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改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

背伸び

2008-10-19 23:15:17 | 勉強
10月15日(Wed) 評定 涼
前と同じメニュー

10月17日(Fri) 評定 暑
前と同じメニュー

10月18日(Sat) 評定 快晴 暑

jog
ストレッチ
ドリル
踏み切りドリル
短助走跳躍練習
100m流し×3

c-down


すっごい久しぶりに太陽の下で走った。最近は夜の練習ばっかりで毎日似たようなメニューになってしまう。


踏み切り技術は…、短助走でなんとかハマる程度だから、全助走で踏み切ったら潰れるのが目に見えてる。


右手が完治したらスパイクつけてちゃんと着地まで練習して、うまく踏み切れるところを探していかないといかん。




でも東大までに右手治ったらポールにも出たいなぁ…。






今週、思いっきり背伸びしてミニ国際会議なるものに出席してきた。


全部英語。初めてでちょっとビビり気味だった。


近い将来こんなところで発表できるようにがんばらないと!





でも、司会者が発表者に日本語でフォローしちゃった場面が一回あった。





もぉー…

2008-07-25 00:09:43 | 勉強
他人に何かを説明するとき、僕の場合ちょっと気を抜くと、その前提となる事柄や自分では当たり前だと思ってることの説明をついすっとばして話をしてしまう。


あとこの傾向は特に般教科目の講師や教授に多くて、そんな授業をさんざん受けてからというもの、自分がそうならないように常に気をつけているつもりではいたけど…、今日の研究発表でおんなじことをやってしまった…。


猛省…。




科学と解釈学

2008-07-23 23:54:38 | 勉強
サイエンスは論理パズルだと、最近思うようになった。


これの実験をやればあれが出てくるだろうと予想して、実際やってみると微妙に違う結果が出てくる。もしくは全く違う結果が出てくる。


実験条件や手順を吟味したり再実験をしたりして結果の信頼性を評価しながら、あれの論文で言ってることを使えばこの実験結果の一部が導けそうだけど、あれを批判してるその論文のあそこの計算とは一致せずに真っ向から対立する、一方であっちとこっちの論文のなにを合わせればこの結果とうまくリンクして矛盾が解消されそうな気がするけど、それでも新しい仮定を置かないとロジックが通らない、どうやら何か未知の現象が含まれているようだ、これを検証するための実験は…、仮定をサポートできそうな論文は…、などと考える。


まるで、完成形もピースの数も不明なパズル。

そもそも、今手にしていると思っているピースは幻かもしれない。

そのピースを収めるためには、他の未知のピースを先に探さなきゃいけないかもしれない。

収まるところに収まったと思っていたピースも、いつ根元から崩れるか分からない。



不安定で収まる場所があるのかも分からない場所を探すように、実験をして結果に説明を与えて…、の無限ループ。





非常に楽しい。


ハードの設計

2008-06-24 00:04:13 | 勉強
電気情報系の学生なんだから回路設計ぐらいできないと。

と、変な動機で電子回路A、B、集積回路工学を勉強し、今やっと集積回路設計演習という授業をやってる。

研究テーマとの直接的なカンケーは全くない。


ここまで勉強してきて、「回路設計にはセンスが必要」という意味がやっと分かった。

レイアウト設計はパズルだ。


いろんな制限がある中で、いかに効率的に配線を敷き詰めるか。

この最適化はプログラムじゃ出来ない。(最適化っぽいことをするアルゴリズムはあるけど完全な最適化はできない。仮に出来たとしたらNP完全問題が解けたことになって人工知能の世界に革命が起きる。)


これで、ソフトウェアとハードウェアの設計が一通りできるようになった…

はず?






