こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

桐生川での紅葉 2017年(その5)、千代の淵・千代が滝にて

2017-11-18 | 

前日の雷雨で水量が増した千代の淵・千代が滝は、わたくしにとって絶好の被写体であった。紅葉のほのかな映り込み、部分的に当たる木漏れ日で浮き出る流れ、濡れて重質感に満ちた岩、体内まで響く重低音に駆り立てられて、わたくしはしばらく急流にレンズを向けた。

 

この淵と滝では、悲しい言い伝えがある(梅田地区には民話が多い)。

 

今年は台風による大雨と強風で、広葉樹の葉は散ってしまった。この画像を2013年11月に撮影した。このときは紅葉が比較的美しかったが、流れをクローズアップしたくなるほど水量は多くなかった。自然はまことに気難しい。

 

流れはかすかに虹色を帯びているようである。何度かシャッターボタンを押してみたが。

 

木漏れ日のいたずら。なぜだろうか。わたくしには、カラオケで歌いたくなる「神田川」の歌詞が浮かんでくる。

 

滝壺にて。清流ならでの色彩が木漏れ日で現れた。

 

さて、ダム湖では晩秋の装いが美しくなった。

 

 

撮影、11月16日午前(淵と滝)、17日正午頃(ダム湖)。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