フォルクスワーゲンから特別仕様車「ゴルフ GTI Pirelli」が発売されます。
これはゴルフの高性能モデルであるGTIに名門ピレリのチューンを施したスペシャルモデルです。
エクステリア、インテリア共にピレリによる専用装備が設定されています。
見た目だけではなく中身もスペシャル。エンジンは、最高出力230馬力、最大トルク30.6kgmを発生する2Lの直噴ターボ。トランスミッションに、6速DSGを組み合わせて、中々ハードな雰囲気。
カラーバリエーションは専用色のブラックとイエローのみ。
1000台限定で、その内訳はブラックが830台、イエローが残りの170台というもの。
ほとんどが専用装備で、結構胸がくすぐられるモデルですが、このピレリとのコラボはもう数十年前から存在していたものだとか。
さかのぼってみると初代GTIの頃まで。(!)
1983年、初代GTIの最終モデルをベースに作られたモデルでした。
それから25年の歳月をかけてまた同じようなモデルが作られるとは・・・。初代はやはりビートルの後継車としてそうとう威信のあるものですが、なぜ5代目の現行に設定されたのでしょうか。確かに5代目は今までのゴルフのイメージを位置から覆すものでした。
4代目あたりから「計画」が実行されて、5代目では完全に「脱ベーシック」というミッションが遂行されたわけです。初代とは違う方針ではあるけれど、初代と同じくらいワーゲンにとって5代目は大切にしていたモデルだったのはないでしょうか。
もう少しで6代目の登場。ゴルフⅤの終焉はピレリによって祝われたということで・・・。
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