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中学受験をするべきか否か 参考用

2019-10-19 09:44:08 | 日記
小学校6年生は、もうすぐ受験の学校もあり、
親子とも追い込みを意識しだす時期ですね。

去年、我が子は受験したわけですが、我が家が住んでいるのは、
かなりの田舎なので、受験そのものが、かなり特別でした。
我が子の年には、クラスで2名程度ですが、
友人の子どものところは、200名児童がいても、2名だったようです。
でも、卒業生に、私立・国立附属がいる場合、結構な人数の受験生がいる場合もあります。
これは、地の利もあり、近い小学校は多い傾向にある、と感じました。

この間、地元中学に進学した同級生のお母さんと会って話した時、
中学受験をするしないは、家庭観の影響が大きいなあと思いました。

センター試験が記述式共通テストになることもあり、
都市部では、クラスの1/4程度が受験するのが例年の学校が、
もう半分近くにまで迫る勢いのようです。
これは、大学までエスカレーター式で入学する学校が人気で、
中高一貫校人気は、そんなに大差なかったようです。
ただし、このエスカレーター式の場合、大学進学時、好きな学部学科は選択できない、
など、不利な点もあり、外部受験する生徒もいるのも事実です。

中高一貫校の場合、あくまでも私の印象ですが、
思ったよりも、暢気に過ごすという空気感がありません。
高校受験しない分、部活を楽しんだり、暢気にできるかと思いきや、
資格試験・補習・演習・定期テスト、など勉強関係が目白押しです。
ですから、勉強したい子は、どんどん進んでいく。
何度言われても夏休みの宿題をしていない子は(びっくりですが、いるんですよ)、
居残り決定。
それでもしない場合、保護者呼び出し。
※この中には、医者や教員の子どもも結構いて、びっくり
しない生徒はしないの典型です。

ですから、地元進学高校のミニ版に近い感じですね。
実際地元進学高校は、おかしくならないのか?と思うぐらい、
13年前は勉強詰めでした。
今は、昔とはレベルが違い、合格ラインも緩やかで、
浪人も1/3はします。
また、短大や専修学校の進学者も増加したのは、時代もあるのかもしれません。
そして、驚きは、同じ学校なのに、入学者のレベルが年によって違うこと。
これは、附属中出身者の数も影響されるようです。
どうも今年の3年は、東大2桁行きそうだ、という意見もあるようです。

ちょっと横道にそれましたが、中学受験は決してゴールではありません。
その先にも勉強していかなくてはならない。
自分と同様・さらに上のレベルと競っていくのです。
小学校では、学年1位と言われた我が子でさえ、私立に行けば、平均そこそこ。
毎日毎日勉強しても、知識は増えても、同級生も勉強しているから、
順位は上がって行かない。
それでも、投げずに、繰り返し繰り返し勉強をしている。
我が子は、要領がよくないので、地道にしていくしかないことをよく知っています。
ですから、優秀というより、勉強に対して貪欲な子が向いていると思います。
実際数学毎回1位の子は、数検合格時、特に優秀ということで、
賞状と盾をもらっていました。
いったいどんな勉強をしているのでしょうか?
中学受験がゴールではないという意味は、レベルの高い学校は、
高校で進学時、容赦なく、別の学校に進学を進められます。
ですから、中学は調査書も関係ないし、と思っていたら、
大変なことになった!!という実例もあります。
ですから、中学受験のさらに先を考えられる子どもは、
私は頑張って行けれると思います。