こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

キレンゲショウマの開花、2018年7月

2018-07-12 | 

今朝は、突然の雨に後押しされたのであろうか、キレンゲショウマの蕾が開いた。まだ一輪が開花したに過ぎないが、花が雨に濡れ風で揺れる姿には独特の雰囲気がある。


今春の異常な寒さで芽ばえは約2週間遅れたが開花は昨年にくらべて1週間ほど早い、

 

 

午後になると雨滴が消えた。花びらの長さは約4 cmである。日差しが全くない空模様であったが、花の色には濁りがほとんど感じられなかった。そこで、あの美しいキンランの花に出会ったときの感動を思い出して、シャッターボタンを押してみた。

 

開花する前の蕾(昨日)。開花直前の蕾も美しい。

 

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)はアジサイ科キレンゲショウマ属の多年草だ。関東地方には自生地がない。葉の形には他の草花にない面白さがある。育てている株において、花の長さ9-11 cm、幅12-15 cmである(草丈は60-80 cm)。

 

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7月12日午前・午後。EOS 6D、EF 100 mm F2.8L、EF-70-200 mm F4L、ピクチャースタイルはスタンダード。