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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

首切り助成金 「アベ政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか」(田中龍作ジャーナル)

2016-03-08 20:42:46 | 労働 

http://tanakaryusaku.jp/ より転載

首切り助成金 「アベ政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか」

津田弥太郎議員(中央)は「竹中平蔵の横ヤリで作られた制度なんですよ」と喝破した。=7日、参院会館 撮影:筆者=

津田弥太郎議員(中央)は「竹中平蔵の横ヤリで作られた制度なんですよ」と喝破した。=7日、参院会館 撮影:筆者=

 会社が正社員の生首を切れば、一人当たり60万円が国から支給される。首切りの実行部隊は人材紹介会社だ。

 国の支給実績によると、制度が導入された2013年から昨年までに3,700人余りが生首を切られた。予算ベースだと13万1,383人の首切りが奨励されてきた。

 「労働移動支援助成金」という名の大量リストラ奨励制度は、2013年末に閣議決定された。安倍政権の本丸である「産業競争力会議」の肝煎りだった。

 同会議の最高実力者は人材会社大手パソナ会長の竹中平蔵氏。竹中センセイの鶴のひと声で、年間2億円の予算が一気に300億円にハネ上がった。

 首切り奨励の資金が150倍に増えれば、犠牲者も爆発的に増える。だが厚労省は実態を把握していない、という。

 民主・維新両党がきょう、国会内で厚労省からヒアリングした。リストラを強要された王子ホールディングスの元社員Aさん(男性45歳)も出席した。Aさんは中学2年生の娘を持つ。手を震わせながら証言した ―

 「自分の意志決定はない。私の社だけでも分かっているだけで100人。何人も泣いた人を知っている。会社は人材会社と秘密保持契約しているから、普通の人には見えないが会社と人材会社のつながりがある」。

裁判例をめぐって口を濁した厚労官僚に対して労働弁護団の棗一郎弁護士は「裁判例はある」とピシャリ。=7日、参院会館 撮影:筆者=

裁判例をめぐって口を濁した厚労官僚に対して労働弁護団の棗一郎弁護士は「裁判例はある」とピシャリ。=7日、参院会館 撮影:筆者=

 語気を強めたのは労働問題のエキスパートである山井和則議員だ ―

 「安倍政権は労働移動支援助成金で退職強要してきた。違法の疑いが強い解雇ビジネス、首切りビジネスを国が奨励している。安倍政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか?」「これは氷山の一角だ。13の人材会社が同じ事をやっている」。

 この問題に詳しい大島九州男議員は「会社が手を汚したくないから外(人材会社)に出した。国の制度としてバックアップする必要のない事だ」と真相を突いた。

 責任を追及された厚労省は「行政の立場として、復職を促す権能はない。司法に訴えるとか・・・」と他人事のよう答弁するばかりだ。

 田中はヒアリングの後、厚労官僚に「これが良い制度だと思うか?」と尋ねた。官僚は「私の口からは言えません。閣議決定されたことですから。私どもは従う他ありません」と苦り切った顔で答えた。

 少なくとも数千人が仕事を失い、家族ともども路頭に迷う。ひと握りの資本家と人材会社が労働者の生血をすする。この仕組みを作ったのが、竹中・小泉・安倍政権だった。

 「国の施策として注射の打ち回しでB型肝炎になった人には税金で保証金を払っている。それ位(薬害と同じ)重い課題だ」。津田弥太郎議員のダミ声が響いた。

 

Aさんは厚労官僚に対して「よろしくお願いします」と頭を下げた。生活を抱えていて裁判闘争などできないからだ。=7日、参院会館 撮影:筆者=

Aさんは厚労官僚に対して「よろしくお願いします」と頭を下げた。生活を抱えていて裁判闘争などできないからだ。=7日、参院会館 撮影:筆者=


  ※
記事は正社員の生首を切る問題を扱っています。派遣労働の問題ではありません。結果として人材(派遣)会社が大儲けする構図があります。

 

   ~終わり~

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32ある1人区で25以上勝てる!一本にまとまり、安倍首相を倒す全力を!(元自民 国家公安委員長 白川勝彦)

2016-03-08 20:42:11 | 政治 選挙 

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永田町徒然草 季節イメージ

32ある1人区で25以上勝てる!