もし研究者としてやっていけなくてもシステム設計で仕事ができるかな…


なんて人生に保険掛けるようなヤらしい考え方してる自分がイヤだ。



とりあえずTOEICがまた伸びた。+65点。
もっと前からちゃんとやっときゃ良かった。




僕の研究分野について他人に説明しようとしても、その重要性やそもそもなんでそこが科学研究の対象になるのかを分かってくれない人が結構な割合でいるもんで、たまに非常に肩身の狭い思いをすることがある。

ずいほうシミュレーション

2008-05-24 00:11:08 | 勉強
ずいほう坂ダッシュで、一番が下がってビリが上がるやり方について。

果たしてこれで本当に全体で遅い人が前に速い人が後ろに移動しているのかどうか。


単純にモデル化してシミュレーションするプログラムを組んでみた。


public class Zuiho {
	static Group[] zuiho;

	public static void main(String[] args) {

		init();
		for(int i = 0; i < 5; i++)
			System.out.println(zuiho[i]);
		System.out.println();

		for(int t = 0; t < 100; t++) {

			for(int i = 0; i < 5; i++)
				zuiho[i].run();
			for(int i = 0; i < 4; i++)
				zuiho[i].swap(zuiho[i + 1]);
			System.out.println(t + 1);
			for(int i = 0; i < 5; i++)
				System.out.println(zuiho[i]);
			System.out.println();
		}

	}
	static void init() {
		zuiho = new Group[5];

		zuiho[0] = new Group(15.0f, 14.0f, 13.0f, "A", "B", "C");
		zuiho[1] = new Group(12.0f, 11.0f, 10.0f, "D", "E", "F");
		zuiho[2] = new Group(9.0f, 8.0f, 7.0f, "G", "H", "I");
		zuiho[3] = new Group(6.0f, 5.0f, 4.0f, "J", "K", "L");
		zuiho[4] = new Group(3.0f, 2.0f, 1.0f, "M", "N", "O");
	}	
}



class Runner {
	float speed;
	String name;

	Runner(float speed, String name) {
		this.speed = speed;
		this.name = name;
	}

	boolean fast_than(Runner r) {
		return r.speed > this.speed ? false : true;
	}

	public String toString() {
		return name;
	}

}


class Group {
	Runner r[];

	Group(float s0, float s1, float s2, String n0, String n1, String n2) {

		r = new Runner[3];
		r[0] = new Runner(s0, n0);
		r[1] = new Runner(s1, n1);
		r[2] = new Runner(s2, n2);
	}

	void swap(int a, int b) {
		Runner tmp = r[a];
		r[a] = r[b];
		r[b] = tmp;
	}

	void run() {

		for(int i = 0; i < 2; i++) {
			if(r[1].fast_than(r[0]))
				swap(0, 1);
			if(r[2].fast_than(r[1]))				
				swap(1, 2);
		}
	}

	void swap(Group back) {
		Runner tmp = r[0];
		r[0] = back.r[2];
		back.r[2] = tmp;		
	}

	public String toString() {
		return r[0] + " " + r[1] + " " + r[2];
	}	
}







上のプログラムのとおりに実行した結果↓

A~Oの15人がいて、速さは常にA>B>C>…>N>Oとする。
速い人が前にいる状態を初期状態として、走るごとの状態遷移は以下のとおり。
10回目まで。



A B C
D E F
G H I
J K L
M N O

1
F B C
I E A
L H D
O K G
M N J

2
I C F
L E B
O H A
N K D
J M G

3
L F I
O E C
N H B
M K A
G J D

4
O I L
N E F
M H C
J K B
D G A

5
N L O
M F I
K H E
G J C
A D B

6
M N O
K I L
J H F
D G E
A B C

7
L N O
J K M
G H I
C E F
A B D

8
M N O
I K L
F H J
D E G
A B C

9
L N O
J K M
G H I
C E F
A B D

10
M N O
I K L
F H J
D E G
A B C


あんまり面白い結果じゃなかった。

だいたい6回以内でほぼ最終状態に遷移するらしい。

それ以降はとなりの組と行ったり来たりするだけ。





これぐらいならプログラム走らせるまでもなく紙とペンで追いかけられるだろうと、あとで気づいた。


ハンダの蒸気が目にしみる

2008-05-08 20:56:09 | 勉強
今日の午後、研究室で作った実験の道具。




フラッシュラグ効果と仮現運動の実験。それ自体はCRTディスプレイでもできるけど、奥行き方向に回してみたいから実物を作った。

LEDとか抵抗器とかボードとか買ってきて、久しぶりに電子工作した。
制御信号は自分で家から持ってきたFPGAボードの拡張ピンから直接。

制御プログラム書いてボードに送って論理合成するとこよりも、ハンダづけのが面白い。


思ってたのは出来たけど、でもなんか物足りないなぁ…




自転車に方向指示器とかつけてみようかなぁ…


何が新しいんですか?

