イタルデザイン＝流麗only＝間違い

イタリアのクルマといえばフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、そしてアルファロメオ。そう、想像つくのは流麗で速く、豪華なＧＴカーばかり。イタリアといえば情熱の国。赤が似合うクルマがほとんどです。
しかしながらあのメーカーを忘れちゃいけません。FIATです。イタリアを代表する大衆車メーカーです。その中でも有名なのがチンクエチェントそしてパンダです。
この２台は長く造り続けられ今での熱心なファンがいます。
今回僕が注目したのはパンダのほうです。これがあのＧ・ジウジアーロがデザインしたと思いますか？１１７クーペやその他いろいろな高級ＧＴカーをデザインした神のような人がこんな実用車をデザインするなんて。これいかにも「生活の道具」のような感じがして、とっても好きなクルマなんです。このクルマ、駆動を切り替えるセレクターが付いているのです。そう、今でゆうクロスオーバーＳＵＶみたいな一面も。このクルマは白に黒のカラーリング、いわゆるパンダカラーがとても良く似合います。メカニズムやその他の機能はシンプルで突っ込み所がないです。
イタリアのクルマは綺麗で速くてカッコイイ。そんなだけじゃ済まされないのです。
いまの自動車はシンプルって事を忘れているような気がします。本来のクルマの意味を考える上でパンダははずせない存在であり、また、名車として今後も語り続けられることでしょう。。。