16年03月05日

No.1814

漸く、弥生やよい(旧暦3月。現代の4月)らしい陽気になってきた。何度かは揺り戻しもあろうが、春は一挙にやってくる。今月下旬は、もう桜の花だ。自然の移ろいは、このように間違いはない。当(あ)てにならないのは、人の世だ。しかし、これも少し長い目で見れば、また専門的に見れば、そんなに頓珍漢な動きはしないものだ。安倍一強態勢の下で、頓珍漢な出来事がいろいろと起こったが、そんなものが長く続く筈はないのだ。

野党共闘が、確実に動き出している。極めて良い事である。気の短い人には、少し“まだらっこしい”と思うところもあろうが、こんなことは、そう順調に進む筈がないのだ。どうせ、野党のやることなんですから。しかし、今度ばかりは、野党も尻に火が付いたのだろう。とにかく一本にまとまらなければならない、と思ったのだから。そう、一本にまとまるのが大事なのだ。

「選挙目当ての野合じゃないか」などと言われているが、自公“合体”政権こそ、“政権目当て=利権目当て”の野合の最たるものではないか。私は、自民党の中に長くいたから、よく知っている。多くの自民党議員の利権好きには、とても付いていけなかった。公明党との連立は、自民党からみたら選挙目当て=利権目当て以外の何ものでもない。公明党や創価学会の、どの理念や政策に共鳴しているのか。ぜひ、ハッキリと言ってもらいたいものだ。

野党共闘の目的は、何か。安倍暴走政治にストップをかけたい・安倍自民党を倒したい ─ それで結構ではないか。安倍政治の何処がいけないのか。安倍政治の何処が我慢できないから、ストップしなければならないと考えているのか。たぶん、いろいろとあるだろう。いろいろあって良いのだ。しかし、安倍政治にストップをかけなければならないと本気で考え、そのために行動するという人々は、共に同志なのだ。

結論から言おう。32ある参議院1人区で野党共闘が実現し、それなりの候補者を擁立すれば、少なくとも25選挙区以上で、必ず勝てるのだ。野党はこのところ選挙で負け続けているので、自分たちが持っている力に自信がなくなっているのだが、「安倍首相の言うことややることは、もう“嫌だ”」と思っている人たちは、間違いなく国民の過半数を超えている。安倍首相は、それに気が付いていない。安倍首相の日々の言動は、ますますそう思う人々を増やしている。

いまは、安倍政治と断固として戦おうという人々が一本にまとまるのが重要・大事なのだ。一本になろうとする人々の間には、いろいろな思いや考えがあるだろう。「それを全部一緒にしなければダメだ」というのでは、話はまとまらない。安倍政治を止めなければ、自分の思いや考えは叶えられないと考えているならば、まずは安倍首相を倒すことに全力を尽くさなけばならない。後は、安倍首相を倒してから話し合って決めれば良いではないか。

当面する課題は、来るべき参議院選挙で、安倍首相とその一派(公明党・おおさか維新・その他の安倍別動隊)に、憲法改正に必要な議席を与えないことだと私は思っている。32ある参議院1人区で25以上獲れば、安倍首相の暴走は止まり、上手くすれば安倍首相の退陣もあるかもしれない。衆議院とのダブル選挙になったら、どうするか … その場合でも、この課題・目標は変わらないし、変えてはならない。

大事なことなので、何度でも繰り返す。安倍首相・安倍政治にストップをかけようと本気で戦う意思を持っている人ならば、すべてが一本にならなければならないのだ。あれとは一緒になりたくないとか、あの人が来なければだめだ、などと言ってはならない。安倍首相・安倍政治と戦おうという人々は、すべて大事な仲間なのだ。ああだ、こうだと注文を付けるのは、安倍首相を倒してからにしてもらいたい。