2008-05-02 23:54:41 | 勉強
このあいだ、論文読んで内容を発表するというのをやったけど、どうやら視覚研究の古典的な領域でほとんどやられてる研究だったらしく、何が新しいんですか?と言われてしまった。

両眼視差が奥行き方向の運動に関して知覚される形状の恒常性がどうのという話。


論文読んで、ほんとかいなと思って、自分でも似たような実験系を作ってデータを確かめたり、数式を全部フォローしたりして納得した上で発表したのでまぁ勉強にはなったけど…





今頭の中で温めてることはいっぱいあって、しょっちゅう勝手に実験組んでやってるけど、だいたい学部の4年生が考えることなんてほぼ確実に他の誰かがとっくの昔に詳しく調べてるもの。




いろいろやってみるのはいいけど、何をやるかをちゃんと吟味して研究しないとイカン。





と、先生に言われた。




…でも、こんなことできるのはテーマがまだちゃんと決まってない身分の特権。




好きなように実験考えてやりながら、それが結局この分野の古典を勉強することになってるから結果オーライ。

たぶん今のところは。

…の場合は…の限りでない。

2008-04-08 00:23:07 | 勉強
夏に受ける、国家試験の電気通信主任技術者、共通試験過去問をやってるときのこと。

最後の選択肢がなんとダニエル電池。出題者が5個目の選択肢を思いつかなくてテキトーに入れたのがみえみえじゃないか。

すっごいバカにされてる気がする。






こんなとこよりも、法規が大変。

文章に句点がねぇ!!



不幸のメール

2008-02-23 08:25:37 | 勉強
あの「昭和医大」チェーンメールがおとといボクのとこにも届いた。学校の友達から。


内容とかモラルがどうとかはともかく、不幸の手紙の類は自然界に存在するネットワークの構造を調べるという点で個人的に興味がある。


最近流行りの複雑系のネットワーク科学の研究によると、インターネットやWWW、生態系から人間関係、脳の神経回路にいたるまで、自然に発生するネットワークはスモールワールドになってるとかクラスタ化されてるという隠れた特有の性質があって、つまり何かというとノード数がとてつもなく多いにも関わらごく少数のステップでどのノードともリンクできるというもの。

それの構造のおかげでニューロンの同期がとれて「意識」がどうしたとかいう話になっていく。




研究室で今自分がやってるのが視覚的注意の立体分布を測る実験だけど、これと並行してやろうと思ってることがもう一つあって、国語辞典に載ってる言葉それぞれがその解説文中にある単語から多重継承してるものと仮定することで辞書の中でのネットワークを調べてみて、それがオフジェクト認識機構として人工知能に乗せられないかと。
古典的な人工知能と似てそうでいて全く新しい画像認識手法だと思う。

今は研究室で特に何か課題みたいのがあるわけじゃなく、好き勝手にやりたいことやらせてもらってる状況だから別に文句言われたりしないだろう。




僕は情報の人間で生物について今はほとんど無知だから、情報工学の立場で視覚情報処理の仕組みをトップダウン的にモデル化してみるのが仕事。

どんな形のネットワークを使えば神経回路を記述できるか。複雑なネットワークに隠された設計原理は何か。


まだまだネットワーク科学は発展する余地がいっぱいあると思ってる。もしかしたら、こんな複雑系を説明できるネットワーク理論が出来るかもしれない。










そういえば昔、鬼玉で「『プチ不幸のメール』として送られてきた、10文字以内のプチ不幸な文章を考えよう」っていうまる決があった。

まる決本2(174ページ)に乗ってるネタ↓(ラジオで読まれてハンコ押されたやつ)

便座カバーがズブ濡れ(RN:キリン)
オマエのラーメン冷めろ(RN:くまんちゅー)
プーさんがガリガリに(RN:SHIDAN)
チチ コドク スグ カエレ(RN:ハルトとサクラのパパ)
マリリン・マンソン登場(RN:ひろ坊)
小籠包破裂(RN:こけし)
それも似合ってません(RN:マリもっこり)





なんと、来週の金曜にまる決本3が発売される。

早く読みたい。