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ジュゴンだけではない! 米軍基地移転先・辺野古沖の絶滅危惧種は262種

2015-12-08 08:20:57 | ご案内

Harbour Businness Onlinehttp://hbol.jp/70605 より転載

ジュゴンだけではない! 米軍基地移転先・辺野古沖の絶滅危惧種は262種

 沖縄の米軍普天間基地の移転先とされている名護市・辺野古沖の大浦湾。絶滅危惧種ジュゴンの生息地でもあることから、環境保護団体などが基地建設に反対している。実は、この海域には国の環境影響評価で確認されているだけで、ジュゴンをはじめとして262種もの絶滅危惧種が生息しているのだという。

防衛省「ほかの絶滅危惧種(の保全)はこれから……」

国際環境NGOのグリーンピース・ジャパンは、安倍首相に宛てた国際署名「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」約2万9000筆を防衛省担当者に手渡した=11月25日

 今年11月25日、国際環境NGOのグリーンピース・ジャパンは、安倍首相に宛てた国際署名「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」約2万9000筆を防衛省に提出した。

 この時に署名を受け取ったのが、防衛省で辺野古沖での工事を担当する普天間代替推進グループだ。その際、NGO側が省担当者に「ジュゴン以外の絶滅危惧種の保全で、環境省との情報共有を行っていますか?」と質したところ、「今後行う可能性もある」との答えが返ってきた。ジュゴン以外の絶滅危惧種に関して、環境省と情報共有していないというのだ。

 沖縄防衛局がまとめた環境影響評価(アセスメント)では、大浦湾一帯に生物5334種もの生息が確認されている。この内、絶滅危惧種はジュゴンのほかにアカウミガメとアオウミガメ、ベニアジサシ、ヤドカリ他節足動物、海藻類など262種だ。

 国はこれらに関して「工事の影響が出たとしても、対策を講じるので最小限にとどまる」との姿勢を取っている。

海藻類の移植は「成功した試しがない」!?

大浦湾の海底でジュゴンが海草を食べた跡。大浦湾に生息する絶滅危惧種はジュゴンだけではないが、その存在はあまり知られていない(写真提供:NGO「北限のジュゴン調査チーム・ザン」)

 

「従来のアセスメントでは『環境影響はない』と押し切るのが当たり前だったが、最近は『対策するので問題ない』という風に手が込んできている」。湿地の保全・再生のために活動するNPO「ラムサール・ネットワーク日本」の花輪伸一さんはこう話す。花輪さんは辺野古沖アセスメントを「基地建設ありき」と指摘している。

「ジュゴンが注目されているのは、生態系における『象徴種』だからです。ジュゴンが生息できるように環境保全すれば、結果として他の種も守ることができるという考え方です。これに対して、国は『アセスメントに加えて(辺野古沖での工事を環境面で監視する)環境監視等委員会も設けたので問題ありません』という立場です」(花輪さん)

 ところが、この委員会の委員4人が、工事請負業者側から報酬を受けていることがわかった(http://www.asahi.com/articles/ASHBK54G2HBKUUPI001.html)。
しかも環境監視委員会の運営を行う企業は、アセスメントの調査業務を受注した企業であることも明らかとなっている(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=137955)。
アセスメントや環境監視等委員会の公平性や中立性が疑われる事態となっているのだ。

 花輪さんは「サンゴや海藻類は、『今ある場所からはぎ取って別の場所に移植する』と国は言っていますが、海藻類に関してはこれまで移植に成功した試しがない。他の種に関してもまったく期待できません」と指摘している。<取材・文・撮影/斉藤円華>

 

 

 

 


琉球新報<社説>公示日首長調査 慰霊の日に反対の民意強い…県内の41市町村長全員が反対

2015-12-08 07:45:17 | 沖縄

琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-184117.htmlより転載

<社説>公示日首長調査 慰霊の日に反対の民意強い

 沖縄中が鎮魂に包まれる「慰霊の日」に、国政選挙の公示をぶつけようとしている安倍政権と与党の配慮不足が厳しく問われている。

 戦没者のみ霊を慰め、恒久平和を誓う特別な日の参院選公示はあってはならない-。本紙の市町村長アンケート調査で沖縄の民意が一つに結ばれていることが裏付けられた。

 自民、公明両党が来年夏の参院選公示日を6月23日の慰霊の日と想定していることに対し、県内の41市町村長全員が反対し、公示日を慰霊の日以外とするよう求めていることが鮮明になった。
 回答にはあいまいな見解は一つもなく、慰霊の日公示の問題点を端的に指摘している。県民の思いを代弁する意思が宿り、重大な事態であることを示す調査結果だ。

