クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

クリオ・スポールのドイツ版??

2007-08-27 11:50:50 | クルマ
実は結構前にもう発表されていたんですね。全然知りませんでした。
何を?
それはモチロン最強のコンパクトカーです。
その名も「ゴルフGTI W12-650」。

名前からも分かる通り、W型12気筒エンジン搭載しています。ゴルフの最強モデルはR32だとばかり思っていましたが上には上がいるんですねぇ。いたといいうよりは上を造ったといったほうがいいかもしれません。
この外観は本当にすごそうなスペックを予感させます。巨大はエアインテーク、扁平タイヤ、拡大されたフェンダーなど、全てがスーパーです。唯一GTIだと分かるのはフロントグリルのGTIのエンブレムとGTI専用のホイールデザインでしょうか。
6.0リットル・バイターボW12エンジンは出力650PS、トルク750Nmです。フロントシートの後ろにエンジンを置いて、降臨駆動でMRです。0-100km/h加速は3.7秒、速度計の針は325km/hに到達します。
このゴルフは一台だけのコンセプトカーです。VWによるとこのド級コンパクトカーはVMによると「ルマン24時間耐久レースのペースカーとなり得るゴルフ」だそうです。なんだそりゃ!?
以前NEWビートルをベースに4WD機能や、200psを越すエンジンを搭載した最強のモデルが存在しましたね。あれは確かVWの社長がオーダーメイドで作られたモデルでしたが、これはVWの監査役、そして会長の鶴の一言で開発にこぎつけたらしいです。このクルマの製作期間はなんと6週間のみ!!すごいな。

リアもこの通り。4本出しのマフラー。そしてエアロ。どの角度から見てもすごい外観です。
内装もバケットシートを使った本格派。とってもスパルタンです。あくまでコンセプトカーなのにもかかわらず、カーナビを搭載しているところは大衆車の紙、フォルクスワーゲンですね。
でも、ボディの剛性はどうなのだろう?650psのパワーをこのボディは受け止められるのでしょうか。
このクルマはあのルノー5・ターボやルノークリオ・スポールを思い出します。というか造り方はまったく同じですよね。
もし市販されたとしたら価格帯は最低で600万円、最高で900万、といったところでしょうか。


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