ところで、何時までに野党統一候補を擁立すれば良いのだろうか。タイムリミットとしては、遅くとも連休前までだと、私は思っている。そして、32ある1人区すべてに候補者を擁立しなければならない32ある1人区全部への擁立によってはじめて、安倍首相との鍔迫(つばぜ)り合いが、国民的な戦いとなるからだ。この1人区での戦いが、複数区や比例区の選挙に連動する。上手くすれば、地滑り的勝利となる可能性もある永田町にもいよいよ、春が来た。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 16年03月05日 06時40分PM 掲載

 

 

 


安倍首相は、もう狂っている。(元自民 国家公安委員長 白川勝彦)2015.09.05

2016-03-08 20:33:50 | 政治 選挙 

liberal-shirakawa.net 白川勝彦 Webサイト (HOMEへ)

http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1713 より転載

永田町徒然草 季節イメージ

安倍首相は、もう狂っている。

15年09月05日

No.1774

長い間、私は日本の政治を見てきた。その期間は、約50年となる。その中で、いちばん貴重な経験は、時の政権与党・政府自民党の一員として過ごした約25年間だった。時の政権与党というものは、国民から批判を受けるものである。それは、已むを得ない。しかし、その批判に晒されながら、“何が正しいのか”を思索する中で、私は、政治というものを学んできた。

私が政権与党の一員として国政に参画したのは、昭和50年から平成13年までの約25年間である。その間にも、いろいろとおかしなことがあった。私は、保守リベラルの政治信条に基づき、ひとりの政治家として発言し行動した。時には、党内主流派から厳しい処遇を受けることはあったが、現実政治の中では、“それは止むを得ないこと”と割り切り、保守リベラルの信念に従って行動した。それに対して、“党内外から”賛同や支援を受け、私は、政治的足場を失うことはなかった

私がこの永田町徒然草で書いたり主張していることは、このような経験に基づいている。私は、リベラリスト=自由主義者である。自由主義者にとって一番大切なことは“批判精神”である、と私は考えている。他者に対する批判はもちろん大切であるが、己に対する批判も忘れてはならない。他者と激しい論戦をしていても、他者の主張の中に己に欠けていることがあれば、それに対して謙虚に思いを致さなければならないと、肝に銘じてきた。

このような経験を顧みると、私が激しく闘った人々にも、それなりの矜持と信条があったと思っている。だから、私は、その人たちを全否定する気持ちはない。私が闘った相手とその仲間は、少なくとも、狂っていなかった。しかし、私がいま闘っている安倍首相は、“少し、いや大いに”様子が違っている。昨日、あるテレビ番組を見て、私はそう確信した。

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▲9月4日 ミヤネ屋の政治SP(YouTubeへリンク)

そのテレビ番組とは、毎週月曜日から金曜日午後1時55分から日本テレビ系列で放映されている、読売テレビ制作の『ミヤネ屋』と呼ばれる情報番組である。最初のうちは、“ミヤネ屋”というのが何を意味するのか分からなかったが、この番組のメインキャスターである宮根誠司をもじった“ロゴようなもの?”である。私は数年前から、仕事をしながらヒマな時に見ているが、情報ごった混ぜ番組だ。時々政治モノもやるが、読売テレビよろしく、偏向したものが多い。

ちなみに、2015年9月4日のテレビ番組案内には

1・55「ミヤネ屋 政治SPミヤネ特別国会開設!代表質問・宮根誠司君
▽正直「?」なあなたに送る、今さら聞けない安保法制▽必見です」

とある。最初は、局側が作った安保関連法案についてかなり間違った解説が流され、それを受けて、いよいよ安倍首相が登場した。安倍首相と宮根誠司やコメンテータが“議論”したが、最初から最後まで、聴くに聴けないヨイショ発言の連続だった。

20年近く前になるが、“奥様番組”で政治モノが流されたことがあった。最近、奥様番組という言葉は、あまり聞かなくなった。現在も、昼間いろいろな情報番組があるが、私に言わせれば、昔の奥様番組と大同小異である。安保関連法案に対する国民の理解が進まないからといって、国会審議がいよいよ煮詰まっり、争点が明白になっている時に、笑止千万のこのような番組に出ること自体が、問題である。しかも、わざわざ大阪まで行って。

