今日は米国の戦没者慰霊・追悼の祝日で、この写真が話題。結婚して直にイラクに派兵で、戻ってきたのは棺で墓の中、妻は一緒に愛を交わした日々を偲んで、泣き崩れ墓の上にまたがる。米国でも日本風の考えの人もいて、軍人の妻が、はしたないと
http://www.labornetjp.org/news/2015/0524eiga
沖縄の一人ひとりの思いが寄せる渚の抵抗運動~映画『戦場ぬ止み』
笠原眞弓
ドキュメンタリー映画『戦場ぬ止み (いくさばぬとぅどぅみ)』を見た。
海保と防衛局の大きな船とたくさんのボートが大浦湾に出て、たった数隻の基地反対の漁船とカヌーを制圧する風景は、異常としか言いようがない。その闘いの合間を縫うように、闘いの現場に立つ人々の一人づつの想いが語られていく。闘いの現場とは、それだけが日常から切り離されてあるわけではない。毎日の流れの中に闘いがある。
三上智恵監督の前作、『標的の村』でもそんなことを再確認させられる映画だった。だからこそ、この2作目にも大きく期待していた。そして、それは、裏切られなかった。おばあは語る。闇夜に水を探して弟に飲ませた。朝見れば血の混ざった池の水だった。そ んな戦中を生きてきた。だから、トラックの前で、びくとも動かないのだ。
17年前、辺野古移設反対を生きてきた親子がいる。17歳になる息子は、将来を語る。弁護士かな?人の役に立つことしたいといいながら、警官もいいかなという。中に入って、内側から反対側になるように崩していく…と、健康な笑い声を立てる。ふたごの妹たちも、どうしたら止められるかと、考える。毎週家族でするロウソク抗議は、怖いけど怖くないと首を傾げながら話す。測量が終わって台船を取り払う日、ウチナンチュウの海保と今日は祝いだから、ヤギ潰して焼き肉パーティーだと海の上で約束している若者たち。
おばあが救急車で運ばれたあとで、「機動隊隊長、責任とって今すぐ辞表出せ。それだけの体力があったら、我々の隊長に抜てきしてやる」とトラメガが叫び、両陣営に穏やかな空気が流れ、若い機動隊員の顔が笑いをこらえてひきつる。
山城博治さんは、あなた達は、敵ではないとも県警や機動隊によびかける。そして、逮捕者が出たと聞けば、何があるかわからないから今日は解散し、明日は、奪還に集中するという。一番弱いところ、一番困っているところを助けるのが、民衆運動だからといいながら、山城さんは、みんなの想いを確認する。
翁長さんが知事になる。勝利をカチャーシーで表したのもつかの間、再開された工事に、また立ち向かっていく。沖縄が変わったら、本土が変わってほしいというおばあの言葉が深くしみる。
山城さんは、高校生の時から反基地運動に打ち込んでいたといい、愛唱歌「ウィシャルオバーカム」を歌い出す。映画館内からも、それに唱和する声が聞こえてきた。思わずの拍手や笑い声に、場内もまさに辺野古になった感覚に囚われた。
ポレポレ東中野で一日一回(夕方)の先行公開中だが、あまりの人気に、6月1日を抜かした6月5日まで、夜の部(21時から)が追加された。
声明を発表する学者ら=25日、東京(聯合ニュース)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/05/25/0400000000AJP20150525001700882.HTML
慰安婦の強制連行は実証済み 日本の歴史16団体が声明
【東京聯合ニュース】歴史学研究会など日本の歴史学関係16団体は25日、都内で「『慰安婦』問題に関する日本の歴史学会・歴史教育者団体の声明」を発表し、慰安婦問題を歪曲(わいきょく)する行為を中止するよう求めた。
声明は「強制連行された慰安婦の存在はこれまでの多くの資料と研究によって実証されてきた」と指摘。「事実から目をそらす無責任な態度を一部の政治家やメディアがとり続けるならば、それは日本が人権を尊重しないことを国際的に発信するに等しい」と強調した。
また、朝日新聞社が朝鮮人女性の強制連行を証言した故吉田清治氏に関する記事を取り消したことは、旧日本軍の同問題への関与を認めた1993年の河野洋平官房長官談話の根拠が崩れたことにはならないと主張した。
歴史学研究会の久保亨委員長によると、声明に参加した学者数は約6900人に上るという。声名は慰安婦問題の加害国である日本で活動する歴史学者らが意見を表明したもので、今後、日本国内の世論に及ぼす影響が注目される。
歴史学研究会は昨年10月、「吉田証言の内容の真偽にかかわらず、日本軍が慰安婦の強制連行に深く関与し、実行したことは、揺るぎない事実である」とする声明を発表した。その後、同団体は歴史科学協議会、日本史研究会、歴史教育者協議会など、声明の趣旨に賛同する団体と慰安婦問題の歪曲に共同で対応することにし、約半年にわたり関連団体の意見をまとめる作業を行ってきた。
- 「慰安婦問題解決を」 ソウル集会に日本の市民団体参加05-20 14:27
- 韓日歴史問題 「自制心を持って対処を」=米国務長官05-18 16:13
- 元慰安婦追悼施設建設が本格化 ナヌムの家一帯=韓国05-12 10:11
『朝日新聞』による2014年8月の記事取り消しを契機として、日本軍「慰安婦」強制連行の事実が根拠を失ったかのような言動が、一部の政治家やメディアの間に見られる。われわれ日本の歴史学会・歴史教育者団体は、こうした不当な見解に対して、以下の3つの問題を指摘する。
第一に、日本軍が「慰安婦」の強制連行に関与したことを認めた日本政府の見解表明(河野談話)は、当該記事やそのもととなった吉田清治による証言を根拠になされたものではない。したがって、記事の取り消しによって河野談話の根拠が崩れたことにはならない。強制連行された「慰安婦」の存在は、これまでに多くの史料と研究によって実証されてきた。強制連行は、たんに強引に連れ去る事例(インドネシア・スマラン、中国・山西省で確認、朝鮮半島にも多くの証言が存在)に限定されるべきではなく、本人の意思に反した連行の事例(朝鮮半島をはじめ広域で確認)も含むものと理解されるべきである。
