クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

なんでフォードに食われたんだろ・・・。

2007-07-08 21:03:05 | クルマ
以前までボルボといえば世界一安全なクルマとして有名な会社でしたが今はフォードグループのプレミアムカー部門の一つとなっています。
最近のボルボはというとリコール隠しやその他もろもろと問題があり、売り上げはかなり落ち込んできています。
そこで一昔前のボルボに注目してみました。その中でも異色の480と780です。

480はボルボ初のハッチバックとして注目を浴びましたが商業的には成功せず。
ターボ付のエンジンはマイルドな乗り味で暴力的なものではなかったようです。
ハッチバックといえば前の記事にありましたが最近日本でC30がデビューしました。これもハッチバックです。デザインはこんなエッジの効いたものではなく近代ボルボの滑らかな感じです。480は古い三菱スタリオンに似ています。

で、もう一台のクーペはイタリア、ベルトーネ社がデザインした、780です。僕がこのクルマの存在を知ったのはたった1年前で、そのクルマを初めて見たとき、「こんな優雅な車がボルボにあったのか!!」と、とても驚きました。
流線型ではないけれどこんなに僕も感動させたクルマは初めてかもしてません。
こんな上品なクルマは・・・・。ってコレ当時はやっぱり高かったらしいです。これぞ、グラントゥーリスモです。780は左ハンドルしか輸入されなかったらしく、日本では480と同じくあまり売れませんでした。右ハンドル仕様があっあらもう少し売れたかもしれません。


あ~あ、こんなにいいクルマ作りが出来るのに、フォードに買収されてからもう金庫のようなクルマは生まれないのでしょうか?確かに今のボルボも安全性能に抜かりがあるとは思えません。でも、昔のボルボにあったオーラというか言葉に言い表すことができないスゴイものが無いというのは・・・・。
ちょっと残念です。

最近新車ラッシュで頭のなかはきらきらの内装や電子デバイスのことでいっぱいです。数日間チョイ古グルマに注目していきたいと思います。

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