかと皆さん疑心暗鬼になっていたようで近所の人からは「避難したほうがいいとなったなら教えてくれ」と言われていたそうです。

そんな中、旅行かばんを抱えて玄関を出たら「水野家が動くということは、いよいよ首都圏も危ないんだ。それで出て行ったんだ」と見られてしまうから、と。世の中は今、そんな風になっているのかと驚きました。

 

現在は事故直後と違って福島原発の話題なら、なんでもニュースになるという状況ではなくなりました。だからこそ、伝える意味はどこにあるのかを考え、見せ方、出し方に工夫を凝らしつつ、課題を指摘し、「こうしたらいいのではないか」といった提言をするよう努力しています。

昨今では福島から避難した子どもに対するイジメや差別といった問題も起こっています。こういったことも、福島の現状や放射能についてよく知らないことから起きているケースが少なくありません。やはり原発の今、福島の今を伝え続けなければならない。メディアの役割は重要だと思います。

Photo by GettyImages

私が感じている「責任」

廃炉作業は日本全体の問題です。英知を結集させて取り組まなくてはなりません。

東電はトラブルを起こしたり通報が遅くなったりとよく問題を起こしますが、廃炉は彼らを中心にやり遂げてもらわなければならない。そのためにも報道の立場から、正しく問題点を指摘し続けなければならないと思っています。

NHKという組織だからこそ、自分は継続的に原発問題に携わることができたわけで、それだけに責任も感じています。

今、廃炉の現場は、若い技術者の確保にも頭を悩ませています。どうしても後ろ向きなイメージが付きまとい、若い人に敬遠されがちなのです。

でも、廃炉は大事な国家事業であり、最先端のロボットを設計したり取り出し技術を開発する、やりがいのある研究開発現場でもあります。そういった点も交えて、もっと幅の広い視点で廃炉作業を、メディアも伝えるべきなのかもしれません。

政府は40年で廃炉を完了させると言っていますが、取り出した核燃料の最終処分も考えればもっと時間がかかる可能性もあります。今、生きている人で福島の廃炉を見届けられる人が、一体どれだけいるのか。

私の先輩の解説委員からは「お前、廃炉になった福島原発の前で最後のリポートをしろよ」と言われ、是非そうしたいと思ってはいますが、そこまで私が現役でいられるかどうか……。でも、誰に何と言われようが私はその過程を見届けていきたい。これからも伝え続けます。

構成・石井妙子

「週刊現代」2017年3月18日号より

 

 

 

 


福島原発事故から6年 「アンダーコントロール」からほど遠い現状、海外メディア伝える 2017.3.11

2017-03-13 01:06:37 | 森友学園疑惑

https://www.theguardian.com/world/2017/mar/09/fukushima-nuclear-cleanup-falters-six-years-after-tsunamiより引用

Dying robots and failing hope: Fukushima clean-up falters six years after tsunami

 Cleaning up the Fukushima Daiichi nuclear plant is expected to take 30 to 40 years. Photograph: AP

 

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http://newsphere.jp/national/20170311-1/より転載

福島原発事故から6年 「アンダーコントロール」からほど遠い現状、海外メディア伝える
更新日:2017年3月11日

 
福島原発事故から6年 「アンダーコントロール」からほど遠い現状、海外メディア伝える

 東日本大震災から今年で6年になる。3月11日を前にいまだに事故の影響を受け続ける住民や、問題山積みの廃炉作業について海外メディアが報じ、2020年の東京五輪を前に「アンダーコントロール」には程遠い状況だと指摘している。
 

◆放射能の心配は消えない。エコシステム、食材にも影響
 
 ガーディアン紙は、福島第一原発の事故で強制的に避難させられた人は16万人に上るとし、6年後の今も少数の住民しか帰還していないと伝える。住民が避難した浪江町や富岡町などでは、今年になり非難指示が一部解除されることになった。ところが長らく人がいなかった町には、野生のイノシシが住みつき、自治体が駆除に大忙しだとロイターは報じる。地元のハンターは、山から下りてきたイノシシにとって、食べ物が豊富にあり、狙われることもない人の消えた里は新しい住処となり、山に戻る気が無くなったと語っている。駆除されたイノシシの一部からは、日本の安全基準の130倍の放射性物質が検出されており、帰還を目指す元住民たちには予期せぬ厄介者になっているという。

 避難せず地元に住み続けている住民の間にも、放射能への心配は残っている。いわき市のNPO「いわき放射能市民測定室 たらちね」では、食材の放射能測定をパートの母親たちが行っている。事故前には、ただ恐ろしいものということ以外、一般人には放射線の知識が全くなかったと述べる同団体の鈴木薫事務局長は、目に見えず、においもなく、触れて感じることもできない放射能と戦うには、測るしかないと述べる。測定を行う母親たちは、放射線や有機化学の知識を新たに学んでおり、地元の他の親たちからも信頼を得ているという。原子力や放射能という話題が上ることが少なくなった今でも、子供たちの健康のリスクを最低限に抑えるため、食材の安全を自分達で確認したいという親の努力は続いている(ロイター)。
 

◆廃炉工程表は非現実的。五輪招致での約束はどこへ?