第二に、「慰安婦」とされた女性は、性奴隷として筆舌に尽くしがたい暴力を受けた。近年の歴史研究は、動員過程の強制性のみならず、動員された女性たちが、人権を蹂躙された性奴隷の状態に置かれていたことを明らかにしている。さらに、「慰安婦」制度と日常的な植民地支配・差別構造との連関も指摘されている。たとえ性売買の契約があったとしても、その背後には不平等で不公正な構造が存在したのであり、かかる政治的・社会的背景を捨象することは、問題の全体像から目を背けることに他ならない。
第三に、一部マスメディアによる、「誤報」をことさらに強調した報道によって、「慰安婦」問題と関わる大学教員とその所属機関に、辞職や講義の中止を求める脅迫などの不当な攻撃が及んでいる。これは学問の自由に対する侵害であり、断じて認めるわけにはいかない。
日本軍「慰安婦」問題に関し、事実から目をそらす無責任な態度を一部の政治家やメディアがとり続けるならば、それは日本が人権を尊重しないことを国際的に発信するに等しい。また、こうした態度が、過酷な被害に遭った日本軍性奴隷制度の被害者の尊厳を、さらに蹂躙することになる。今求められているのは、河野談話にもある、歴史研究・教育をとおして、かかる問題を記憶にとどめ、過ちをくり返さない姿勢である。
当該政治家やメディアに対し、過去の加害の事実、およびその被害者と真摯に向き合うことを、あらためて求める。
2015年5月25日
歴史学関係16団体
日本歴史学協会
大阪歴史学会
九州歴史科学研究会
専修大学歴史学会
総合女性史学会
朝鮮史研究会幹事会
東京学芸大学史学会
東京歴史科学研究会
名古屋歴史科学研究会
日本史研究会
日本史攷究会
日本思想史研究会(京都)
福島大学史学会
歴史科学協議会
歴史学研究会
歴史教育者協議会
<英語版>
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/20728.html
[フォト]日本の平和運動団体「9条連」が日本軍慰安婦水曜集会に参加
日本の平和運動団体「9条連」メンバーたちが20日午後、ソウルの日本大使館前で開かれた「第1179回日本軍慰安婦問題解決のための定期水曜デモ」で、日本政府の憲法第9条守護と慰安婦問題の解決を求めるパフォーマンスを行っている=イ・ジョングン記者//ハンギョレ新聞社
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日本の平和運動団体「9条連」(憲法9条-世界へ未来へ連絡会)メンバーたちが20日午後、ソウル中区中学(チュンハク)洞にある日本大使館前で開かれた「第1179回日本軍慰安婦問題解決のための定期水曜デモ」で、日本政府の日本国憲法第9条(戦争放棄、戦力および交戦権の否認)守護と慰安婦問題の解決を促すパフォーマンスを行っている。「9条連」は、2008年以来、毎年一回、日本大使館前で水曜集会を主催しており、今年で8回目だ。
イ・ジョングン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2015-05-20 20:05
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/692155.html 訳H.J
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世界は、「慰安婦」問題の解決を求めている!
今回で1179回目となるこの日の集会は、「9条連」の主管で行われ、主催者の「韓国挺身隊問題対策協議会(以下 挺対協)http://goo.gl/Umj6mI」のメンバーや元慰安婦のハルモニたちと共に、謝罪と賠償を日本政府に求めた。
一方、「台湾の馬英九総統は就任7周年の20日、台北市内の総統府で記念演説を行った。総統府は、貴賓席に台湾人元慰安婦で90歳を超す陳蓮花氏を招待。馬総統は「蓮花おばあちゃんを見ると、一つの時代の悲しい物語を思い出す」などと語りかけた。馬総統は2014年4月にも元慰安婦女性2人を総統府に招待している(産経ニュース)」
...23日、しんぶん赤旗・栗原千鶴記者のソウルからの報道によると、ソウル市内で22日から開かれていた第13回目となる「日本軍慰安婦問題アジア連帯会議」が、日本政府に対し、「慰安婦」問題を早期に解決するよう求める決議を採択し閉会した。(TBS News:動画あり http://goo.gl/3ivR3w)
同決議は、「日本政府への提言」をまとめ、
(1)政府と軍が「慰安所」を立案・設置し、管理・統制した。
(2)本人たちの意に反して「性奴隷」にされ、強制的な状況におかれた。
(3)被害は多様で甚大であり、現在も続いている。
(4)当時の国内法・国際法に反する
という4点の事実を認めた上で、▽明確な謝罪▽謝罪の証しとしての賠償▽真相究明▽教科書記述などの再発防止措置――を求め、即時履行するよう要求、戦後70年にあたって安倍政権が準備を進めている「安倍談話」に対し、「河野談話」や「村山談話」を継承・発展させるよう求めた。
このアジア連帯会議は、「挺対協(尹美香〈ユン・ミヒャン〉常任代表)」の主催で行われ、フィリピンと韓国の元慰安婦6人が参加、東ティモール、中国、台湾、米国、日本、韓国、フィリピンの支援団体の関係者が集い、オランダ、カナダ、ドイツ、北朝鮮の各関係団体から書面で報告が寄せられた。
世界は、「慰安婦」問題の解決を求めている!
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