 安倍政権と与党は沖縄にとって何物にも替え難い最重要な日の公示を避けるべきである。
 衆参同日選の可能性をにらみつつ、公示日を政治判断する動きがあるが、沖縄社会の反発が強いこの日はできるだけ早く選択肢から外す決断を下してほしい。

 辺野古新基地問題に関する調査に対しては、回答を避けることが多い保守系9市長でつくる会のメンバーもこぞって反対している。
 「亡くなった人を思い、平和を願う日だ。静かな雰囲気で(鎮魂)したい」。会長の下地敏彦宮古島市長の回答に沖縄社会の受け止め方が凝縮されている。

 辺野古新基地問題で国と県が対立していることを挙げつつ、伊良皆光夫多良間村長は「この日に行われるなら、また沖縄の思いを踏みにじるような国の対応が問われる」と指摘する。沖縄の歴史と民意を軽んじていると見なされても仕方ない政権の体質を突く見解だ。
 「6・23に対する沖縄の思いは一つ」(島袋俊夫うるま市長)なのである。既に自民党県連と公明党県本部は党本部に対し、慰霊の日を公示日としないよう要請している。
 不戦を誓う慰霊の日に選挙「戦」が始まり、「出陣式」で気勢を上げることは沖縄戦の犠牲者をないがしろにし、遺族に苦痛を強いることになる。
 それにしても、自公両党の中で参院選公示日が検討された際、慰霊の日と重なる問題点に気付く政治家はいなかったのか。今回の問題は、政権と沖縄の距離感を象徴してもいよう。

 

 

 


【辺野古】「沖縄と同じ思い」~映画監督・高畑勲さんが座り込みテントを訪問

2015-12-08 07:25:57 | 沖縄
 
 
棚原 勝也さんFBより転載

『火垂るの墓』の高畑勲監督がきのう辺野古のゲート前を訪れ、新基地建設について
「沖縄と同じ思いだ。
 新基地を造らせてはいけない」...と語った。
:
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高畑監督は座り込みをする人たちへ、
戦後70年の今年、
 一番気になっていたのは
 沖縄のことだった」と、
思いを伝え、

「辺野古に新しい基地を造らせるなんて。
 しかもアメリカは全然損をしない」「日本国全体の国民が
 反対しなければ話にならない。
:
:
 戦後70年間、
 日本は平和な国だと言われてきたが、
 背景にはいつも沖縄の犠牲があった」と話した。

 

 

 

 

 

 

 


12/3 大賞に中日新聞グループの「平和の俳句」=平和と協同のための日本版ピューリッツア賞

2015-12-08 07:05:50 | 報道

   December 7, 2015

大賞に中日新聞グループの「平和の俳句」

第21回平和・協同ジャーナリスト基金賞を発表

 平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)は、2015年12月3日、第21回平和・協同ジャーナリスト基金賞を発表しました。今年度は、応募・推薦合わせて84点(活字部門39点、映像部門43点、インターネット関係2点)が寄せられ、鎌倉悦男(プロデューサー・ディレクター)、佐藤博昭(日本大学芸術学部映画学科講師)、清水浩之(映画祭コーディネーター)、高原孝生(明治学院大学教授)、鶴文乃(フリーライター)、前田哲男(軍事ジャーナリスト)、森田邦彦(翻訳家)の7氏による選考委員会の審査の結果、次の8点が選ばれました。贈呈式は12月12日(土)午後、東京・内幸町の日本プレスセンター内、日本記者クラブ大会議室でおこないます。

 

◆基金賞=大賞(1点)

 中日新聞社の「『平和の俳句』など戦後70年の平和主義を見つめ直す一連の報道」

 

