クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

新ジャーマン・スポーツ?

2009-06-14 21:00:06 | クルマ

どうもドイツのスポーツカーにはライトウェイトスポーツカーという単語に当たるクルマが想像つきません。ドイツといえば、AMGやBMW M、ポルシェなどどうしても大排気量、高価格というイメージが付きまといます。
そこでVWはどうなのでしょう。R32,R36は別にして、GTIの存在です。全てハッチバックなので爽快なドライブは楽しめないでしょう。しかもゴルフを除き、ポロやルポ(生産終わったけど・・・)のGTIの評価は懐かしい、悪くいえば古めかしいホットハッチの感触と聞きます。
そこでこのフォルクスワーゲン・コンセプトブルースポーツです。このスタイリング!まさにドイツ車といった感じです。大きくて目立つフェンダーをつけた姿はミニ四駆に似ています。この金属と金属を合体させて作りあげられたようなスタイリングはものすごくクリーンに見えるのに、走る楽しさを兼ね備えているという矛盾というか魅力があります。
このクルマはディーセルエンジンを搭載していますが、そのスペックは180馬力、トルクは30kを越すという・・・・。十分すぎるスペックのエンジンが引っ張るのは1200kgにも満たない軽量なボディ。こんなに良い予感しかしないドイツ車があっただろうか!?(笑)ドイツ車は基本的に失敗しない。ドイツ車に定期考査のような平均点があるとすればそれはかなり高いものでしょう。その平均点がどんどん引き上げられていくなかで開発しなくちゃいけません。
この電子工具のようなコンセプトブルースポーツは新しいジャンルとしてどれだけ頑張っていけるのでしょうか。まだこのクルマに関するVWからの正式なアナウンスはありません。しかし、自動車業界関係者に試乗会を開くなど生産には前向きなようです。2012年に発売という噂も。ドイツのオタクのような技術を見かける日はそう遠くはないようです。





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