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おすすめの本 お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! のじままなみ著

2019-10-16 07:38:13 | 日記
初めてこの題名を見た時、中学生の親としては、かなり衝撃を受けました。
そして、その通りだ…
と、つくづく思いました。

我が家は、小学校時代は、5年生の頭まで学童保育だったので、
改めて性教育・不審者に関して、全くというほどしていませんでした。
中学に上がるとき、電車通学で、自分一人になってしまうこともあり、
ちょっとした性教育をしましたが、娘も照れてしまい、
うまくいったとは言えません。
この本によれば、

性教育の適正年齢は、3-10歳。

えー、早すぎでしょう!!


私もそう思いました。
でも、読んでみると、納得なのです。
実際、我が子が危険な目に合う中学生ぐらいは、もう思春期で、照れてしまい、うまくいかなかった。
我が家は、まだ親子の会話がありますが、これぐらいになれば、もう親とは口を利かなくなる家庭も増えます。
それでいて、性に関しては、興味津々になってくる年代。
性の被害者は女性のイメージですが、女性は6割、残りは男性です。
ですから、我が子が加害者にも、被害者にもなりえます。
今は、昔と違い(もしかしたら、公にならなかっただけかも)、性の被害者も低年齢化傾向にあり、
幼稚園ぐらいから危機管理はしたほうがいいのです。
よく小学校あたりから、不審者という言葉を聞きますが、黒ずくめのマスクをした、なんてわかりやすい恰好は、まずしていません。
ごく普通の人、しかも残念なことに性犯罪は、顔見知りというデータもかなりあります。
実際私も幼少期、訳も分からず、大人からキスをされたり、今思い出しても、危険な目に5回あっています。
ですから、性被害者にならなかったのは、「運」としか言いようがありません。

この本に書いてあるように、なら、「性」をどこで学ぶのか?
私と同世代の方は、「毎度お騒がせします」という、木村一八・中山美穂主演のドラマから学んだ人も多かったと思います。
批判も多かったドラマですが、まさか中学生の同級生が、もう性に関心を持つなんて、この時初めて知りました。
男性の場合は、成人向け雑誌・AVなどで何となく学ぶ(?)機会はありますが、
女性は、まず、友人から話を聞いて、
「ああ、そういうことをするのね」
と情報を得、興味を持ち(ここで自分は遅れたくないと思う子は早い)、なんとなく付き合った彼と経験をしていくパターンが多いです。
特に、今の時代は、処女性が大事にされないので、大学生まで処女・童貞は馬鹿にされがち。
ただし、10代は男性も女性も妊娠しやすいからだなので、妊娠はたった1回とか2回でしてしまうケースも多々あります。
経験ない人に言っておきますが、はっきり言って、「痛くてたまりません」。
しなくて済むなら、しなくてもいい、痛さです。
本当に性教育って、大事だなあと、つくづく思いました。