◆奨励賞(6点) 

  •  神奈川新聞取材班の「時代の正体――権力はかくも暴走する」(現代思潮新社)
  •  SEALDs編著の「SEALDs 民主主義ってこれだ!」(大月書店)
  •  下野新聞社取材班の「とちぎ戦後70年――終戦記念日特別紙面と一連のキャンペーン報道」
  •  西日本新聞安保取材班の「戦後70年 安全保障を考える」
  •  日本テレビ制作の「南京事件 兵士たちの遺言」
  •  本田雅和・朝日新聞南相馬支局長の「朝日新聞連載ルポ『プロメテウスの罠』シリーズ・希望の牧場」

 

◆荒井なみ子賞(1点)

 漫画家・西岡由香さん(長崎市)の「被爆マリアの祈り――漫画で読む三人の被爆証言」(長崎文献社)

 

 応募・推薦のあった作品は、活字部門、映像部門とも、昨年から今年にかけての政治・社会情勢を反映して、集団的自衛権、憲法改定、安保関連法、原発といった問題を論じたものが多く、さらに、今年が「戦後70年」という節目の年に当たったため、過ぐる戦争を回顧して、日本人の戦争体験を検証した力作が地方紙、ローカルテレビ局で目立ちました。

 

  •  基金賞=大賞には、中日新聞社の『「平和の俳句」など戦後70年の平和主義を見つめ直す一連の報道』が選ばれました。「平和の俳句」は中日新聞、東京新聞、北陸中日新聞など中日新聞グループの朝刊に連載されたもので、1日1句。「平和への思いを俳句の形でつぶやいてほしい」と読者に呼びかけて募り、選者は俳人の金子兜太、作家いとうせいこうの両氏。選考委では「安保関連法などで日本の平和主義が大きく揺らいだ年の新聞の企画としては出色」「ジャーナリズムに新しい地平を開いた」「5歳から100歳までの人が参加しているのは素晴らしい]とされました。さらに「中日新聞グループが憲法、安保関連法案などの問題で積極的な報道を展開した点も評価したい」という声もあって大賞を贈ることになりました。

 

    • 奨励賞には活字部門から5点、映像部門から1点、計6点が選ばれました。

 まず、神奈川新聞取材班の『時代の正体――権力はかくも暴走する』ですが、選考委では「ジャーナリズムでは一般的に客観報道が原則とされるが、ここでは、時として記者たちが客観主義の枠をはみ出て、取材対象、例えば安保問題、米軍基地、ヘイトスピーチなどに肉迫している。それが、読者の心をつかむ迫力ある記事となっている」と絶賛されました。

 

 

 SEALDs編著の『SEALDs 民主主義ってこれだ!』は、安保関連法案反対運動に登場して一躍世間の注目を集めたSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)に参加している学生たちの主張や、メンバーの奥田愛基氏が参院特別委で意見陳述した全文などが収録されています。「SEALDsの行動を理解するには最適の文献」と、全会一致で授賞がきまりました。

 下野新聞社取材班の『とちぎ戦後70年――終戦記念日特別紙面と一連のキャンペーン報道』は、戦後70年を機に栃木県民の戦争体験を検証したものです。「同様の企画がいくつかの地方紙によって取り組まれたが、下野新聞のそれは質・量ともに群を抜いている」「まさに新聞社の総力を挙げて取り組んだことがうかがえる大作」と評価されました。

 

 西日本新聞安保取材班の「戦後70年 安全保障を考える」は、日本にとっての安保問題をさまざまな観点から総合的に論じた連載企画です。選考委では「安保問題を深く理解するのに役立つ力作」「専守防衛を見直したドイツ、報復テロの後遺症に悩むスペイン、帰還兵の自殺が社会問題化している米国の現状を伝えるルポは読ませる」といった声が上がりました。

 

 原発関係で1点入れたいということで選ばれたのが、本田雅和氏の『朝日新聞連載ルポ「プロメテウスの罠」シリーズ・希望の牧場』でした。これは、福島第1原発から14キロしか離れていない旧警戒区域で被曝した牛300頭を今なお飼い続けている酪農家の吉沢正巳氏を取り上げた連載です。「原発事故から4年たった被災地の現状と、この間、国や電力会社が何をやってきたかをリアルに伝える優れたレポート」とされました。