いま、世界同時株安状態の危機にある。この日も、日経平均で一時500円強も下げていた。わが国は、年金資金で日本株を大量に保有するようになったのだ。いままでのように、“市場のことは市場訊け”とは言えなくなったのだ。アベノミクスとかいわれる政策のためである。エンブレム問題も、泥沼化の様相を呈している。東京オリンピックそのものを白紙にしてしまえ、という声も出始めている。あれだけ熱心にオリンピックを招致した安倍首相なのだから、その責任は大である。

安保関連法案に対する政府与党の答弁は、迷走している。国民の怒り・反対も、最高潮に達している。昔なら、こんな状態ではとても、国会を通せはしなかった。しかし、国会で自民党・公明党が圧倒的な議席を持っているため、確かに通すことはできるかもしれない。安倍首相は昨晩、大阪から帰ってきて、谷垣幹事長と9月中頃の採決で合意したという。

こうした安倍首相の言動、安倍内閣の動静を見ていると、「安倍首相はもう狂っている」と、私には見える。こんな安倍首相をたしなめられない谷垣幹事長をはじめとする自民党の国会議員、公明党の国会議員も、狂ってしまっているのだ。アベノミクスに狂奔している経済界も、おかしい。要するに、わが国のすべてが狂い始めているのだ。政治が狂うと、そうなるのだ。だから、政治は大事なのだ

8月30日の国民の大決起は、わが国の唯一の希望を感じさせるものであった。自公“合体”政権が安保関連法案を参議院で採決しようとする時、国民はまた立ち上がるであろう。野党各党も、団結して行動するという。野田聖子女史も、自民党総裁選に立ち上がるようだ。「義を見てせざるは勇無きなり」と女性に言われたのでは、自民党の男も動かざるを得まい

政治は時どき、想定外の動きをする。最近、“想定内のこと”と言って、目の前で現実に起こってる事実と真面目に対峙しない評論家が多くなってきた。政治も経済も、人間が行うこの世の出来事である。浅はかな理屈や勝手な思い込みで想定できるものではない。人間の行いというのは、なかなか分からないことが多い。それがまた、人間の魅力なのだ。この10日前後に日本国民がどのように行動するのか、私は、希望を持ち、期待している

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 15年09月05日 09時16分PM 掲載

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<関連>

濱田邦夫元最高裁判事が断言。自民党改憲草案の緊急事態 ...

blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d7e7c627f1388d97a231e032a8b9d547
2016/01/22 - 濱田元最高裁判事は、安倍政権が改憲の最優先項目に掲げる自民党改憲案の緊急事態条項について、. 「正気の人が書いた条文とは思えない。」 

 

 

 


「日本死ね」の悲鳴 あらゆる分野に広がる(田中龍作ジャーナル)/「保育園落ちたの私だ」(香山リカ)

2016-03-08 18:24:59 | 福祉 高齢 障がい

これは社会全体の問題だ、という意識のもと、直接の当事者ではなくても立場の違いに関係なく、「これは私のこと」として発言する人が確実に増えつつあることがわかる

毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160308/ddl/k13/070/124000c

香山リカのココロの万華鏡

「保育園落ちたの私だ」 /東京

香山リカさん

 子どもの保育園への入園を断られた母親が「何なんだよ日本。1億総活躍じゃねーのかよ」と強い口調で抗議の言葉を書いた匿名ブログが話題になった。国会で野党議員がこれを取り上げ、「言葉は荒っぽいが、本音、本質だ」と待機児童解消や保育士の待遇改善を安倍晋三首相に迫ったところ、議員席から「誰が書いたんだよ」などのヤジが飛んだ。首相自身は待機児童の問題は重大であることを認めながらも、「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」とも述べた。

 これを受けてネットでは「保育園落ちたの私だ」というフレーズをつけてこの問題を訴える動きが急激に広がっている。「特定の誰かのクレームではなく、みんなの問題なのだ」と共有している。

