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国立附属中学は一般の小学生にとって合格は難しい 参考用

2019-10-31 07:34:27 | 日記
もうそろそろ願書提出、11月に入れば、学校説明会が集中すると思います。
昨年子どもは国立大附属と私立中高一貫校を受験し、両方合格しました。
これは、ひとえに親子で協力して合格できたと言えます。
塾は、国語の個人と冬休みの冬期講習に行ったぐらいでした。
※冬期講習は、面接対策が目当てで、学習は付録的な意味合いがありました
ですから、子どもは、ほぼ自宅学習。
学校の宿題以外に毎日平日3時間以上、休みともなれば5-6時間勉強をしていました。

地元の国立大附属は、学校開放日(土曜日)・説明会(平日、これに出席できないと受験資格なし)、
当日の入試の送り迎えの合計3回行きました。

なぜ一般の小学生は合格が難しいのか?
地元の場合、附属小学校と同じ入試をしますが、他都道府県では、
附属小学校は、全員持ち上がりや兄弟枠・合格後の抽選があり、
成績が、その子たちよりも優秀でないと、合格はかなり難しいと言えます。
また、我が子の地元の国立大附属も、塾データによれば、
同点もしくは合計が20点ぐらい下でも、附属小学校の子が合格しています。
もちろんそれに対してクレームを言ったとしても、おそらく面接で附属のほうがよかった、
と言われるだけでしょう。
昔は、附属小学校の子は、400満点中200点も下駄をはかせてもらったようです。
※附属中出身の子の話です
ですから、大抵毎年合格ラインが200点そこそこですから、まず合格できた。
ところが、高校入試の時には、進学校に行けれない子が続出。
それから、徐々に下駄の点数が減っていったようです。
※あくまでも、私の地元の話です
ですから、定員300人に対し、150人が附属小学校の場合、合格枠は150人と計算したほうが無難です。
実際、毎年落ちるのは、附属小出身は1人か2人ぐらいの少数です。

また、我が子が受けた入試も、正直附属小のためか?という問題が出題されていました。
我が子は、附属中まで片道1時間半はかかる距離なのですが、
社会・理科が、附属中学近くの公園のいわれや地元の祭り(有名でない)など、
地元時事問題が、その前の年と比較し、一般的ではありませんでした。
また時事問題は、地元と一般的なものが出題されるのですが、一般的なものはありませんでした。

それでも、我がが合格できたのは、ひとえに「運」としか言いようがなかった。
塾によれば、算数がいい子は受かりやすいから、その影響もあると言われましたが、
私は、ただ単に「運」と思っています。
実際本人は、あの試験問題にげんなりし、私立に行くことを選択しました。
この選択が将来どうなるかはわかりませんが、
これから受験は山場を迎えます。
体調管理にはくれぐれもお気を付けください。

指定校推薦 続き 参考用

2019-10-30 07:43:51 | 日記
昨日不足した分の追記です。

指定校推薦を辞退した場合(合格後の話)、後輩に迷惑がかかるというのは、オーバーな。
と思われそうですが、実際次年度から話が来なくなった、という話はあります。
おそらく一番有名なのは、早稲田大学に進学予定だった元巨人軍の桑田真澄投手。
ドラフトで巨人に指名され、親友の清原選手(同じPL学園で1年から4番打者)も巨人希望だったために、
かなり苦悩していたことは、あの当時有名な話でした。
清原選手は、西武に1位指名され、結果的には、西武→巨人に行ったわけですが、
桑田選手は、早稲田大学の指定校推薦を蹴って、巨人に行ったため、
次年度からPL学園は、早稲田の指定校制がなくなってしまった話は有名です。

ですから、特に校内選考は慎重論が付くのです。
早稲田・慶応などの有名私立の指定校推薦ももちろんありますが、
かなり少数です。
一般的には、偏差値40-50代が多いようです。
ですから、合格後、
「考えてみれば、もう少し上の大学でも、自分行けれるんじゃないか」
と思うのは、人間の心理としてわかりますが、
やはりやめたほうが、いいでしょう。
ただし、親が死亡・失業などの場合なら、例外的に認められる大学も存在します。
4年ないし、6年間確実に授業料が払え、学業を第一に考える生徒が進学する、
それが指定校推薦なのです。
もし迷いがあったりする場合は、早めに保護者・担任に相談するのがいいでしょう。

ただし、よく聞くのは、指定校推薦=成績がいいとは限らないために、
大学で単位を落とす学生も多いようです。
スポーツで成績の良かった生徒は、そういう傾向にあります。
ですから、慎重論が付きまとうのも、あながち間違いではないかもしれませんね。

なぜ高校は指定校推薦を嫌うのか? 参考用

2019-10-29 07:45:53 | 日記
昨年度の大学入試は、
「この生徒なら絶対合格する」
という生徒が、不合格という事態が全国的に発生しました。
実際我が子が通学する中高一貫校も、同じことが起き、
学校は大変だったようです。

それは、

指定校推薦


を選択した高校が全国的に多かったことと言われています。
指定校推薦は、通常ほとんどのの大学が実施する推薦入学と違い、
受験したら、ほぼ100%合格するという制度です。
ただし、新設の高校は、まずこの制度はなく、実績のある進学校は、
かなりの指定校になっている学校も多いです。
ですから、本人よりも、保護者がこの制度を利用して合格させたい!!
と思っているパターンが多いです。
でも、高校側はそうでもない。
まず、この指定校制は、合格後の辞退を学校側は認めません。
例えば、指定校制を安全パイにして、難関国立を受けて受かっても、
ダメです。

これは、後輩の指定校制の道が閉ざされてしまうからです。
ですから、私の勤務していた進学校は、300人生徒がいて、
結構な難関私立の指定校制があっても、たった一人、
両親が公務員の子だけが指定校制を利用して行きました。
授業料が払えないから、行けれなくなったということがないように、という学校側の考えです。

また、昔は結構その学校も、指定校制を利用して、バンバン合格者を出していました。
でも、この制度の場合、当然合格した生徒は、勉強をせず、
まだ受験が残っている生徒のモチベーションが下がってしまった、ということで、
なくなってしまったということです。
※全国的に公立高校は、こういう考え方が多いです
ですから、学校側が嫌うのです。

でも、来年度は、いよいよ共通テスト導入。
民間の英語でごたごたはありますが、この制度は変化がないでしょう。
となると、やはり、今年・来年も指定校制利用者は多いのではないでしょうか。
大変な時代ですが、のりきって頑張っていきましょう。