 

 映像部門で奨励賞に選ばれたのは『南京事件 兵士たちの遺言』です。2015年10月4日深夜、日本テレビ系列でNNNドキュメント’15として放映されました。選考委では「日本の政治家や評論家等の一部には、南京事件はなかった否定する人々がいるが、そうした情況の中で、この事件を、兵士の陣中日記等から、本格的にきちんと伝えようとした製作姿勢には評価すべものがある」とされました。

 映像部門では、他に候補作品がたくさんありましたが、選考委では「意欲は買うが、完成度がいまいちという作品が多かった」という意見が強く、入賞は『南京事件 兵士たちの遺言』1本にとどまりました。

 

  • 荒井なみ子賞には西岡由香さんの『被爆マリアの祈り――漫画で読む三人の被爆証言』が選ばれました。この賞は、当基金の発展に尽力された故荒井なみ子さんからの寄付金を基に創設された賞で、女性のライター、あるいは女性問題をテーマとした作品の筆者が対象。西岡さんの受賞は7人目です。長崎で被爆した3人の体験を通して原爆被害のすさまじさと被害を乗り越えて生きてゆく人間のたくましさを漫画で表現したものですが、選考委の評価は「読みやすい」「若い人たちにも原爆被害を知ってもらうには、漫画が効果的。その試みに挑戦しつつあることにエールを送りたい」というものでした。

                                                                          

 そのほか、活字部門では、朝日新聞編集委員の高木智子さんの『隔離の記憶 ハンセン病といのちと希望と』、イラストレーター・橋本勝氏の『長年にわたる一連の風刺漫画』、共同通信社編集委員・石井暁氏の『「防衛省 文官統制全廃へ」のスクープ』、那須南九条の会編の『もう戦争はこりごりだ』、映像部門では読売テレビ制作の『9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~』が最終選考まで残りました。

 

                                                                           

 候補作品84点は以下の通りです。(●は映像関係、カッコ内は推薦者・敬称略)

 

1 増山麗奈監督作品「ママの約束~原発ゼロでみつけた本当の豊かさ~」<アース   アートファクトリー、2014>(自薦)

2 女たちの戦争と平和資料館編著「日本軍『慰安婦』問題 すべての疑問に答えます。」<合同出版、13・11・5>(坂上美樹)

  • 3 藤本幸久・影山あさ子監督作品「圧殺の海」<森の映画社、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 4  坂田雅子監督作品「わたしの、終わらない旅」<シグロ、2015>(西晶子、鎌倉悦男、清水浩之)
  • 5 真鍋俊永監督作品「みんなの学校」<関西テレビ、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 6  鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン」<ぶんぶんフィルムズ、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 7 土井敏邦監督作品「“記憶”と生きる」<配給きろくびと、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 8 松島哲也監督作品「ソ満国境 15歳の夏」<製作委員会、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 9 ジャン・ユンカーマン監督作品「沖縄 うりずんの雨」<製作・配給シグロ、2015>(窪川典子、西晶子、鎌倉悦男、清水浩之)
  • 10  山田火砂子監督作品「山本慈昭・望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」<現代プロ、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)

11 島岡幹夫「生きる」<自費出版>(足羽潔)

12 中日新聞社「『平和の俳句』など戦後70年の平和主義を見つめ直す一連の報道」(漆原淳俊、稲熊均)

  • 13 楠山忠之監督作品「ひとりひとりの戦場」<オリオフィルムズ他、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 14 渡辺謙一監督作品「天皇と軍隊」<渡辺クリスティーヌ他、2009>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 15 毎日放送「家族づくり~子供達と里親の一年~」<15・3・29放映>(坪井兵輔)

     

    16 毎日放送「映像’14 知られざる最前線~神戸が担った“日米同盟”」<14・9・21放映>「映像’15 よみがえる最前線~神戸と核と軍事同盟~」<15・7・26放映>(坪井兵輔、鎌倉悦男)⇒坪井氏は第20回奨励賞(2014年)を受賞