 興味深いのは、この訴えに参加しているのは、実際に子どもの入園を断られた経験を持つ母親ばかりではないことだ。保育園に入れた人、それどころか子どもを持たない人や未婚の男性までが、「保育園落ちたの私だ」というキャッチフレーズとともに意見を述べている。これは社会全体の問題だ、という意識のもと、立場の違いに関係なく、誰もが「これは私のこと」として発言している。

 ネット上のこの動きを見て、私は「日本の社会も本当の意味で変わってきたんだな」と感じた。これまでは、何かの社会的な問題について発言するのは当事者や関係者という雰囲気があったと思う。私のような精神医療の専門家が、たとえば「東京オリンピックと環境」というテーマで原稿を書くと、「専門外のことに口をはさむな」といった批判が寄せられる。「日本に住む私にとってオリンピックは人ごとではない」と説明してもなかなか理解されなかった。

 しかし、この保育園の問題などを見ると、直接の当事者ではなくても「これは私のこと」として発言する人が確実に増えつつあることがわかる。今後、この流れが広がっていくのだろうか。うつ病ではない人が「うつ病なのは私だ」として心の病への差別に抗議し、大学時代の奨学金の返済で苦しんでいる若者の問題を「奨学金を返せないのは私だ」と高齢者が訴える。こうして誰もが「人ごとではない、私のことだ」と問題をとらえ、声を上げていけるようになるのは、とてもすてきなことだ、と私は思っている。

 私にも実は子どもがいない。でも、ここで大きな声で言わせてもらおう。「保育園落ちたの私だ」(精神科医)


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 http://tanakaryusaku.jp/2016/03/00013143

「日本死ね」の悲鳴 あらゆる分野に広がる

「介護離職ゼロを目指す」と うぞぶく 安倍首相への強烈なメッセージが登場した。=5日、国会議事堂正門前 撮影:筆者=

「介護離職ゼロを目指す」と うぞぶく 安倍首相への強烈なメッセージが登場した。=5日、国会議事堂正門前 撮影:筆者=

 「保育園落ちた 日本死ね」が他の分野にまで波及し始めた。人々の生活がニッチもサッチも行かなくなってきたようだ ―

 国会前ではきょうも父母たちが待機児童の解消を訴えて、抗議のスタンディングをした。

 プラカードは「♯保育園落ちたの私だ」が主流だが、「♯特養落ちたの私だ」「♯低賃金で働かされているの私だ」を持つ人も現れた。知り合いの介護士から託されたメッセージという。

 低賃金、長時間労働の介護士も「日本死ね」と言いたくなるくらい酷い状況にあるのだろう。

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≪関連≫

      

 
 

 

 

 


関西市民連合@3/7発足記者会見~「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合

2016-03-08 01:03:07 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

毎日新聞 2016.03.07 夕刊15面


関西市民連合@3/7発足記者会見
@shiminrengo_ksi

2016年3月5日

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合(以下、「関西市民連合」)」は関西における野党統一候補の当選と安保法制の廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳を尊重する政治の実現を目指す関西一円(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)の「市民のプラットフォーム」です。

 

関西市民連合@3/7発足記者会見@shiminrengo_ksi 3月5日

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関西市民連合 3月5日 21:19 ·

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合(以下、「関西市民連合」)」は関西における野党統一候補の当選と安保法制の廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳を尊重する政治の実現を目指す関西一円(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)の「市民のプラットフォーム」です。

【目的】
1 安全保障関連法の廃止
2 立憲主義の回復(集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回)...
3 個人の尊厳を擁護する政治の実現(とりわけ憲法第13条個人の尊重、24条個人の尊厳の擁護に基づいた両性の本質的平等、25条生存権、26条教育権、27-8条労働権の確立に向けて)

【主な取り組み】
・対話をつうじた世論喚起のために「2000万署名」に取り組む
・当面2016年参院選で目的を共有する市民・野党統一候補の当選を目指す
――目的を共有する候補者の擁立に向け、市民・野党共闘のための議論の場を設ける
――それらの候補者の当選のために、選挙戦で各市民団体のプラットホームとしての役割を果たす(ポスターの提供や、街宣のディレクション、シンポジウムの主催など)

取材、講演依頼などはこちら。
→kansaishiminrengo@gmail.com