 ガーディアン紙は、事故から6年後の福島第一原発の様子を取材している。がれきだらけの事故当時に比べ、原子炉建屋は補強され、4号機の使用済み核燃料も無事取りだされた。防護服に身を固めていた作業員たちも、今はほとんどが軽装にマスクという姿で働いているという。しかし、廃炉に向けての作業は非常に難航しているという。

 東電は、2月に2号機の格納容器内の調査のためロボット「サソリ」を投入したが、調査中動けなくなり作業を断念した。溶け落ちた核燃料の正確な位置や状態を確認するはずだったが、この失敗で調査も手詰まりとなった感がある。他の原子炉に比べ放射線レベルの低い2号機での調査でさえうまくいかなかったということは、廃炉の工程表は現実性がなく信頼できない、とグリーンピース・ドイツの原子力専門家ショーン・バーニー氏は同紙に語り、計画が現場の現実と妥当なエンジニアリングや科学に基づいていないと批判している。

 汚染水に関しても、東京電力は2020年までに建屋の汚染水をすべて除去すると発表しているが、こちらも凍土壁では完全に流入が止められないと問題視されている。2020年は、安倍首相が福島は「アンダーコントロール」だと約束して勝ち得た東京五輪の開催年だ。同紙は、第一原発を見れば「誰が見てもそうではない」と分かるという批評家の声を紹介し、敷地内のタンクにためている汚染水の量に関しても、もうじき100万トンに達すると伝えている。
 

◆真の原因究明も困難。廃炉の費用もますます増える?

 廃炉の前に、そもそも事故の原因究明も不十分ではないかとアジア・タイムズ紙は主張する。原子炉のメルトダウンの理由は、津波により冷却装置が機能しなくなったためとされている。しかし、日立製作所の関連会社の元エンジニア、田中三彦氏は、津波の影響を疑う余地はないが、耐震設計が不十分で地震による損傷があった可能性も否定できないとしている。

 元東芝の原子炉格納容器の設計者、後藤政志氏も田中氏と同意見で、いまだに不確実なことが多すぎると述べるが、2012年に事故調査委員会が指摘しているように、事故に関係する多くの装備が「調査検証しようにも近寄ることのできないところにある」という事実が障害の一つだと述べており(アジア・タイムズ)、今後も正確な原因究明が困難であることを示唆した。

 経産省は廃炉には30~40年を必要とし、最新の発表ではその費用を避難者への補償を含め21兆5000億円と見積もっている。この額は3年前の見積もりの2倍に達しているとガーディアンは指摘しており、事故処理は金額的にも先の見えないものとなりそうだ。

画像出典:東京電力ホールディングス

(山川真智子)






【0311反原発!国会前大集会+首相官邸前抗議~福島・祈りを超えて~】 8000人の参加、著名人や野党の国会議員らがスピーチ

2017-03-13 00:55:58 | 福島、原発

首都圏反原発連合
http://coalitionagainstnukes.jp/より転載

★0311再稼働反対!首相官邸前抗議

【0311反原発!国会前大集会+首相官邸前抗議~福島・祈りを超えて~】
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「約6000人が参加しました。311を前に高浜原発が運転差止仮処分となり運転停止した事は、大きな希望になりました。脱原発社会実現への決意も新たに声をあげ続けましょう

2016/03/11 に公開

#金曜官邸前抗議

<国会正門前登壇者>(敬称略)
司会挨拶
主催挨拶
鈴木薫(いわき放射能市民測定室 たらちね・事務局長/ 沖縄・球美の里・副理事)
香山リカ(精神科医/立教大学教授)
1分間の黙祷
吉田忠智参議院議員(社会民主党)
渡辺浩一郎元衆議院議員(生活の党と山本太郎と仲間たち)
志位和夫衆議院議員(日本共産党)
福山哲郎参議院議員(民主党)
初鹿明博衆議院議員(維新の党)
コール
上野千鶴子(社会学者/ウィメンズアクションネットワーク理事長/安全保障関連法案に反対する学者の会呼びかけ人)
古賀茂明(フォーラム4提唱者/元経産省官僚)
中野晃一(上智大学教授/立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
鎌田慧(ルポライター/『さようなら原発』一千万署名 市民の会・呼びかけ人)
佐藤和良(福島原発告訴団・副団長/脱原発福島ネットワーク・世話人)
亀屋幸子(福島県双葉町からの避難者/映画『首相官邸の前で』出演者)
バイガー(FoEドイツ代表)
コール
諏訪原健(市民連合/SEALDs)
吉原毅(城南信用金庫相談役)
菅直人(元内閣総理大臣)
クロージングアクト ATS(ラッパー)

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東京新聞 TOKYO Webh
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031202000141.htmlより転載

脱原発 希望に向かって 国会前デモ

 国会と首相官邸前では十一日、毎週金曜日に官邸前で脱原発を訴えている首都圏反原発連合の主催のデモがあり、約八千人(主催者発表)が「福島第一原発事故を忘れるな」「原発をなくせ」と声を上げた。

 国会前に設けられたステージでは、著名人や野党の国会議員らがスピーチ。同連合の中心メンバー、ミサオ・レッドウルフさんは「希望に向かって声を上げ続けよう」と呼び掛けた。

 千葉県市川市の派遣社員、近藤晶代さん(50)は「時間がたつにつれ事故の話題が減っているのはおかしい。忘れていないことを示したい」と参加。埼玉県三郷市の団体職員、深川智加(ともか)さん(35)は「事故を省みず、原発再稼働を進める国に怒りを感じる。被災者に寄り添いたくて」と憤った。

 神奈川県大和市の松義一樹さん(68)は「六年前の衝撃で考え方が百八十度変わった。世の中のために自分のできることをしたい」と話した。

 

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