    17 峯良一編著「金正恩の北朝鮮」<遊絲社>(自薦)

    18 橋本勝「長年にわたる一連の風刺漫画」(自薦)

     

    19 那須南九条の会編「もう戦争はこりごりだ」(松永博)

    20 石井暁「『防衛省 文官統制全廃へ』のスクープ」(折本和司)

    21 秋山理央撮影・編集監督作品「全国デモめぐり」<2015>(清水浩之)

  • 22 是枝裕和監督作品「いしぶみ」<広島テレビ、15・8・7放映>(清水浩之)
  • 23 小学館集英社プロダクション「団地ともお 夏休みスペシャル」<15・8・15放映>(清水浩之)
  • 24 佐竹直子「獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代」<北海道新聞社>(自薦)⇒今年度日本ジャーナリスト会議賞受賞

    25 上丸洋一「新聞と九条」<朝日新聞連載>(岩垂弘)⇒上丸氏は12年に第18回奨励賞受賞

    26 毎日新聞夕刊特集ワイドの「『平和』の名の下に」などの企画」(岩垂弘)

      1 吉田善明「平和と人権の砦 日本国憲法」<敬文堂>(田仲曉子)

  • 28 中国放送「母子草の花~原爆小頭症患者 母と子の70年~」<15・7・26放映>(自薦、清水浩之)

  29 中国新聞社「学ぼうヒロシマ 中学生新聞」<2015>(岩垂弘)

 30 信濃毎日新聞社「戦後70年 信州から『平和』を問う」(伊藤力司)

 31 おのだめりこ編著「戦争しない国が好き!」<高文研>(川田志津子)

 32 西日本新聞社安保取材班「戦後70年 安全保障を考える」(山浦修)

 33 浅川保「地域に根ざし、平和の風を」<平原社>(春日正伸、浅川保)

 34 山梨平和ミュージアム編「戦時下・戦後を生きて」<山梨ふるさと文庫>(春日正伸、浅川保)

 35 渋井哲也・長岡義幸・渡部真「復興なんて、してません」<第三書館>(河合力) 

 36 朝日新聞政治部取材班「安倍政権の裏の顔」<講談社>(河合力)

 37 高木智子「隔離の記憶 ハンセン病といのちと希望と」<彩流社>(自薦)

 38 関千枝子「ヒロシマの少年少女たち」<彩流社>(小俣光子)

 39 アジア記者クラブの一連の活動(木村知義)

 40 西岡由香「被爆マリアの祈り-漫画で読む三人の被爆証言」<長崎文献社>(関口達夫)

 41 上毛新聞「『御巣鷹日記』など日航ジャンボ機墜落事故30年に合わせた一連の企画」(関口健太郎) 

 42 ジョン・ミッチェル著、阿部小涼訳「追跡・沖縄の枯れ葉剤 埋もれた戦争犯罪を掘り起こす」<高文研>(芦澤礼子)

 43 キャサリン・ジェーン・フィッシャー著、井上里訳「涙のあとは乾く」<講談社>(芦澤礼子)

 44 神奈川新聞取材班「時代の正体-権力はかくも暴走する」<現代思潮新社>(中村易世)

 45 SEALDs編著「SEALDs 民主主義ってこれだ!」<大月書店>(中村易世、丸浜江里子)

  • 46 RKB毎日「抗いの記 記録作家・林えいだい」<15・10・2放映>(中村易世)
  • 47 NNNドキュメント’15「戦後孤児たちの遺言 地獄を生きた70年」<15・3・22放映>(中村易世、清水浩之)
  • 48 日本テレビ「南京事件 兵士たちの遺言」<15・10・4放映>(中村易世、鎌倉悦男、清水浩之)
  • 49 NHK熊本放送局「私は戦場に行かない~命がけで“非戦”つらぬいた青年~」<15・10・26放映>(中村易世)

50 ラジオ・アクセス・フォーラムの「ラジオフォーラム」(中村易世)

51 IWJ(代表・岩上安身)によるインターネット上での一連の現場中継放送とインタビュー番組(中村易世、丸浜江里子)

  • 52 岩崎雅典監督作品「福島 生きものの記録シリーズ3 拡散」<群像舎、2015>(笠原眞弓、鎌倉悦男、清水浩之)

53 ノーニュークス・アジアフォーラム編著「原発をとめるアジアの人びと ノーニュークス・アジア」(笠原眞弓)

  • 54 小熊英二製作・監督作品「首相官邸の前で」(2015、鎌倉悦男、清水浩之)
  • 55 森康行監督作品「種まきうさぎ、2015」<製作委員会>(鎌倉悦男、清水浩之)⇒森康行氏は第9回奨励賞(2003年)を受賞した「こんばんわ」の監督
  • 56 加藤哲監督作品「日本零年」<東風舎、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 57 斉木貴郎製作監督作品「17才の別れ」<サイズ、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)
  • 58 伊東英朗監督作品「放射線を浴びたX年後2」<南海放送、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)

●59 若月沿監督作品「筑波海軍航空隊」<プロジェクト茨城、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)

●60 松村克弥監督作品「サクラ花-桜花最期の特攻-」<製作委員会、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)

●61 池谷薫監督作品「ルンタ」<蓮ユニバース、2015>(鎌倉悦男、清水浩之)⇒蓮ユニバースは「蟻の兵隊」で第12回奨励賞(2006年)を受賞

●62 NNNドキュメント’15「これが最後です さようなら」<札幌テレビ、15・8・30放映>(鎌倉悦男、清水浩之)

 63 稲葉耶季「食べない、死なない、争わない」<マキノ出版>(小俣光子)

 64 大石芳野「戦争は終わっても終わらない」<藤原書店>(小俣光子)

  • 65 班忠義監督作品「太陽がほしい-『慰安婦』とよばれた中国女性たちの人生の記録」<ドキュメンタリー映画舎人間の手、2015> (小俣光子)
  • 66 テレビ静岡「つなぎ手~週3日の平和資料館~」<15・5・31放映>(橋本真理子、清水浩之)
  • 67 福井テレビ「私を覚えていてください 素敵な日本人へ」<15・5・30放映>(酒井美樹男)

 68 下野新聞社取材班「とちぎ戦後70年-終戦記念日特別紙面と一連のキャンペーン報道」(三浦一久)

 69 静岡新聞社取材班「轍(わだち)しずおか戦後70年」(宮城徹)

 70 琉球新報社「特集『戦場(いくさば)をたどる』を中心とした沖縄戦の一連報道」(松元剛)

 71 沖縄タイムス社「戦後70年 沖縄戦を次代につなぐ一連の報道」(与那嶺一枝)

 72 小林節子「私は中国人民解放軍の兵士だった-山邊悠喜子の終わりなき旅」<明石書店>(丸浜江里子)

  • 73 塚本晋也監督作品「野火」<2015>(丸浜江里子、清水浩之)

 74 本田雅和「朝日新聞連載ルポ『プロメテウスの罠』シリーズ・希望の牧場」(山本宗輔、白石草)

 75 遠藤美幸「『戦場体験』を受け継ぐということ」<高文研>(亀岡敦子)

 76 栗原俊雄「遺骨 戦没者310万人の戦後史」<岩波新書>(亀岡敦子)

  • 77 読売テレビ「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」<15・5・4放映>(鎌倉悦、清水浩之男)
  • 78 読売テレビ「凍土の記憶~シベリア抑留伝える女子高校生~」<15・11・1放映>(鎌倉悦男)
  • 79 朝日放送「『デモなんて』SEALDsの若者たち」<15・10・13放映>(清水浩之)
  • 80 フジテレビ「生きがい 千匹の猫と寝る女」<15・3・1放映>(清水浩之)
  • 81 三上智恵監督作品「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」<ドキュメンタリージャパンほか、2015>(佐藤博昭)⇒三上氏は12年に琉球朝日放送・制作「標的の村」で第18回奨励賞受賞
  • 82 本橋成一監督作品「アラヤシキの住人たち」<ポレポレタイムス社、2015>(佐藤博昭)
  • 83 河合弘之監督作品「日本と原発 4年後」<Kプロジェクト、2015>(清水浩之)
  • 84 毎日放送「なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち~」<15・9・27放映>(清水浩之)

 

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